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旧道倶樂部録"

nagajis不定記。
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1941-11-15 この日を編集

[陸幼日記]十一月十五日 土曜日 晴

二千を始めて単独にて走りたり。長距りは心身の鍛錬上最も良しと思う。夕食後は明日の準備にすごし特に何もなさず。


1942-11-15 ソロモン海戦戦果・地方民米英思想 この日を編集

[陸幼日記]十一月十五日 日 晴

運動班にて金峰山登山。三・五〇起床す。我は河内に行くを以て自転車にて行く。八時征服。十時下山し井上・高橋・入江と河内に赴き蜜柑を手にして百貫石を廻りて帰校。八景水谷にても之を食し十五時帰校す。自転車にて此の度初めて終日遶りかど大部早くして行程多く充分に目的の浩然の気を養い得たり。晴れいたるに依り天山を眺むるを得たり。
 十一月十二日よりのソロモン海戦々果
  撃沈巡六 駆一 飛十人げきつい
我方戦一大破 駆二沈没 飛十余未還

〔欄外冒頭「関門海底随道開通 昭十年起工したものなり。」、次いで「今日地方の民衆の心わかりたる感なせり。未だ英米思想あり残念」〕


2006-11-15 勝手に佳境・書いて現実逃避 この日を編集

[バックナンバーCD] CDレーベル、ジャケット他作成

 コンテンツもさることながらCDのレーベルやジャケットにもかからなければ.ということで昨晩中格闘していた.5度Macが落ちた.Macに文句を言うと不機嫌になるってホントだと思う.

 ジャケットは今の所ORJの構成とほとんど同じになると思う.いろいろ書こうとするとクドくなるのでごくシンプルに.というわけで作ったバックカードはコチラ

...ええとごめんなさい嘘です本式では真面目にやります.極個人的にはこういうノリにしたいとは思うけれど、これをいざ配布する段階になって恥ずかしくなったりしそうだ.
 じゃあなぜ作るのか? それはきっと、AppleのHW開発陣が新規ハードウェアを作るにあたってPowerPC604e×12のモンスターマシンを作ってみたりするアレだと思う(あの話は本当なのかなあ.ずいぶん前の伝聞だから間違っているかも知れない).要は自分のテンションを上げるおまじないみたいなものか.そうでもしないとまた落ちそうだぜこのクソ忙しさは.

 好きな方は上のファイルをプリントアウトして差し替えてくださいませ.拡大縮小せずに打ち出して、四隅の線の内側を結ぶようにして切ればそのままアウトサイドのカードと背表紙になるはずです.

[ORJ] POPメール@the-orj.org

 OFF会前にうまく設定できなかったhogefuga@the-orj.orgのpop・SMTPがようやく設定できるようになった! CDの注文ではせいぜい活用させていただこう.ポイントはユーザー名に@the-orj.orgをつけなきゃいけないってところだ(それが普通なのかなあ.少なくとも別所のアレはユーザー名だけだ)

 ふとここで思い付いたのだが、寄稿してくださった方にthe-orj.orgのメールアドレスを進呈するってのはどうだろう? いや実にたった今思い付いたのだが.FMラジオのステッカーみたくていいかも知れない.100個くらいは登録できるらしいしな.但し添付ファイルは2〜3MBくらいまで、メールボックス容量もあまりおごってあげられないと思う.

[] 毛見隧道その2

 以前の続き.毛見隧道がいつ作られたかを知りたかったというところから.和歌山市の側はとにかく蔦まみれで扁額すらまともに見れない状態、南側は「乾坤純和」という四字成句と「久一書」という文字だけだった.

 まずは和歌山県の国道工事事務所に電話したのだけど、その返事では昭和22年竣工だという話だった.「戦前だったら近代土木遺産間違い無しですよ!」みたいなことを言ってしまって赤面したものだ.が、それを先生に伝えると.さまざまな点から鑑みてそれはないはず、ということで和歌山市の道路課に問い合わせて下さった(!)結果、大正14年に「共用開始」という情報が出てきたそう.さすがだ...詰めの甘さは天下逸品なnagajisだ.

 自分のほうでも追加調査した.「久一」は長谷川久一で間違いなく、大正13年から昭和2年まで県知事を務めている.隧道については和歌山市史に記述がないことは把握していたので、隣の海南市の市史や戦後まもなくに和歌山県が発行した「あゆみ」などを読んでみた(いずれも近くの阪大図書館にあって助かった.市史の類が地味に充実しているので重宝する).直接的な情報は出て来なかったのだが、確かにこの頃に琴の浜あたりまで開通していたようだ.そのうえ昭和22年は南海大地震でドタバタしていた時期.相次ぐ台風による災害復旧工事ともあいまって財政的に苦しんでいた時期だったようだ.

 海南町史によると、路線(県道和歌山御坊線)の改修自体は大正12年に県議会で決定していたものの、当時の海南町の中心部付近で土地買収に絡んで紛糾した模様.新道を通すか旧街道を拡張するかの二案があって、どちらにするかで長いこと工事が中断している.そうこうしているうちに県知事が代わって、内務省長官だった長谷川久一が就任.大正13年のこと.そうして紛糾している区間を置いてさっさと前後の道を作ってしまったらしい.

 扁額に掲げられた「乾坤純和」は陰陽調和して平和なさまをいうそうだ.隧道という陰、日の差す道の陽、二つの完成を祝した言葉と読み取れるけれども、土地買収でもめた経緯を踏まえるとちょっと穿った見方ができてしまう.自分の利益ばかり考えて紛糾している2者に対して「もうちっと妥協せんかね」という皮肉みたようなものに.

 長谷川久一という人は結構面白い人で、当時の道路系雑誌にも多くの寄稿をしている.内容も「織田信長の道路改良」「旅人西行の心境」などというものがあって、いろんな角度から「道」を考えた人だったんだろうなあと思う.ちなみに長谷川は東京都知事や警視総監なども務めているエリート官僚也.

[土木デジタルアーカイブス] 丹那トンネルの話

 忙しくてもやっぱり見ちゃいますよねtaiheiさん、と勝手にシンパシー(ゴメンナサイ).丹那トンネルの話が特に興味深い.今だったら(といってももう終わってるけど)間違いなくプロジェクトXになる物語だ.

 断層と温泉余土と記録的な出水に悩まされて15年もの歳月を費した丹那トンネル.あちこちでその話を聞くけれども、ここまでまとまって、かつ解りやすい解説はないと思う.魔の4950フィート.へし曲るI鋼.左下の貫通.奇妙な客.2度生還した男.勝手に脳内でスーパーインポーズ(古)がかかったり田口トモロヲがナレーションし出したりして困る.「急所が冷えると」云々という話も載っていた.ソレも一種の「技術の伝承」ですよ!>mty.さん(水没意識調査参照)

[ToDo]

 export_pref.phpの修正.現状ではpointerが正しく設定されない.そもそもズームが効かないのは何とかしたい.GETで投げるか.

 getSize()の値も変.Firefoxでは+6されるようだ.


2007-11-15 まずいな・・・ この日を編集

でかくなりすぎた・・・タイムアウトで切られるひとが多数出るかも知れない。

修正かかります。気がついて良かった。

AM4:47

Workaround骨子完成。cgi経由で送出せずに済む穴を開けた。ユーザー名とパスワードを二度入力しなければならないので使いたくなかった手だが...非常事態だ。

どたばたしていて入金操作が出来ていない方あり。メールも返事ができていない。申し訳ありません!!!

AM7:50

50.6MB...減らんわ。。。

限界までやる。いまできるのはベストを尽くすことのみ。

PM4:00

AM11:30、統合版完成。の後に寝てしまい、その間にも振り込み通知が...ただいまから作業にかかります


2008-11-15 この日を編集

いつものように落ちてます>the-orj.org

少々早くったって対策にはならんのだなあ...

[企画] 鳴川山OFF

近日中にスケジュールを詰めて参加希望の方々にご連絡します。あれこれあって進んでません(ゴメンナサイ!)。少々お待ちを。ダン・オハラ辰さんが参加される予定です。masaさんも来られるといいなあ。

[橋梁] ミネソタ橋落下

発行を終えた気安さから書いてみる。ミネソタの橋落下、最終調査報告が出たそうだ。最大の原因はトラスをつなぐガセットプレートの強度不足。設計ミスで本来取るべき厚さの半分しかなかったらしい。また崩落した時は片側車線が工事中で工事車輌などが偏ってあったために変な力が加わって、ラッシュアワーになって崩壊した、と。ということは最初に言われてた支承のモンダイではなかったのね。

思い返せばもう1年以上も前の話。ガセットプレートの強度不足は途中経過で報道されてたんだろうなあ。あれこれ言う割に疎いnagajisなり。ふははっ。

画像の説明ガセットプレートは確かこのへんの部材。梁同士をつなぐ添板。ミネソタの橋とは全く異なるトラスで失礼。いい写真がなかったのよ。…というのを書いて、デジカメ画像のバックアップを上書き保存してしまつだ(大汗。 似たような構図のやつがあるから、まあ、いいか・・・。あ、写真の赤線、上の辺のソレは上弦まで覆い枡。図の線はちと足りてません。

[独言] 言い訳

今号の「KINIAS発表報告」は作業の最後のほうで空き時間ができたので慌てて作ったものゆえアンケートがありません。&、ごっつ手抜きです。ご了承ください。ご指摘ERRATA嘘大袈裟紛らわしいはnagajisあっとまあくthe-orj.orgとかここのツッコミとかで受けつけます。(ホントはIさんが貰ってくださったんですが・・・貧乏性発動しますた。喋った内容も改めて打ってふせんで入れてます)

高橋メソッドは賛否両論あるけれど(いやこれは方法論としての話で)、作る側としては「本当に主張したいこと」を自分自身に対して明確にできるという利点があることを、作りながら気づいた。余計なコトを書きすぎなんだよな原稿は。

そうそう、KINIASの公式サイトは移転していたのでした。

新ホームページhttp://kinias21.hp.infoseek.co.jp/

今日気づいたnagajisは会員失格の助。トップページの「産業遺産とは何ぞや」解説が大変わかりやすいです。廃道テーマで発表したのは無理矢理っぽいなあと改めて思ってみたり。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ しとろん [KINIAS発表の梗概とプレゼンpdfファイルが落とせないんけど、私の方に問題があるのかなぁ? ダウンロードページからも落とせるようにしてもらえるとありがたいっす。]

_ nagajis [あちゃー! TUKAさんに「大丈夫落とせるから」なんて大見得切っちゃったやつだ! ゴメンナサイ、直します...]

_ nagajis [ひとまずダウンロードページから落とせるようにしました・・・]


2009-11-15 この日を編集

[奇妙なポテンシャル] #129

デフラグしたところでこんなにしかならんのでは>nagajis

画像の説明

[独言] 安住してるつもり

ガムの銀紙の中でクダラナイ一生を過ごしてなさいってことだ>某

と書くと攻撃的になるが某=nagajisなんだなあ。今はoffen(c|s)eに回る気力もないよーん。

[ToDo] 個人的ToDo

有巣峠の件は今月中に片付ける事。

[KINIAS] 滑検査所

滑検査所の資料読みはKINIAS的によいネタなのではないか、とじわじわ思いつつある昨今。その前に吉野の筏業もちっと勉強しなければならないだろうが。吉野町史/川上村史/五条市史新旧/山が学校だった/天理のビブリア(の冊子)読んだくらいじゃ太刀打ちできないだろうなあ(そうそう、吉野林業叢書みたいな大鑑があったはずだ。未見)。今度Iさんに相談してみよう。

副次的に木馬道の開通年が推測できたりしないかと思ったり思わなかったり。そういう輸送路との絡みで。でもあれか、大正〜昭和初期というと吉野発電所ができた頃だから、大滝より下流しかわからないわけか。ふむ。とすると飯貝とあわせれば吉野発電所水路をどんだけの筏が通ったのかわかるわけだ。というかそういうのって既にあるんじゃね。まあたいつもの回りくどいことになるなあ。

その前に摺子を投稿しておきたい>KINIAS

[ORJ] 廃句

わはは、謎なぞになってしまった。時にはこんなイミフなんがあってもいいでしょう。ヒントはスキッパー。御主人様は昭和30年代に天に召されましたとさ。

そういや前回テに犬釘を出展したが、慌てて詰め込んだせいでどこの犬釘かわからんようになった。沢川、水越線が混じっているはずだが。

戦前の鉄は純度が高く厚さ計測用の放射性物質も入っていないからいい鉄だと聞いた事がある。液シンの測定室なんかはそういう鉄を鉄筋に使ってたとか何とか。陸奥からサルベージした陸奥鉄とか。それはどうでもいいとして、煮豆の時に使うと美味しくなるらしい。試した事はないし試す機会もなさそうだが。

いやいや、これはいつかやってみよう。お笑いネタ。錆を落とすところから始めないとな。

[廃道巡] うーん

思ったより難しいぞ>蛇腹折り


2010-11-15 この日を編集

[奇妙なポテンシャル] #202

画像の説明「茶柱タツ」という純和風の人物名は、それはそれで悪くないと思う。青島幸男的老婆を連想させる表情も「ない」選択肢ではない。背後に何か物語がありそうな−−−例えば急須の茶葉を紅茶に変えて黙って置いておいたりだとか、茶こしを外して黙って置いておいたりだとかといった悪戯を好むお茶目なおばあちゃん(86)−−−を想起させる。事あるごとに「茶柱タツ・・・」と呟いてその存在を思い出したりしてみたくなるようなポテンシャルを秘めている。

ただし彼女だけでは「奇妙な」ポテンシャルにはならない。奇妙なポテンシャラーとして引っかかるのは相方と思しき老人「エコロじいさん」の存在である。老婆の相方ということはやはりつれあいであろうと思うのだが「茶柱」姓でないところにモヤモヤを感じる。仮につけてみたところで「茶柱エコロ」である。今どき流行りのキラキラネームなら有り得なくもないだろうが、平成の御代における爺さんの下の名前が「エコロ」というのはシチュエーション的に想像し難い。

そもそもつれあいではないのかも知れない。イタリアかフィンランド辺りからの移民エコロ・G・フェルナンド氏(78)であるかも知れない。日本茶に魅せられその栽培方法を学ぶため日本にやって来たエコロ氏。帰化を果たして三十有余年、茶柱タツ師匠のもとで日夜伊勢茶の栽培に励むエコロ氏。茶は急須で飲め。ソビエトロシアでは急須が茶を飲む。

[奇妙なポテンシャル] #203

柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺

正岡子規の名句である。

先日、NHKのアナウンサーが

柿食えば 鐘が鳴る鳴る 法隆寺

と言い間違えそうになっていた。フリートーク的な場面であったから何という問題にもならず、むしろもう一人の「そんなに沢山鳴りません」というツッコミが秀逸だと思ったのでそれはよしとしたい。ごんごんごんごんと連打される梵鐘を想像して頬が緩んだのは私だけではないはずだ。

それが言いたいのではなくして、「鳴るなり」を「鳴る鳴る」と言い間違えそうになった根本原因は、きっと長崎堂のCMにあるのだと思う。

鐘が鳴る鳴る長崎堂 カステラふんわり夢の色

続けて書いてみると味わいが増す。

柿食えば 鐘が鳴る鳴る長崎堂 カステラふんわり夢の色

字足らずである。ソビエトロシアでは鐘があなたを撞く。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ iso [「茶柱が立つと幸せ」というのは、「恵方巻き」という売り方を考案したようなものだという来歴が無視されているのもまた一興。]


2011-11-15 この日を編集

[独言] まだおわらねえ

C/O.寝る.

いや違うか,「まだおわらねえ」という見出しを入れたんだからCategory/Onlyじゃないな.

[] Nyan Cat

疲れた時はNyan Catを観て,それからNyan Cat Dance [Indian Bollywood Version]を観てげらげら笑うといいよ.

[独言] 放射能の臭い

コバルト棟で照射実験してた頃は臭いがあったな.数千Ciの60Coを使ってγ線照射するんだけど,オペ室の扉を開けた直後に入ると微かな刺激臭がした.もちろんコバルトは鉛箱にしまってある.数十秒前まで放射線をバリバリ出す放射性物質があったところへ入ると臭うのだ.たぶんオゾンが発生してたんだと思う.

O2→2O・

O2+O・+e-→O3

この臭いを戯れに「放射能の臭い」と言っていたけれども,まさかマジで使い出す人が出ようとは思わなかった.本気で臭いを感じる人がいたらその人はその時点で即死してる.1Ci=3.7×1010Bq,その103倍のオーダーで放射線を浴びてることになるからな.

[独言] 土倉庄三郎の墓

日曜日,校了報告のつもりで土倉庄三郎の墓を訪ねた.大滝上手の龍泉寺の墓所にあるとは聞いていたが,訪れるのは初めてだ.

画像の説明

墓所の一番低い所に垣根に囲まれた一区画があり,それが土倉家と植田家の墓地のようだった.植田家は妻の政子の実家であって,その縁で一所にまとめられているらしい.垣根は低く,よく見渡せるのだけれども,入り口に門があったりしたこともあって,中に入るのはよしておいた.

遠くから見るとどれが庄三郎の墓なのかわからない.あとで聞いたところ,一番奥の右から?番目ということだった(自由に入ってもよいとのこと).政子の墓はたまたま通路に近いところにあったので気づくことができた.真ん中の段の階段の左にあるのがそれだ.

この中に庄三郎の墓があるんだな,と思いながら見渡して真っ先に思ったのは,とても小さく質素なものだということ.稀代の土豪一家でありながら,墓はどれもつつましやかで,それは他の家の墓石と変わるところがない.一家の中でも庄三郎のが特に大きいということもない.村に生き,村に死んだ一人の人物というまでである.いろいろと物思わされる.

[奇妙なポテンシャル] #262

寝るとかいいながらよく眠れない.コーヒーのせいかも知れない.なんか書いて時間をつぶす.

画像の説明この間東京メトロのトイレで見た張り紙.最後の一文が気にかかる.なんでそこで切るんだろう&そういう揃え方にするのだろう&最後から1Lが一画落としじゃないんだろう.

いや,そうせざるを得なかった理由はわかってるんだ.頭一画落としで本文4行目と5行目を続けてしまうと「。」が行尻になる.Wordのデフォルトは確か追い出しだったはずで,そうすると最後の行が「す。」で終わってしまう.格好悪い.かといってぶら下がりにすると枠と干渉する.これも格好悪い.追い込みにはならなさそうな気がする.横幅96%にするとかいう手段も姑息でしかない.とか何とかいう感じで,あれこれ悩んだ結果「もうどうでもいいや」といって投げたに違いないんだ.

表題の「禁煙についてのお願い」というのもいまいちよくない.喫煙不可を伝える内容なのだから,ストレートに「禁煙のお願い」でいいんじゃないか.「…についての」などと書くと他に何かありそうなように読めてしまい,最後まで読まないとはっきりしない.まどろっこしい.

「禁煙にご協力して頂いております」という表現もまわりくどい.このトイレの所有者は東京メトロだ.そこで禁煙を求めるのにそんなへりくだる必要はあるまいよ.「トイレ内は禁煙です」でいいじゃないか.そうすると3行目は不要になるが.「ご協力*して*頂いて」というのが妙に感じるのかも知れぬ.「(第三者が)ご協力する」とは言わないんじゃないか.なんか,もやもやする.

別にメトロに文句を言っているのではない.自分が書きなおすことを考えた場合に,これという代替文/妙案が浮かばないからもやつくのだ.

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ ocoze@三重 [メトロどぜうことば ]


2012-11-15 この日を編集

[独言] キラ☆キラ☆ネーム

と書いてDQNと読む例の読めない名前、実は「諱」が先祖返りして発露したものではないかという仮説を立てている。

その昔、名前を識られるということは即ち呪詛対象にされ得るということであった。神に願掛けをする時はその神の名を唱えることで効果が増すものと信じられていた。神の御名を第一声に唱えるのは、私はあなたを知っているのだ、だから願いを叶えてくれ、という脅しに他ならなかったのだ。だから昔の人は「人に呼ばせる名前」=通名とは別に、本当の名前=諱を持っていた。

世の中が進み、社会が複雑になってくると、人の名を呼ばねばならない機会が格段に増えた。人が無闇に増えた結果、自他を明瞭に区別してもらい、あわよくば自分が一つ抜きん出て覚えられることを望むようにもなった。だから通名を連呼し、わざわざ名刺に刷って配るまでになって、自身あたかも通名=本名であるように錯覚し始めた。人に覚えてもらうためにわかりよい名前をつけることも多くなった(選挙立候補者が下の名前をひらがな書きにしたり等)。そうして諱なるものが存在したことさえ忘れられてしまった。

そして今日、DQNネームと称される「読めない名前」が増えている。敢えて読みにくい名前にしているとしか思えないような珍妙な読みをするものが多い。それが今までの通例通りでないため人の耳目を集めている。やがてはこれが普通になってしまうのだろう。ここではDQNネームの良し悪しを論ずるつもりはない(してもいない約束を勝手に破っているだけであるから)。そうではなく、何故「読めない名前」が流行るのかを考察する。

この、シニフィアンとシニフィエの乖離に準えるべき現象に対し、筆者は諱の精神に通じる何かを感じるのである。特徴的な名前にすることで人に覚えてもらうことを狙っただけでなく、しかしそれが発話できないという罠を仕掛けることで、声に出して呼ばれること即ち呪詛の対象になることを避けようとしているのではないかと思うのだ。そう狙っているわけではないかも知れないが、DNAに刻み込まれた諱精神が心の奥底で作用しているに違いないと思う。だから先祖返りだという表現がぴったりだと思うのだ。

んでそうなった原因は「千と千尋の神隠し」。あれが全部悪い。

そういえば、人の名前に「さん」をつけて呼ぶようになったのはいつ頃からだろう。昔は(諱があったから)呼び捨てにしていただろうが、もしくは「殿」をつけて呼んでたはずだが。「さん」って何のことなんだろう。「どん」は「との」の訛化だろうけど「さん」はわからない。方向を指す「さ」かも知れん。

[独言] KNT

の帰りに考え事をしながら下車し、考え事をしながら改札に向かって、切符を入れずに通り抜けてしまった。もちろんピコンピコン鳴ったうえドアに叩かれた。駅員さんの視線が痛かった。お前は自動改札を知らない十数年前のおれか。呆け云々以前の問題である。切符は降りる時に使うものだ。覚えとけnagajis。

[独言] どう頑張っても

デジカメで撮影した写真は、 印刷物にすると、どう頑張ってもデジタルだとバレてしまう。特に料理写真。うっすらスモークがかかったようになって、色が鮮やかでなくて、とても旨そうに見えない。画面で見る分には申し分ないのだが、印刷すると途端にまずそうに見える。それを無理栗補正したギットギトな画像も目につく。あれは一体なぜなんだろう。RGB →CMYK変換を失敗したわけでもないだろうに。

CanonのEOS-1Ds mkIIなんかはきれいに出ててさすがと思った記憶がある(自分が持ってたわけではない)。そのせいでCanonのほうがいい発色という先入観があるが、どのパンフレットも似たり寄ったりになってきた。みながみなNikonに流れたわけでもあるまい。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ 謎の元自衛官 [「さん」は「様」の変形かと・・・]

_ nagajis [あ、そういわれればそうですね(汗 すっかりヌケてましたははは。 しかし今度は「様」ってなんだろうという疑問が。(これは検索したら出てくるかな?)]

_ yamayuu [「手紙の書き方」(だったかな?)という古い本の記憶によると、大昔は、相手に直に手紙を届けるのは失礼なこととされていて、お付の人に届けるものだったそうです。「さま」は、誰それの方へ、と漠然と方向を示..]


2014-11-15 この日を編集

[独言] 煉瓦2題

受付に画像をもらって埋め草を2つ。教えたとおりにやってくれたので刻印写真が2つ増えた。ありがたいことだ(とゴマを摺っておかないとすぐ不機嫌になるから)。

「今月の煉瓦」を始めた頃にはここまで続くとは思ってなかったなあ。岡町住宅地が刻印見本市だと知って以来 、 着実に興味の重心を奪っていっている。しかしもう一歩を踏み出すべき浅瀬が見つからぬ。深淵にどんどん引っ張り込まれていくばかり。なんとかして片付けたいんだがなあ。

月末にKINIASで発表しなければならないのだがテーマが定まっていない。煉瓦を研究すること・煉瓦製造業の歴史を明らかにするうえで課題になると思われる事項を列挙。あまり旨くない。府下工場(刻印が明らかになっているもの)を列挙しても終わらないだろうし。課題のほうは煉瓦製造業組合のこととか、、なんかそればかり。

[独言] ねこ

画像の説明 猫飼いたいなあ。

[独言] 煉瓦2題

受付に画像をもらって埋め草を2つ。教えたとおりにやってくれたので刻印写真が2つ増えた。ありがたいことだ(とゴマを摺っておかないとすぐ不機嫌になるから)。

「今月の煉瓦」を始めた頃にはここまで続くとは思ってなかったなあ。岡町住宅地が刻印見本市だと知って以来 、 着実に興味の重心を奪っていっている。しかしもう一歩を踏み出すべき浅瀬が見つからぬ。深淵にどんどん引っ張り込まれていくばかり。なんとかして片付けたいんだがなあ。

月末にKINIASで発表しなければならないのだがテーマが定まっていない。煉瓦を研究すること・煉瓦製造業の歴史を明らかにするうえで課題になると思われる事項を列挙。あまり旨くない。府下工場(刻印が明らかになっているもの)を列挙しても終わらないだろうし。課題のほうは煉瓦製造業組合のこととか、、なんかそればかり。

[独言] ねこ

画像の説明 猫飼いたいなあ。


2016-11-15 この日を編集

[ORJ] 終えました

C/O。補遺を入れたのはがんばったと思う。町の歴史とか入れたらもっと良かったんだけどな、力不足。

[D] 11/14 2

恐ろしく勾配のきついトンネル状の構造物の中にいる。見上げる高さに入り口が四角く小さく光っている。そこから今いるところまで、横に膨らみながら降りてくるトンネル構造。勾配は60度近くある。ほとんど崖である。

足を滑らせれば一気に転げ落ちていくだろうというそのトンネルは、そんな無茶な勾配ながらロープウェイの遺構であるらしい。膨らんでいるのは行き違い箇所の付近にいるからだ。

いま自分が立っている場所は、膨らんだ隧道が再びすぼまっていく辺り。その辺りに何やらごちゃごちゃとひっかかっていて、そのおかげで留まっていられる。ちょうどその辺りに横坑?らしい通路があって、自分はそこを通って入ってきたらしい。。

下方は10mほど下で出口だが、その辺りの勾配は上方よりもさらにきつく見える。うえに出口の光りようが怖い。ただ青く光っているばかりで、まるで空だ。空中にポンと放り出されて終わり、というふうに見える。

一体どうなっているのだろうーーーケーブルカーであれば路面くらいはあるだろうに、あるいは周囲の植生とか、駅構造物とかあるだろうにーーーと興味を持ってしまったのが運の尽きだ。わさわさと引っかかった雑多なモノを乗り越えて下方へ行ってみようとしてしまう。ごちゃごちゃの上に立てば、まるで真下に穴があるような立ち位置になる。あ、これ、落ちたら死ぬな、と思った瞬間に足を滑らせ、案の定な展開に。反射的に床のごちゃごちゃに手をかけたおかげで墜落死は免れたけれども、そこから這い上がるのにとても苦労した。足がかりになるものがなかったからだ。土塊か腐木かよくわからないが、踏めば崩れるモロモロとしたものが下方の床には詰まっていて、そのせいで中々あがることができない。

腕にばかり力を入れていたら、手をかけていた木製の構造物(路面にべったりと張り付いたようになっていて、まるで路面コンクリの型枠のようだ)がガバッとはがれてしまった。うはっ、と思ったけれども幸い堕ちることはなく、そのかわり、木構造物の下に隠れていたコンクリートの地肌に、何やら書かれているのを発見する。墨と筆で書いたらしい達筆な文字が大書されている。隅にある大正云年という文字がまず読み取れ。


そこでフェードアウト。そのまま墜ちてしまえばよかったのに。

ポンチ絵を書こうと思ったが最初のシーンから断念した。下の出口の青の虚ろさも表現できないと思う。地面も木もなくただ青く光るだけの開口部の恐ろしい感じは重力感覚を伴わない限り誰かに伝わるものではないだろう。

夢にも重力が作用するのだな、と思ってそりゃ当たり前だと思った。その前の階段ボール教授だって重力でボールを回していただろう。飛ぶ夢でも機械力を借りないと飛べなかっただろう。身一つで空を飛ぶ夢は一生で数度も見ていない。重力が異常を来したのはパルクールの夢くらいじゃないか。

文庫X、ページだけ作って放置するな>nagajis。そのうち誰かが遊んでくれるだろう。てか名前そのままだとどっかから怒られそうな気がするな。文庫aとかにしとくか。


2017-11-15 この日を編集

[ORJ] 発行

12日以降走り続けたのだけれども結局魚梁瀬が完結しなかった。次号は頑張らねばならん。そして煉瓦展の後処理もまだだ。

とりあえずバナーだけ片付けておく(特設ページはこちら)。

[独言] 無事届いております。。

200年貸与の品、確かに受け取りました。明日改めてご連絡いたします。。今日はもうバテた。。


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