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旧道倶樂部録"

nagajis不定記。
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2006-12-05 作業報告 [長年日記]

[バックナンバーCD] ジャケット類FIX

 リッチブラックを使うか否かでずいぶん悩んだが、賭けてみよう。少し細工もしておいた。umakuittaraonagusami。(誰の作品だったっけ...ああ、土岐善麿じゃなくて広瀬正か。)

[バックナンバーCD] 開き方問題

 貴重な日曜日を潰してまでしてwindowsに走ってたのも、何も個人的興味を満足させるためなだけではない、とまどろっこしい言い方で自分に言い聞かせてみる。いい加減windowsでPDFがどう見えているかを検証できる体制を作っておかないといけない。さすがに800x600のPen2ノートでは数がこなせない。

 それで、改めてReader7.0による見え方を検証。あ、平成明朝ってWindowsに入ってないんだ(汗 あれは一太郎か何かで入ったのかなあ。いや違う、XPにはW7のがついてくるのか。

 MacOSにはデフォルトで平成明朝と平成角ゴシックがついてくる。フォントのことに詳しくなかった頃はタダ=こだわりのないもの、と思っていたけれど、実はPCの普及にあわせて作られたもので、画面上で見た時の美しさを考慮した書体なのだとか。なるほど、そう言われて見れば懐が広くて認識しやすく、線もくっきり出てくれるので見やすい(Osakaフォントって実は平成角ゴと同じ字形なんですね。シランカッタ)。何より縦書きにしてもそう悪くない形をしている。これがWindowsにもデフォルトで入っているとばかり思っていたから、わざわざOCFの太ミンで作ってリーダー側で置き換えさせようとしてたんだけど。素の2kで見るとMS P 明朝か何かに置き換えられて、ちょっとぼやけた文字になるっぽい。

 それから、「しおり」や「サムネール」などのタブの開き方をデフォルトで指定できないことを発見。表示倍率やページレイアウトはビューア側で指定できるのだけど、開いた時にサムネールを表示させるかしおりを表示させるか、あるいは何も表示させないかは、pdfを作る側でしか指定できないようだ。ううむ。何も表示させない設定でいちいちタブを開いてもらうか、描写サイズを犠牲にしてサムネールを出すか。。。また悩みが増えてしまった。Aタグの例えを引っ張るなら、それを決めるのは製作者のポリシーの現れになるのだろうけど。

[] 長かった日の続き

前回までのあらすじ

  • Win2kを入れるためのHDDを求めて三千里の旅に出たnagajis。欲望渦巻くコスプレ喫茶や最新携帯\0の誘惑を振り解きつつ、ついに残り一つとなっていた68pinSCSIを手に入れる(そのついでに文房具と鼬の戦記も購入し電車の中でニヤニヤする)。首尾良くインストールに成功してその速度に酔い痴れるものの、やにわにディスプレイの持病・黄胆症状が顕現して...深夜0時、緊急手術に突入した!
  • ってストーリー仕立てにしてみたけど面白くないや。我ながら。
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  • ディスプレイのケーブルを切るのは結構勇気がいる。ただでさえシールドとかグラウンドとかがうるさそうなのに、つながなければならない線が(少なくとも)15本もある。下手すると後に戻れない。清水の舞台から飛び降りるつもりでブチっと切った感触が未だに生々しく手に残っている。
  • そして切っただけでは終わらない。被覆をむく作業が15本×2。なぜか所持している電工ナイフで被覆を輪切りにしていく。A型で細工リストな癖にちまちました作業が苦手だ。そのうち疲れてきてニッパーでプチプチし出す。ぷちぷちぷちぷちぷちぷちぷちぷちぷちぷちぷちぷち。
  • 画像の説明切ったケーブルと、先に液晶から外しておいたケーブルを比べる。ケーブルなんてどれも一緒、なんて楽観視してたら大間違いだった。配線の色も同軸ケーブルの数も違うのは切った瞬間に気づいていたが、テスターで調べたらケーブルと通電しているピンの数も違っていた。ここまで来て途方に暮れた。
  • 複数本のピンにつながっているケーブルはグラウンドか何かだろうと適当な推理をして(違いを)無視することにした。所詮はその程度の知識だ。あとは元のコネクタの並びから推し量ってつなぐべき線を割り出す。
  • 画像の説明つないだ後。ビニールテープで絶縁したので見栄えが非常に悪い。熱収縮チューブ位は買っておくべきだった。
    こんなにばらばらにして大丈夫なのか。電磁理論で同軸ケーブルの仕組みを習ってその効率に感銘した記憶があるが、その記憶が「これはやばいのではないか」とCAUTIONを出している。しかしこれ以上の工夫などできる筈もない。何となれば電磁は2度落とした上に成績可だったからだ(爆
  • とりあえずケーブルをつないで通電してみるが信号が行っていない。ランプは消灯モードのオレンジのままだ。ええいしくじったか、と電源を切り、コネクタを外して解析しようとした時に、もう数時間も作業をしていることに気づいた。ひょっとして今、PCがスリープしてるだけなんじゃないの?
  • そう思って再びつなぎ直し、キーボードを叩く。タタタッと素早く3回。ランプは緑になった。
  • 映った!映ったよ!よっしゃ!という叫びとともに不意に口を突いて出てきた言葉は「一大スペクタクルや」・・・冷静になって考えると、それもちょっとどうかと思う。
  • ディスプレイを元通りにして改めて眺める。さすがにノイズが乗っているようで、一部のアイコンがショワショワと揺れている。観づらいこと限り無しだが中には面白いものも。タスクマネージャーのショートカットなどはアイコンのディスプレイに描かれた緑色の電気信号がちらついていてそれなりに雰囲気があったり。
  • 同期がとれてないんだろーかと思いながら画面の設定で周波数を変えてみた。70Hzがジャストフィット。一切ちらつかなくなった上に以前よりも明瞭になってしまった。おそるべし、勘。
  • しかしPC側のコネクタを付け換えなければならない状況は以前と同じ。学習能力は限りなく低いnagajis。
  • 画像の説明格闘の跡。12番と命名したピンの線が断線していた。

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