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旧道倶樂部録"

nagajis不定記。
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2018-05-16 [長年日記]

[古レール][] Moss Bay Hematite Iron and Steel Co

出典:https://www.gracesguide.co.uk/Moss_Bay_Hematite_Iron_and_Steel_Co

Uk、カンバーランド(Cumberland)、ワーキントンに所在。現在の地名でいえばイギリス:イングランド北西部:カンブリア県北西部:アラーデール地区

1873
ウィーン万国博覧会で褒章授与(Medal of Merit)。
1881頃
Bessemer鋼、Siemens鋼を製造する工場のリストに記載(ページ脚注)
1891
3月25日会社登録(company was registered on 25 March)
1909
Workington Iron Co、Harrington Iron and Coal Co、Cammell Laird and CoのCumberland の資産(propaties)が自発的に合併してWorkington Iron and Steel Coとなる。この工場は1927年頃まで操業(https://www.gracesguide.co.uk/Harrington_Iron_and_Coal_Co)。
Cammell Laird and CoのCumberland propatiesは Solway Works(1870年創業、以前は Beckermet Mining Co Ltd の所有で1896年にCharles Cammell and Coへ売却された)。

なるほど、そういうことか。麗流氏のいうとおり。

[古レール][] Blaenavon Co

出典:https://www.gracesguide.co.uk/Blaenavon_Co

ウェールズの小さな炭鉱・鉄・鋼製造会社のひとつ。

1836
James Ashwell がBlaenavon Iron and Coal Worksに関する報告を求められる。彼は会社設立をアシストし社長に指名された。
1837
Blaenavon Ironworksの設計。
1837
Blaenavon Iron and Coal Worksを買収した Robert William Kennardの主導で(headed by)Blaenavon Iron and Coal Coが設立される。
1840
会社は資金不足に陥る。James Ashwell辞任。
1841
ロンドンや他の地域の企業家(Robert William Kennard含む)により買収される。
1864
すべての資産がMr C Waringに買収され、Blaenavon Worksを管理する会社としてBlaenavon Iron Coが設立される。
1870
旧Blaenavon Iron Coが新Blaenavon Iron and Steel Coに売却。
1879
Blaenavon Companyによって引き継がれたBlaenavon Iron and Steel Coが清算される。
1880
1月22日、Blaenavon Company登記。
1881
この年の広告に1851年ロンドン万博、1855年パリ万博で受賞との記録(1862 and Paris 1855).
1909
製鉄・製鋼所&underlying minerals。近代的な高炉×2、新しい40トンシーメンス・マーチン平炉(Siemens Martin open hearth)×3を所有。 高炉は「最新設計」, シーメンス・マーチン平炉、均熱炉(soaking pits)、 再熱炉(reheating furnaces)、 分塊圧延機(cogging mill), 仕上圧延機(finishing mill)とボイラーs。鋼車輪製造工場、採石場(quarry)、3つの炭鉱を所有。
1911
コークス炉(coke oven)と副産物工場の建設を行なって拡張
1911
コークス炉(coke oven)と副産物工場の建設を行なって拡張
WWI
鋼殻(shell steel)を製造。日本語で鋼殻というとシールド工法のトンネルの支保工に使うやつらしいんだけど。時期的にはあり得るか。単純に装甲板みたいなやつのことかもなあ
1937-41
稠密鋼車輪・車軸(solid steel wheel and axle)の工場を建設。
WWII
航空機用アルミニウム・マグネシウム合金製造プラントを開設

その他機関車を4台作ったみたいだけど日付不明だって。

1875のBlaenavonの場所を秘匿してはる理由が私にはわからない。貴重なものであるなら遍くその価値を知らしめるべきなんではないかしら。1875のBlaenavonは同志社大クラーク記念館の鉄骨でも見つかってて錬鉄製とわかっている。上記Grace's Guideでも1875頃は鋼製造とゆうてない。

Blaenavon製鉄所のサイトは2000年に世界遺産登録。いーなー橋発掘とか。

[古レール][] Bolckow, Vaughan and Co(BV&Co)

出典:https://www.gracesguide.co.uk/Bolckow,_Vaughan_and_Co

South Bank, Middlesbroughのironfounder(直訳すると鋳鉄製造家になる)。Cleveland Iron and Steel Worksを所有。

1841
Middlesbroughの石炭輸出港・Teesで製鉄・工作工場を開いていた ヘンリー・ボルコウ(Henry Bolckow)とジョン・ボーン(John Vaughan)が共同で事業開始。
1846
2人はダラムのWitton Parkで溶鉱炉を始める。
1850
VaughanはMiddlesbrough近郊で鉄鉱山の開発を始める。exploitなので単に利用ではないはず 彼らは炭鉱やライムストーン採石場、追加の鉄鉱石採取と煉瓦製造所も獲得
By 1855
パートナーは(2人は?)Tees近辺に製鉄高炉をたくさん所有(原文:By 1855 the partners had a dozen blast furnaces making iron on Teesside. 12の高炉でいいのかもしれん)
1864
会社名をBolckow and VaughanからBolckow, Vaughan and Co.に変更。この会社は同名の製鉄所・炭鉱を獲得するために設立された。
1864
↑有限会社として設立(Incorporated as a limited company)。
1866
この頃Estonに9、Middlesbroughに4、Witton Parkに4基の溶鉱炉を所有。あれ、Witton ParkだけTeesideやないんや。
1879
Thomas VaughanからSouthbank Ironworksを購入した(元々Bernhard Samuelsonによって1853年に設立された工場)
1879
Sidney Gilchrist Thomasは Bolckow, Vaughan and Co'の工場のマネージャである E. W. Richardsに対し、彼と彼の息子 Percy Gilchristが発明したプロセス-ベッセマー転炉で製造された鋳鉄塊に含まれる燐を調整し(dealing with)鋼を商業生産する-を試すよう説得。
1888
蒸気機関車をいくつか製造開始
1889
CabryとKinch'sによるrailway sleeperの改良
1900
Sir Bernhard SamuelsonのClay Lane Worksを取得。
1900
John L. Stevensonがチーフエンジニアから引退。顧問技師に就任するため(to take up practice of consulting engineer)。
1914
この頃の会社。Ironmasters, steel manufacturers and colliery owners. 生産品目: クリーブランド銑鉄(Cleveland pig iron)、 赤鉄鉱(hematite)、 マンガン鉄合金とスピーゲル(鏡鉄)鋼製レール・プレート(ferro-manganese and spiegeleisen steel rails and plates), 市電レール(tramrails),鉄鉱石(ironstone),石炭 、コークス、硫安・ベンゼン・トルエン・キシレン・ゾル・ナフサ・ガソリンなどの副生成品, b耐火煉瓦、板煉瓦(plate bricks)、ground annealed slag、加工石。 製鋼はベッセマー法(酸性)・シーメンス法(塩基性)どっちも採用。18,000人を雇用。
Early 1920s
Darlington Rolling Mills Coを買収
1923
Bolckow、Vaughan and Coは、生成鋼の販売先を確実にするために in order to secure an outlet for finished steel[10].完成鋼の出口を確保するためにロンドン、マンチェスター、エジンバラ、グラスゴーで建築鋼材を製造していたRedpath、Brown and Coに"重大な関心"を示した(同社を合併。)
1926
Roland D. Kitsonが社長.[11]
1929
Dorman, Long and Co.の傘下に。

ちゅーかhttps://www.gracesguide.co.uk/The_Basic_Industries_of_Great_Britain_by_Aberconway:_Chapter_XIIIを見ればよかったのね・・・。 ニューカッスルで穀物取引で成功した帰化人ボルコウと 1850年にクリーブランド鉱山の主脈・エストン鉱脈を発見することになるボーンが共同で開始。ミドルスブラの可能性に感銘を受けて鉄鉱石鉱山と圧延工場を始め、そうして石炭探脈の過程でみっけたエストン鉱脈を利用するためウィットンに高炉を建設する。云々。まあ大会社だわ。

[独言] えー

すでに持ってはったんだ……。大変失礼いたしました。そりゃそうだよな~あんなズバリな資料は~。はは。

ここで一生懸命ダボな翻訳を試みるよりアレをテキスト化したほうがはるかに有益かも知らん。

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1020043/282

[古レール][] これこれ!

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1916720/98

ヨカッタ……幻覚を見てたんじゃなかったんだ。。。

[古レール][] 鹵獲レールふろむ露

https://www.jacar.archives.go.jp/aj/meta/image_C03027568600?IS_KIND=MetaSummary&IS_STYLE=default&IS_TAG_S1=InD&IS_KEY_S1=%E9%9C%B2%20%E8%BB%8C%E6%9D%A1&

これしか見つけられなかった。しかも軽レール。うーん。


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