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2018-11-17 [長年日記]

[独言] ねる・つくる

慰謝のつもりでカレーを食ったら案の定眠い眠い。万年床に横になって電気が眩しいから布団を引っ被って、眼を瞑るだけ、思考を休めるだけ、と思っているうちにさくりと寝落ちした(いやそれは「寝た」と言え)。そうして夢とも言われぬような断片的なイメージを覚えてーーーなんしか煉瓦が出てきた気がする。そういえば先々日は堺煉化石の三本線刻印を発見した夢を見たな。細い線描の三本線だったーーーはっと気づけば21:00。まこと中途半端な目覚め。これだったら30分sleepのほうがまだスッキリしただろうと思う。

そこから風呂に入って渋々とプレゼン資料の作成にかかる。当然ながら遅々として進まぬ。進めやすいところから取り掛かっても配置の塩梅が気に食わない。銘は基本的に横長なのでそれを一画面に収めようとするとどうしても無理が生じる。長体かければ文字が潰れる。適当に処理したら文字ばかりぎうぎう詰まったページになる。かと言って1枚1銘だとスカスカになり過ぎ。さらには銘記と写真とをどう組み合わせたものか悩み始め。どうせ写真だけでは銘が読めないのだから起こした文字を添えねばならず、だったら別に銘/写真と分けんでもええやん、とか思い出す。さらに問題なのは、そんな銘/写真の交互が果てしなく続くことになってしまうことだ。途中で絶対飽きる。作る方も見る方も。

最後の件は間に資料を挟むとかなんとかして変化をつければ解決できるだろう。そこが今回のキモッになりそうだ。

この調子じゃ日曜日に追調へ行くのも難しいかも知らん。といっても現時点で必要なのはCarnegie IRJの写真とサイズくらい。 しばらく使っていないのでゲージを発掘するところから始めなければならぬ。あそこへ行くんだったらCAMMELL 1874の拓に挑戦してみるか。しかしどちらもなくて構わんっちゃあ構わんのだ。

後半の「考察」。60-9と、32 MRが微妙に違うのと、ボルコーのNTK・KTK。うん、他は銘紹介に入れ込む。柵自体の紹介はオマケで用意しといたらいいか。

現在の進捗状況・多く見積もっても2割。いや1割。

[奇妙なポテンシャル] 羽生結弦

今しがた羽生結弦選手が今季の世界最高得点をマークしたというニュースを聞き、そういや今日この人の名前にかかわる奇妙なポテンシャルを想ったなと思い出した。ええと何だっけ、はにゅうとなんとかが似てる、だったような気がするな、いやはにゅうじゃなくてしんにょうだった気する、しんにょうしんにょう、と10秒ほど考えて珍しく思い出すことができた。

頻尿と貧乳は似ている

だ。

・・・一連の思考を過不足なく書いたつもりなのだがな。文字に起こし切れない部分に潜む思考の断絶とエランのほうがPs的か。これは逆に辿ったほうがすんなり理解される。ひんにょう<>ひんにゅう の対から しんにょう<>しんにゅう の対を連想して「にゅう」の共通性から羽生氏が登場したわけだ。うん、すっきり。

「似ている」と感じる閾値は多分人それぞれであるだろう。 頻尿と貧乳、と漢字で書くか否かにも因る。ひらがなで考えた場合は「ゃ」「ょ」の違いであって同じ段の文字の取り換えだからまだ理解されやすいだろうし「似ている」と思う人も多かろう。しかし「頻尿」「貧乳」と漢字で書いた場合にそこに共通性を見出すのは難い。それぞれの語にまつわるイメージを強く意識してしまう人にとってはなおさら難しかろう。その閾値を考えているうちにしんにょうとしんにゅうは違うけど同じだよねとか考えついて冒頭に至るわけである。

AIが人間に近づくためには「間違い」を実装せねばならぬ筈、というのは予てからの持論である。コンピューターは一度記憶したことを間違いなく取り出せるからコンピューターなのであるが、だからといって馬鹿みたいに情報を詰め込んだところで人間思考の再現はできない。人は記憶をするが忘れたり間違えたりごっちゃにしたりする。その忘れたり間違えたりごっちゃにしたりするところから新たな発想が生まれる。それこそが言語発達の濫觴であり思考の発展であり人の人たる所以なのではないかと思っている。言い間違えから笑いが生まれ、さらにそれが流布して新語ができたりするように。人に刺激を与える新たな情報を生み出すためには、博覧強記は必要条件だとしても唯一無二の十分条件ではあり得ぬ。コンピューターが「あなたは頻尿スキーですね」とか「頻尿はステータスだ」とかいう言い間違いをするようにならない限り私はAIを知能とは認めない。そうならない限りAIには未来などないのである。

しかし現状のAIでも「偶然できた文字列の組み合わせ」「解析不良の結果生じたずれ」と「間違い」を区別するのは難しいかも知れない。虚構船団の中でも出てくる、アホバカマヌケトンマヘンチキ等の罵倒語を食わせて新たな罵倒語を作る試み、あれなどは一種AIの魁だろうが十分に可笑しくPsを感じる。形態素に分解して日本語の接続のルールに従ってランダムに並べただけで早や可笑しい。 そこに「間違い」はないにもかかわらずだ。


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