nagajisの日不定記。
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結局サブ記事は長くなる事必至なほうを取ってしまい必死の抜歯で書き上げてなんとか形にすることができた。疲労した頭で空腹を取り繕おうと思い財布を握って階下へ降りたがコンビニまでの100mの間にサッポロ一番みそラーメンが残っていたことを思い出しそれでいいかと思い直して引き返し野菜を煮始めたもののいざ麺を投入するという段階になってそんなラーメンなどないことを知った。お前こないだ無理矢理食ったじゃん。肉無いからっていって卵二個ぶち込んでさ。それで結局またコンビニへの100mを歩んで袋入りラーメンを買ってくるという醜態を演じた。しかも一袋189えんもする高いやつを。これを敗北と言わずして何と言うのだ。
そんなこんなの出来事を含め、まこといつも通りの15日であった。
問題はここからだ。25日までにプレゼン資料を作り上げ喋る内容を固定して移動手段と宿泊場所の予約をし多分追加調査と写真撮影をしなければならぬ。1えんの儲けにもならぬことを、ならぬこと故に心底真面目に途方もない手間をかけて仕上げねばならない。
nagajisの幸せは一体どこで手に入るのだろう。山のあなたのなお遠く住んでいるのはサイワイという名の怪物だと聞いているからその方面に求めようとは思わないが、内に宿した外なる宇宙に分け入ったところで手に入る気もしない。それで手に入るんだったらすでに16個くらいは入手してウハウハ言っているだろう。煉瓦とか犬釘とか古絵葉書とかな有形物に求めるのも間違っているだろうしましてやスマホゲーのレアアイテムみてえな無形物ではあり得ぬ。スマホでゲームなんかしないからな(そもそもゲームからしてしないし)。
いろいろ列挙して否定しての儀式の果てに何も残らないことを再確認するまでが一連の様式美、ならぬ様式醜。結果フィルターに濾し取られたナニカは何だ。本当に何一つ残らないようだったら、それこそ何で生きてるん?何でホタルすぐ死んでしまうん? になってしまう。節子それ飴玉やない、幸せや。食うたらあかん。
いろいろと考えた末、徹底的に出張ってみることにしようと今は考えている。この機会に乗じて自己主張してみようと思っている。そうして真面目に、勝つ気でいる。そんな自分の鼻柱を自分で殴って折ってみるのも良いだろう。ああほんと、幸せってなんだ。
(だから以前言っただろう、現状にどれくらい満足しているかっていう自己認識の指標でしかないということは)
勢いであの画像を使ったものの、次号前編ではそこまで辿り着かないかも知れない。探索を思いついた経緯と資料蓄積と道の背景説明でかなり手間取るはず。そうして現場へたどり着くまでが長い。かといって油坂峠までで終わると後半が短くなる。一気に書いてしまうか程々のところで嫌らしく<つづく>しないといけない。そうして次号製作期間のつまり具合からして後者にせざるを得ないと思っている現状。あ、そか、そこで呆然として<つづく>すればいいのか。
だとすると勝山編が浮いてしまうかな。どうせあれは美濃街道ではないのだから扱いに困るんだけど。