nagajisの日不定記。
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というわけで校了祝いに吉野家へ行った.吉野家へ行くと,生姜入れのトングの扱いというか,トングを生姜入れにどのように収納すべきなのかが気になる.毎度々々気になって仕方ない.
よく見られるのは,トングの一方を器の内側に沿わせる形で真っ直ぐ挿し込む収納法だ.「垂直法」とでも呼んでおこう.この方法は店員さんが生姜を詰め直した後でやっているのをよく見る(気がする)からオフィシャルな収納法であるのかも知れない.生姜は固体であり,トングを自由自在に突っ込むことができないことは言を俟たない.その点器の内壁に沿わせる「垂直法」は条件如何に関わらず施すことができる.簡単かつすっきりする収納法と言える.
しかし,トングの片方が外に出てしまうのは少々いただけない.衛生面の点で瑕疵がある.トングの作用点に埃がつく可能性があるのは明白なことで,生姜のかけらがついたままだったりしようものなら次回使った人が干からびた生姜を食うはめになる.自分以前にその場所に座っていた人物の飛散唾液がついている可能性だってなきにしもあらずだ.特にこれから寒くなる季節.インフルエンザ菌が付着したりしたら宜しくないのではないか.いや,自分はどうでもいいのだが,リターナブル箸すら使いたくない人のために割り箸を用意しているような吉野家なのだから,そこまで徹底したっていいんじゃないかと思う.
トングの先端を保護する観点からは,器に突っ込んで蓋をするほうが宜しいように思われる.先の命名に倣って「水平法」と呼ぼう.この収納法も,万全のように見えて陥穽がある.蓋に開けられたトングを通す穴の径が小さいために,蓋と本体との間に支えてしまいがちだ.特に生姜がたっぷり入った器だと絶望的に浮いてしまう.
かといって,中身が少ない器であってもきっちり閉まらない.トングは付け根に向かうにつれて太くなっており,器の奥に挿し込めば挿し込むほど蓋との間で支えてしまう.「水平法」できっちり閉められるのは生姜量が器のおよそ半分ほどの時だけで,そういう状況にある生姜器に出会うことは稀だ.
そうしてわずかに浮いた蓋を見ながら,きっちり締まってないイライラを目前にしつつ,あるいはちょびっと生姜のついたトングの片方を眺めつつ,牛丼なり豚丼なり牛鍋丼なりを黙々と食うことになる.他に考えることがない故にトングの事ばかり考えてしまう.なぜこの穴の大きさにしたのだろう.理解に苦しむ.穴がもう少し広ければ「水平法」で何の問題もなく収まるのだが.いやいや,あまり大きくし過ぎても,虫や埃が落ち込んだり,生姜の乾燥が早まったり,店内が生姜臭紛々になってしまうといった問題が発生するのだろう.やはり「垂直法」がオフィシャルな収納法なのだろうか.そういう下らないことに思考を費やして店を出ることになる.いろいろと無駄である.
「どうにかならんものかいな」と思い続けて早や数年.ひとつの解答を得た.右図のような蓋にすればよいのである.
ユーザー側でどうにもならないものだから,解決法としては下策だが,もし今後生姜入れを更改する機会があったら検討していただきたいものだ.よそしく吉野家.
元々ORJの購入目的も氏の記事である。「廃道を行く3」を購入してみたものの,ORJの内容の濃さに比べるとがっかりしたので既に転売した。25日出版予定の「道を拓いた偉人伝」を買ってみようと思う。氏の盟友の「廃道」は,申し訳ないが購入の予定はない。<br><br>ひとつ疑問なのはなぜ印刷物にこだわるかだ。国会図書館に収蔵されたいのか,物書きのステータスなのか,JPGやPDFの表現では紙とインクには及ばないからか。それとも単に儲かるからなのか。<br><br>印刷書籍のデジタル化がどんどん進められている昨今,不思議だ。個人的にはデジタル版(PDF版)も,同価格でもよいので同時に発刊してくれると有難い。まぁ,色々と契約上の利権があるのは承知しているが...。<br><br>いずれにせよ,さっきアマゾンで予約をした。楽しみに,かつ期待しています。<br><br>って,こんな内容投稿してもよかった?
投稿したあとで逡巡してもだめですよう.あと,デジタルデータでも国会図書館に納入する義務があります.検索で出てくるかどうかは試してませんがCD#1と#2を納入させられました.