nagajisの日不定記。
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お馬が土器はボーナスタイム。まさかここで勢陽組に遭遇するとはお釈迦様でも知らぬ仏のお富さんえっさおー元気だな。(逢魔ケ時くらい一発変換してほしいぞ>スマホのGIM)
中川煉瓦で大変重要な情報を手に入れた。手整形煉瓦の裏に筋がある理由を教わったのだ。聞けば教えてもらえることだったのに、アホなほど遠回りしながら近寄っていって、あと一歩という所まで迫っていながら辿り着けなかったのは正直悔しい気持ちもあるけれども、聞かなきゃラストワンマイルは永久に埋まらなかっただろう。
教わったことが真実かどうかは確定し得ていないがかなり信憑性が高いように思うし検証のしようもある。なによりそうだとすれば「すべて」が一繋がりに繋がっていく(しかもそれが全て今年に入って気づいたこと!他の方のささやかなヒトコトがきっかけで判明したこと!)。近代とそれ以前、土木と建築と産業が、同じ感性のもとで同じ意図を以てして展開していたことに気付かされる。
そうなんだ。こういう失われた不文律を知りたいがために、煉瓦がどーたら裏筋がうんたらと時間を費やしてきたのだ。
機会を与えてくださったTさんSさん、中川さんにあらぬ方角から感謝を。
えっと「あらぬ方角」というのは本来の用件以外のところで収穫大だったことを指し示していてですね、なんだかこの機会を超私用に使ってしまった気がしてならないんですよええ。はたして自分、本来用途の用を果たしてきただろうか??? 言いたいことべらべら喋って帰ってきただけのような気もしないでもない。
5/1追記:後日電話で再取材を試みた結果、↑の件は自分の早とちりであったことが判明した。まったく困ったものである。恥を晒すために消さずに残しておく。まったく、あの感動を返せってんだ>nagajis。
かわらミュージアムの近くの民家の庭に見かけた耐火煉瓦。一見品川白煉瓦の旧品かと思い、次にSHIRAKAWAと読んで品川白煉瓦の白河工場?と誤認し、いまやっと「ŌMISAKURAKAWA」と読めた。現東近江市に近江鉄道の桜川駅があり佐久良川がある(どちらも今はSAKURAGAWAみたいだけど)。この辺りには戦後に織田煉瓦製造(株)や八日市窯業特別共同作業所があった。織田煉瓦製造は品目が「赤レンガ」、後者は「煉瓦粘土瓦」となっているので後者がこの耐火煉瓦を作ったのかも知れない。だとするとこれも気になっていた工場の消息だったのだなあ。