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旧道倶樂部録"

nagajis不定記。
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2007-04-26 [ToDo]遅延報告。。。 [長年日記]

[ToDo] アンケート

 お、王様は出来てるんだ...アルゴリズムも今日出来た...あとは内容の確認...本当だ...信じてくれ...

[ToDo] 協賛リンク

もやらなきゃならねえ...本当だ...信じてくれ...

[ToDo] サイトの刷新

もやりてえんだ...本当だ...信じてくれ...

[独言]

という煮詰まった状況を楽しんでいるだけじゃないのかと小一時間。証拠もないのに誰が信じるものか。真面目にやれ>nagajis

アンケートを少しでも面白くしたいと思うのは毎回聞くことがワンパターンになっている現状、回答する方にちょっとでも楽しんでもらいからなのだが。決して遊んでいる訳じゃないのです。発行直後にアンケートを実施しても回答数にほとんど差がなかった過去もあるし。聞くことをワンパターンにしなければいいのではあるけれど、それもありきたりだからな。

すべての声に答えることは不可能。なのに出来ないことを聞いても回答者の答え損なんじゃあるまいかといつも思う。もしかしてそれは逃げなのか。すべての声に答えれば良い、が答えか。

などと、書くとどうしても言い訳がましくなってしまうアンケート。もうしばらくお待ちくだせぇ。あと、必ずしも王様が出て来るとは限らないです。nagajisが勝手に盛り上がってるだけなので。残り間は明日、明日には仕上げるッ!

[ORJ] 次号の原稿

スクリプトに触れられない時間帯には原稿をしこしこ書き溜めている(何かやらしいな)。次号、自分の原稿については

  • 近世以前土木構造物調査について(まとめ)
  • 旧橋寄稿×2
  • TRDB(恐らく拙サイトで報告済みのものを焼き直したもの)
  • 喪われた〜
  • 明治隧道project@大阪府

がテキストupあるいは着手済み(TRDBはネタさえあればの世界)。「喪われた〜」のために取っておいたコピーが見当たらない...また神戸市立図書館に行かなあかんかも知らん。無駄が多いぜ...

それから次号は寄稿が一つあるかも。先日メールをいただいて「ぜひお送りください」メールを送ったのだがその返事が...俺が送り間違えたのかなあ...催促するのも何だか気が引けるし...何かメール始めたてのおじいちゃんみたようなこと言ってるな>おれ

廃道を読むは相変わらずネタ未決。廃道の法的位置付けのこと、廃道(登山道)における事故のことなどやってみたいとは思っているけれども、バックグラウンドとなる知識が絶対的に不足している。最近自分のなかで再燃しつつある村田鶴のことなども同様。そもそもなくていい企画になって久しいしな。第一生半可な知識で知ったようなことを書くことが辛くなってきた。本当に正しいことを書いているのか、いつも半信半疑で書いているこの頃。で、毎回毎回冒頭に言い訳が入るんだよなあ。見苦しいこと限り無し。

もう一つ書いていて嫌になるのは、廃道を読む用に書いた原稿を縦書きにするとさらに読みにくくなるということ。自分の書いた原稿を流し読みすることすらできなかったほどで、流し込んだあとに散々手を入れてあれなのであり、元はもっとひどいのです。無駄な装飾を省いてきちんと5W1Hを抑えて書かないと、とは思うけどそれじゃあ新聞になっちゃうしな。段組のせいにするのは卑怯だろう。

ん。近代以前土木遺産の件を「廃道を読む」でやるっていう手もあるな。第一回みたいに。

[近世以前土木] 最古の道標?

 先日図書館で見つけた本に「現存する紀年銘入りの道標は三重県鳥羽市朝熊山の麓にある寛文ナントカ年の道標」といったことが書かれていた。その出典まではわからない(うえにココもうろ覚えで書いている)が、確かに今作っているリストでも江戸時代のものがせいぜい。その辺りまでしか遡れないことがちょっと意外だった。もう少し古いものがあっても不思議じゃないような・・・。ただし町石については能勢に応永18(1411)年の銘のあるものが残っているし、高野山にも鎌倉時代頃の古いものが残っていたはず。

 

[奇妙なポテンシャル] #4

「揚げ足取り」という言葉がある。舌足らずな説明や言い間違いをあげつらうこと(あげつらう、というのがうまく軟化できないな...力不足)。ネットではよく見られる(あるいは見られるように感じてしまう)事象。コミュニケーションの媒体を文字という固定されたものに頼らなければならないネットの宿命だろうと思うし、かくいう私も揚げ足を取られないよう戦々恐々としている毎日である。

しかしよく考えてみれば、挙げたほうの足を取られてもそう困らないのではないか。むしろ足を挙げるためにふん張っているほうの足をすくわれる方が危険なのではないのか。ならば厳密には「揚げてない足取り」とでも言うべきではないのか。

「揚げ足取り」という言葉は相撲から来たものだろうか、とも思う。確かに土俵を背にしたほうが負けなルールの相撲では挙げた足を取られることは致命的だ。しかしダメージの大きさから言えば揚げてない足取りのほうがはるかに大きい。何しろセルフブレーンバスター状態だ。下手をすれば死に至る。殺伐たるwebの世界では、従って、「揚げてない足取り」のほうが相応しく感じるのだがいかがだろう。

とはいえ、ひょっとしたら「たらい廻しにされる」の成句と同様に、実は挙げていないほうの足をすくうことを「揚げ足取り」と言うのかも知れない。「たらい廻しにされる」の「たらい廻し」とはあおむけになった足の上でたらいを廻す曲芸を指すという。足でたらいをくるくる廻す座敷芸だ。だから「たらい廻し『に』される」というのは厳密ではなく、限りなく厳に言えば「たらい廻しされる」もしくは「たらい廻しのたらいにされる」あるいは「たらいにされる」と言うべき所。しかし一般通念としては「たらい廻しにされる」という言葉によって窓口・係を点点とさせられるあの状況を指すし誰もがそれを理解する。これと同様に「揚げ足取り」に揚げていない足取り的意味が込められているのかも知れない。実は暗黙の了解が潜んでいるかも知れない言葉・揚げ足取り。文化的な言葉である。


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