nagajisの日不定記。
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柳ヶ瀬隧道に使ったなんて誰が言い出したデマやねん、と思ったら『鉄道技術発達史』第2篇 第3にそう書いてあった。マジか。本家が間違っとるんやないか。
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2423737/16
『日本鉄道請負業史』には全手掘りでダイナマイト使用と書いてある。送風機も確かに使われていて、接着剤の硫黄臭のせいで作業員が苦しんだとも書いてある。『日本鉄道史』にも鑿岩機使用とは書いちゃいねえ。
M29.12.着工の笹子トンネル、ほぼ同時期に着工して少し先に完成していた冠着トンネルには鑿岩機が使われた。先述『発達史』には柳ヶ瀬からここまでほとんど発達を見なかったとか思わせぶりなことを書いてある。
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1017323
隧道工事編・船坂隧道。メモとして。
T11着工の清水トンネルの工事絵葉書から。ドリフターによる掘鑿。
https://books.google.co.jp/books?id=DS1MAQAAMAAJ&pg=PA25&lpg=PA25&dq=water+leyner+drill&source=bl&ots=Imwokz-HGJ&sig=ACfU3U2O_M-pnhadHr1foG4s5zGVpn_1Fw&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwjP-_yk2anqAhVGyYsBHWzBDOcQ6AEwBHoECAoQAQ#v=onepage&q=water%20leyner%20drill&f=false
俺もしつこいねえ。Water Leynerの発明は1898年……!だったらあの長さのゲフンゲフンでほげふがぴげなみょーんがないのはそれ以前のブツだというこガホングホン。
http://www.tokushuko.or.jp/publication/magazine/pdf/2015/magazine1505.pdf
クロムバナジウム鋼の発明は1860年代。国内での量産は1930年以降、八幡製鉄所に電気炉が設けられてから本格化。その間に日本で製造がなかったちうことはないと思うけれど。