nagajisの日不定記。
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coreで受けるようにしてからcoreのlibを書き直さなければならないことを忘れてた。前号までは反映させてあったからテストはちゃんと通ってるのな。66号を誤購入されたり「おためし購入」ができなかったりしたのはすべてそのせいだ(厳密にいうと違うんだけど表向きにはそのへんで止しといたほうがよさげ。前者はlibの最初の最新号名を放り込んである箇所を書き直していなかったから。それ見てページのあちこちを自動生成してる。お試し購入のほうはlibに第76号の名前ハッシュがなかったせいで購入ログが正しく記録されてなかったから起こった(購読期間はこのログのほうを見て判定している)。その一方でアカウントの購入号記録にはちゃんと記録されてたので、買ってるのに購読ログが見当たらず、購読期間が切れていると判定される謎現象が起こる羽目に・・・。 今までcore.the-orj.orgの左カラムが表沙汰?になることはなかったからlibを書き直す必要がなかった。core.the-orj.orgを立ち上げた時に丸ごとコピーしてそのままだったのだ。んが、paypalの戻りをcoreにしたことでそれが表に出てしまった。一見同じような作りだから見過ごしとってん)。
しかしlibが二箇所にあってどっちも書き直さないといけないのは面倒だな。今後同じ間違いをしないとも限らん(というか絶対やるだろ>nagajis)。http越しにincludeできれば話は早いんだが確かcoreでは出来なかった筈。うん確かにできない。いちいちフラグ立てて脆弱にするのも何だしなあ。
16日のKINIAS訪問、18・19の私用と立続けに野迫川村を訪れた。話に聞いていた通りの、いや、それ以上の僻村で−−−ここでこの言葉を使わなければどこで使うのだ−−−、日本の広さを思い知らされたというか、自分の見識の狭さを見せつけられたというか、ともかくちょっと呆としている。
「奈良のチベット」。そんな表現が村史でも使われている。そこに蔑みや哀れみの意味合いを読み取って、あまり使いたくなかった表現なのだが、実際に訪れてみてなるほど確かにそうだと思い、そして侮蔑の意を含んでいないことを感じた。別天地、桃源郷、そういったプラス成分を多分に含んでいる。確かに暮らしは大変だけれども、高野竜神スカイラインのおかげで並の山村レベルの暮らしができるようになっている。高野山まで40分で行くことができ、暮らしに必要なものはそこで全て揃う。都会から見た時に、その高野山なり高野竜神スカイラインなりまで到達するのにやたらめったら時間がかかるせいで不便に見えるだけだ。
この村に近代化が訪れなかったわけでは決してない。KINIAS調査で素敵なトロッコ軌道が残っていることを教わった。在所さながらの飯場集落や、製材用のミニ水力発電所まであった。そして5kmの木軌道跡が丸々残存している。搬出用の索道だって、大正4,5年というかなりな初期から存在していた。村域に4本もの荷送索道が存在した村は奈良県下でもここだけだ。金屋淵の鉱山が県下一の盛況を見せていた時期すらあるのだ。
今それが残っていず、現代に直結していないだけで、この村にも確かに近代化の波は押し寄せていた。それが1000m級の山脈群に遮られ、ちょうど消波ブロックの役割を果たして、勢いが弱められてしまっただけだ。静かに押し寄せ全てを覆い尽くしてしまう雲海のようにはならなかっただけなのだ。
そういったことを自分なりに消化しようとして四苦八苦している。たった2度の訪問じゃ無理なのかも知れない。
あちこちで「40分」という単位を聞いた気がする。役場から高野山まで車で40分。役場から弓手原まで40分。役場から立里まで40分。これが30分だったり1時間だったりすることはない。それだけかかることを身に染みて、厳密に覚えておられるということ。「おおよそ30分」と言ってしまうには遠く、1時間見ておいたほうがいいと不便をかこつこともなく、きっかり40分、なのだ。