nagajisの日不定記。
本日のアクセス数:0|昨日のアクセス数:0
ad
明治隧道up。その3倍近いサイズのおまけ記事つき。どっちがメインなんだか。今月はすこーしだけペースが早いよ。
昨日会社で消費者問題についての原稿を書いていた。悪徳業者の例を出そうとして件の水道点検詐欺の話を入力したら「県の方から頼まれて隧道の点検に来ました」と誤変換されてしまい、激しく吹いた。何かあれか、「ポータルの裏側に亀裂が!修理しなければ危ない」とか何とか言って工事契約を結ぶのか。「パラペットに長手積みが使われてるのはレアですよ奥さん!」とか勝手に評価して次々販売するのも如何なものかと思う。そもそも奥さんって誰だ。何を売りつけるつもりか。少しは分をわきまえていただきたい>悪徳業者nagajis。
解っている。隧道を「すいどう」で単語登録している私が悪い。大人しく「ずいどう」にしておけばこんな間違いは起きなかっただろう。しかし現実問題として隧道を「スイドウ」と読むべきか「ズイドウ」と読むべきかで迷っているのは事実だ。
漢和辞典を紐くと、「隧」という漢字は漢音スイ、呉音ズイでどちらの読み方もアリらしい(スイのほうが主に用いられるとある)。nagajis個人は「隧道」の上につく語につられて濁音化したものだろうと思っていることもあり(根拠は一切無い)、カテゴリとしての隧道は「スイドウ」と発音することにしている。しかし辞典には中国古来の隧道(墓所に通じる横穴の意味)に「スイドウ」という読みが振られていて、国訓の隧道(トンネルを指し示す・日本だけで通用する語)は「ズイドウ」だ。これに従うなら「隧道ってホントは墓穴の意味なんだけど日本じゃトンネルのことなんだよね〜」と知ったか振りながら墓穴墓穴と言っていることになる。はかばかしくないことである。
…ともかく、「スイドウ」なのか「ズイドウ」なのか、それともどっちでもいいのか、ご存知の方はおるまいか。いたらこっそりお教えいただけると幸いである。
少なくとも、隧道を「スイドウ」と読むことで得することはあまりない。市町村に問い合わせをする時も「古いスイドウについてお尋ねしたいのですが」と言ってしまったがばかりに水道課に回されてしまったことが何度もある。昨日のような誤変換に笑ってしまい、変な人のレッテルがより強固になったりもする。
悪徳隧道業者吹いたw