nagajisの日不定記。
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疲れた時はNyan Catを観て,それからNyan Cat Dance [Indian Bollywood Version]を観てげらげら笑うといいよ.
コバルト棟で照射実験してた頃は臭いがあったな.数千Ciの60Coを使ってγ線照射するんだけど,オペ室の扉を開けた直後に入ると微かな刺激臭がした.もちろんコバルトは鉛箱にしまってある.数十秒前まで放射線をバリバリ出す放射性物質があったところへ入ると臭うのだ.たぶんオゾンが発生してたんだと思う.
O2→2O・
O2+O・+e-→O3
この臭いを戯れに「放射能の臭い」と言っていたけれども,まさかマジで使い出す人が出ようとは思わなかった.本気で臭いを感じる人がいたらその人はその時点で即死してる.1Ci=3.7×1010Bq,その103倍のオーダーで放射線を浴びてることになるからな.
日曜日,校了報告のつもりで土倉庄三郎の墓を訪ねた.大滝上手の龍泉寺の墓所にあるとは聞いていたが,訪れるのは初めてだ.
墓所の一番低い所に垣根に囲まれた一区画があり,それが土倉家と植田家の墓地のようだった.植田家は妻の政子の実家であって,その縁で一所にまとめられているらしい.垣根は低く,よく見渡せるのだけれども,入り口に門があったりしたこともあって,中に入るのはよしておいた.
遠くから見るとどれが庄三郎の墓なのかわからない.あとで聞いたところ,一番奥の右から?番目ということだった(自由に入ってもよいとのこと).政子の墓はたまたま通路に近いところにあったので気づくことができた.真ん中の段の階段の左にあるのがそれだ.
この中に庄三郎の墓があるんだな,と思いながら見渡して真っ先に思ったのは,とても小さく質素なものだということ.稀代の土豪一家でありながら,墓はどれもつつましやかで,それは他の家の墓石と変わるところがない.一家の中でも庄三郎のが特に大きいということもない.村に生き,村に死んだ一人の人物というまでである.いろいろと物思わされる.
寝るとかいいながらよく眠れない.コーヒーのせいかも知れない.なんか書いて時間をつぶす.
この間東京メトロのトイレで見た張り紙.最後の一文が気にかかる.なんでそこで切るんだろう&そういう揃え方にするのだろう&最後から1Lが一画落としじゃないんだろう.
いや,そうせざるを得なかった理由はわかってるんだ.頭一画落としで本文4行目と5行目を続けてしまうと「。」が行尻になる.Wordのデフォルトは確か追い出しだったはずで,そうすると最後の行が「す。」で終わってしまう.格好悪い.かといってぶら下がりにすると枠と干渉する.これも格好悪い.追い込みにはならなさそうな気がする.横幅96%にするとかいう手段も姑息でしかない.とか何とかいう感じで,あれこれ悩んだ結果「もうどうでもいいや」といって投げたに違いないんだ.
表題の「禁煙についてのお願い」というのもいまいちよくない.喫煙不可を伝える内容なのだから,ストレートに「禁煙のお願い」でいいんじゃないか.「…についての」などと書くと他に何かありそうなように読めてしまい,最後まで読まないとはっきりしない.まどろっこしい.
「禁煙にご協力して頂いております」という表現もまわりくどい.このトイレの所有者は東京メトロだ.そこで禁煙を求めるのにそんなへりくだる必要はあるまいよ.「トイレ内は禁煙です」でいいじゃないか.そうすると3行目は不要になるが.「ご協力*して*頂いて」というのが妙に感じるのかも知れぬ.「(第三者が)ご協力する」とは言わないんじゃないか.なんか,もやもやする.
別にメトロに文句を言っているのではない.自分が書きなおすことを考えた場合に,これという代替文/妙案が浮かばないからもやつくのだ.
メトロどぜうことば