nagajisの日不定記。
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コンテンツもさることながらCDのレーベルやジャケットにもかからなければ.ということで昨晩中格闘していた.5度Macが落ちた.Macに文句を言うと不機嫌になるってホントだと思う.
ジャケットは今の所ORJの構成とほとんど同じになると思う.いろいろ書こうとするとクドくなるのでごくシンプルに.というわけで作ったバックカードはコチラ.
...ええとごめんなさい嘘です本式では真面目にやります.極個人的にはこういうノリにしたいとは思うけれど、これをいざ配布する段階になって恥ずかしくなったりしそうだ.
じゃあなぜ作るのか? それはきっと、AppleのHW開発陣が新規ハードウェアを作るにあたってPowerPC604e×12のモンスターマシンを作ってみたりするアレだと思う(あの話は本当なのかなあ.ずいぶん前の伝聞だから間違っているかも知れない).要は自分のテンションを上げるおまじないみたいなものか.そうでもしないとまた落ちそうだぜこのクソ忙しさは.
好きな方は上のファイルをプリントアウトして差し替えてくださいませ.拡大縮小せずに打ち出して、四隅の線の内側を結ぶようにして切ればそのままアウトサイドのカードと背表紙になるはずです.
OFF会前にうまく設定できなかったhogefuga@the-orj.orgのpop・SMTPがようやく設定できるようになった! CDの注文ではせいぜい活用させていただこう.ポイントはユーザー名に@the-orj.orgをつけなきゃいけないってところだ(それが普通なのかなあ.少なくとも別所のアレはユーザー名だけだ)
ふとここで思い付いたのだが、寄稿してくださった方にthe-orj.orgのメールアドレスを進呈するってのはどうだろう? いや実にたった今思い付いたのだが.FMラジオのステッカーみたくていいかも知れない.100個くらいは登録できるらしいしな.但し添付ファイルは2〜3MBくらいまで、メールボックス容量もあまりおごってあげられないと思う.
以前の続き.毛見隧道がいつ作られたかを知りたかったというところから.和歌山市の側はとにかく蔦まみれで扁額すらまともに見れない状態、南側は「乾坤純和」という四字成句と「久一書」という文字だけだった.
まずは和歌山県の国道工事事務所に電話したのだけど、その返事では昭和22年竣工だという話だった.「戦前だったら近代土木遺産間違い無しですよ!」みたいなことを言ってしまって赤面したものだ.が、それを先生に伝えると.さまざまな点から鑑みてそれはないはず、ということで和歌山市の道路課に問い合わせて下さった(!)結果、大正14年に「共用開始」という情報が出てきたそう.さすがだ...詰めの甘さは天下逸品なnagajisだ.
自分のほうでも追加調査した.「久一」は長谷川久一で間違いなく、大正13年から昭和2年まで県知事を務めている.隧道については和歌山市史に記述がないことは把握していたので、隣の海南市の市史や戦後まもなくに和歌山県が発行した「あゆみ」などを読んでみた(いずれも近くの阪大図書館にあって助かった.市史の類が地味に充実しているので重宝する).直接的な情報は出て来なかったのだが、確かにこの頃に琴の浜あたりまで開通していたようだ.そのうえ昭和22年は南海大地震でドタバタしていた時期.相次ぐ台風による災害復旧工事ともあいまって財政的に苦しんでいた時期だったようだ.
海南町史によると、路線(県道和歌山御坊線)の改修自体は大正12年に県議会で決定していたものの、当時の海南町の中心部付近で土地買収に絡んで紛糾した模様.新道を通すか旧街道を拡張するかの二案があって、どちらにするかで長いこと工事が中断している.そうこうしているうちに県知事が代わって、内務省長官だった長谷川久一が就任.大正13年のこと.そうして紛糾している区間を置いてさっさと前後の道を作ってしまったらしい.
扁額に掲げられた「乾坤純和」は陰陽調和して平和なさまをいうそうだ.隧道という陰、日の差す道の陽、二つの完成を祝した言葉と読み取れるけれども、土地買収でもめた経緯を踏まえるとちょっと穿った見方ができてしまう.自分の利益ばかり考えて紛糾している2者に対して「もうちっと妥協せんかね」という皮肉みたようなものに.
長谷川久一という人は結構面白い人で、当時の道路系雑誌にも多くの寄稿をしている.内容も「織田信長の道路改良」「旅人西行の心境」などというものがあって、いろんな角度から「道」を考えた人だったんだろうなあと思う.ちなみに長谷川は東京都知事や警視総監なども務めているエリート官僚也.
忙しくてもやっぱり見ちゃいますよねtaiheiさん、と勝手にシンパシー(ゴメンナサイ).丹那トンネルの話が特に興味深い.今だったら(といってももう終わってるけど)間違いなくプロジェクトXになる物語だ.
断層と温泉余土と記録的な出水に悩まされて15年もの歳月を費した丹那トンネル.あちこちでその話を聞くけれども、ここまでまとまって、かつ解りやすい解説はないと思う.魔の4950フィート.へし曲るI鋼.左下の貫通.奇妙な客.2度生還した男.勝手に脳内でスーパーインポーズ(古)がかかったり田口トモロヲがナレーションし出したりして困る.「急所が冷えると」云々という話も載っていた.ソレも一種の「技術の伝承」ですよ!>mty.さん(水没意識調査参照)
export_pref.phpの修正.現状ではpointerが正しく設定されない.そもそもズームが効かないのは何とかしたい.GETで投げるか.
getSize()の値も変.Firefoxでは+6されるようだ.