nagajisの日不定記。
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誰も助けてくれないのでひとりで頑張った。吹っ飛んだHDDのデータ回収に成功。
飛んでしまったHDDはHGSTの250GB SATA。HDS721025CLA682。BIOSでは認識するが回転しねえ。基板の何処かがイカれた模様(PCのファンが外れかかった状態で稼働させてて熱暴走を起したのが直接原因)。この容量のは幾らでも転がっているが、HGSTのでなおかつ6GBキャッシュちうのがなかなか見つからなかった。何回も日本橋に通ったんだが肩透かしばかり。そもそもPC-NETがなくなって以来中古のHDDが手に入りづらくなってて困っておる。インバースは品揃え豊富ではあるけど無闇に高いのだよな・・・。
一度180GBの同型HDDを入手してCMOS載せ替えを試したのだけれども見事に失敗した。CMOSを外す際に焦り過ぎて基板のパターンまで剥がしてしまったのもいけなかった。今回は同容量の3GBキャッシュのモデル(HDS721025CLA382)を入手できたので慎重に移植手術を実施した。無事復旧した。
復旧費用は占めて2400円と心労半年分。取り戻したのは2年分のORJ版下と修復作業への自信。完成品としてのpdfは前から無傷で、それさえありゃまあ現状維持可能なのだけれども、2年分の労苦の結晶としての版下データがデジタルの塵になってしまうのとなってしまわないのとでは内田康夫と田中康夫くらい違う。吉田茂と吉田勇くらい違う。特に福知山線レールの版下は、あれまたイチから作り直せと言われたら31秒で投げる。
おつかれさんのCMOS。あれ、付け替えたらBIOSからは何と認識されるんだろか。確認するのを忘れてた。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/952873/440
明治27年創業ってのは意外と古い。西区九条通と新炭屋町に工場があったので旧大阪窯業工場とは近い位置っちゃあ近い位置。
前掲広告のマシンが「マロー」式なら窯業50年史のほうのはグローケ式ちうことになるな。ワルツ乗ってるしや。
https://www.ziegel.de/sites/default/files/2018-10/PDF_Willi-Bender_Vom-Ziegelgott-zum-Industrieelektroniker.pdf
グローケの綴りを調べていて衝突。むっちゃ参考になりそうなんやけど独語はからっきしのぷうなんだわさ。
グローケってのはドイツ語の「幸、福」、Glück なんじゃないかと思ったんだけど上の資料には出てこないなあ。活用形で検索せんといかんのじゃろか。煉瓦はziegel。資料を公開してくれてるのもドイツのZiegel社。ゼーゲルコーンってこっから来てるんじゃね?
この資料のp.192の図が興味深い。長手にできるシワ、焼成の収縮によって生じるものと思っていたけど、型枠に投げ込むタイプで粘度が高いと詰めた時点でしわになるようだ。で、真ん中付近はぎゅっと押し込まれるので下に弓なりになる。湿式プレスのような流動性の高い粘土だときれいに行き渡る。っていう図の模様。
んでここにもBoyd式乾式プレスが紹介されとる。アメリカの乾式プレス機ということで。