nagajisの日不定記。
本日のアクセス数:0|昨日のアクセス数:0
ad
見わたすと、その廃道をゆく3は退屈な色の並びを徹底的にかき乱してしまって、カーンと冴えかえっていた。私は埃一つない紀伊国屋の中の空気が、その廃道をゆく3の周囲だけ変に緊張しているような気がした。私はしばらくそれを眺めていた。
不意に第二のアイディアが起こった。その奇妙なたくらみはむしろ私をぎょっとさせた。
――未だ販売されていないそれをそのままにしておいて私は、なに喰わぬ顔をして外へ出る。――
私は変にくすぐったい気持がした。「出て行こうかなあ。そうだ出て行こうそうしよう」「うははははは」そして私はすたすた出て行った。
変にくすぐったい気持が繁華街の私を微笑ませた。紀伊国屋梅田店の中学入試問題週集の棚へ黄色と赤と黒に輝く恐ろしい爆弾を仕掛けて来た奇怪な悪漢が私で、もう十分後にはあの紀伊国屋が問題集の棚を中心として大爆発をするのだったらどんなにおもしろいだろう。
私はこの想像を熱心に追求した。「そうしたらこの気詰まりな紀伊国屋も,それどころか退屈な日本からして粉葉みじんだろう」
そして私は松山行きの夜行バスの案内が喧しい茶屋町口の階段を上って行った。
(※その後スタッフが美味しく略)
テロやんけw
乱歩風味のテロ屋=JIS男! 被害者はアライグマとリスやね。<br>(関係ないけど最近明治45と書くとドキッと来ません?)
これはよい檸檬。
名門中学校を受験しようとするお子様が足を踏み外す様が目に浮かびます。<br>いいぞもっとやれ、と思う自分もテロリスト予備軍(笑)
ウチの母校もご多分に漏れず、有名マンモス大学のネームバリューの名前をくっけただけ〈ダブルネームとかコラボとは訳が違う〉の3流私立男子校に中学から受験しようとは、少子化も深刻だ(笑)