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2012-05-27 [長年日記]

[帰宅] 帰宅

画像の説明ヘタレて天辻峠を越えられなかった初日,テントの中で情けなく思い,これからどうやって生きていけばいいのだろう的なことを考えたりした.自転車に乗れなくなり,どこへもいけなくなった時のことを考えた.それが案外近い未来のことであるような気がして.その時自分は何ができるだろう.パラダイムシフトが要求されていることはわかっているが,はてそれをどう実現すればよいのか.悶々と考えた.考えてもわからないので寝た.

要するに自転車の乗り方を忘れている.8割の力でちまちま進まねばならなかった.インナーローでへこへこ登らなければならなかった.ザックは常にリアキャリアでなければならなかった.そういうことを悉く忘れている.あるいは体力の衰えを見くびっている.それに気づいたのは最終日のことだった.

「自分のしたかった旅」と「自分のできる旅」は別物.さらに言えば「今しなければならない旅」をしなければならないのに「したかった旅」を追い求めてしまったのがいけなかったようだ.衣笠橋のたもとで,樫辻で,そして吉野口でやったような聞き取り調査のほうが今は必要だ.今後もそうなるだろうと思う.

なんだかんだ言いつつ,一日一つは予期せぬ大発見があったのでよしとする.

画像の説明

日本語による解説:結果的に橋と索道跡を探し回った4日間.最大の成果が上の写真.吉野町国道169号に戦前のRCアーチが架かっていることも確認した.川上村通いで散々通った橋なのに,それが昭和5年竣工の五径間連続RCアーチだったこと,どころかRCアーチであったことさえ知らなかった.おそらく町の人も知らないのではないか.
拡幅の仕方も空前絶後.同形状のRCアーチを並べて架け,その床版をつなげて2車線+歩道にしている.
画像の説明
画像の説明

[奈良近遺調] ロー式握索器・安全索道商会パンフ

http://inside.mines.edu/UserFiles/Image/library/Glass_Slides/img0051.jpg

流石やね>nagajis ただ肝心のpipの構造がわからない.

追記:なるほどそういうことか.すごく理に適っていて構造もシンプル.ただし磨耗したらOUTなのが火を見るよりも明らか.

あと,近デジに安全索道商会のパンフがあったのでメモ.大正水力電気も入ってる.

http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/967696/18

[独言] 横断歩道人形

画像の説明旧西吉野村域にはコレがたくさん残っている.どれも原型を留めている.そのうち最も保存状態が良かったやつ.坂巻バス停のそばに建っている.

小さい頃この人形が怖かったような微かな記憶.横から見るとすごく扁平で,しかもちゃんとなっているのが不気味だった.子供の手のムニュー感とか.いまはそうでもない.

画像の説明そういえばこの間の東吉野村にはコレがあった.小学校の階段の下にあったので似たような注意喚起の意味(ドライバーに対して)があったのだろう.緑の小さなベレー帽がおしゃれさんである.


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