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2020-01-17 [長年日記]

[大日本窯業協会雑誌] 岡山県下煉瓦製造所の概況(第9巻第100号)(明治33年)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcersj1892/9/100/9_100_130/_pdf/-char/ja

うーん。耐火煉瓦なのか建築用煉瓦なのか、話がごっちゃになっている気がする。天瀬稲垣耐火製造所?

[大日本窯業協会雑誌] 土管煉瓦及瓦商況(第9巻第101号)(明治33年)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcersj1892/9/101/9_101_166/_pdf/-char/ja

京浜煉瓦製造の組合たる『煉瓦業組合』が標準価格を改正。関東では組合が機能していたのだな。

[大日本窯業協会雑誌] 堺の煉瓦業(第9巻第105号)(明治33年

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcersj1892/9/105/9_105_312/_pdf/-char/ja

大阪毎日の記事から。堺に3箇所、堺煉瓦、日本煉瓦の2つしか名前が出てこないのは何故だ。あと1つは大阪窯業のはずなんだけどさ。

[大日本窯業協会雑誌][煉瓦] 煉瓦の風化物

田村典瑞「煉瓦ノ風化物附バナヂユムニ就テ」正続。明治27年のこの報文では小菅集治監製煉瓦に発生するものを分析して多量のバナジウムを検出している。他の建物の風化物(産地いろいろ)は炭酸曹達主体でバナジウムは痕跡。バナジウムの定量が困難というのもあるらしいが。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcersj1892/2/23/2_23_291/_pdf/-char/ja

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcersj1892/2/24/2_24_323/_pdf/-char/ja

そもそも風化物といったときにいろいろな種類があるようだ。例の白色のものだけでなく、黄色とか青とか緑とかもあったらしい。そういう色付きのはバナジウム塩が関係しているのかも知れぬ。

大正7年の長屋修吉「煉瓦の風化物に就て」では白色のものを分析して硫酸曹達→炭酸曹達→硫酸曹達→炭酸石灰の順に出てくると言っている。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcersj1892/26/306/26_306_157/_pdf/-char/ja

[大日本窯業協会雑誌] 堺市煉瓦の盛衰(第10巻第112号)(明治34年)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcersj1892/10/112/10_112_151/_pdf/-char/ja

堺周報のアレ。

[独言] 深川・碍子・香蘭社

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcersj1892/10/115/10_115_270/_pdf/-char/ja

以前Mさんに教えていただいた、国産碍子第一号を製造した香蘭社。明治34年に(たぶんカッセル窯に似た構造の)改良窯を築造して生産を向上。この記事にはその窯の構造が妙に詳しく書かれてある。新聞記事の引用のはずだけど。

[大日本窯業協会雑誌] 東京煉瓦商況

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcersj1892/10/117/10_117_368/_pdf/-char/ja

そうか。高さ三尺しか積み上げられないのだとしたらそれこそすごい広さがいる。東京の煉瓦製造業者は川運に依存していてその運賃のことなどあり。需要はあるけれど価格が見合わない。


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