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旧道倶樂部録"

nagajis不定記。
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1943-09-09 イタリア降服 この日を編集

[陸幼日記]九月九日 木 晴

胸部間接撮影の為午睡行わず。作業は九四式六号無線機の使用を行い随意運動時にも行えり。柔道は意気。理髪の床屋さんは二人共応召されて、生徒同士にて行えり。生れて初めて人の頭髪をバリカンにてつんでやりたり。最初は臆くう〔劫と朱訂正〕なりしがやる中に遂に完全に操作になれ相当なる腕になる。今日得し一大収穫なり。良好。

〔罫二行分を使い大書して〕伊太利は米英に対し無条件降服せり。

八月の政変頃より新政府は米英と議し九月三日成立し八日降服せり。何となれば新政府は戦意なき弱き国民におし立てられたるものにして降服する事に急ぎし模様なり。
而しムッソリーニは北伊に新政権を樹立しハッシスト〔ファッシストと朱訂正〕党を中心とする軍を以て米英に対し独は既に之に対し援助しあるが如し。
戦意なき程怖しきものはなし。降服すともムッソリーニある限りは伊は同盟国なり。力を落さず愈〃敵愾心に燃え米英撃滅に邁進するのみなり。


2005-09-09 生活サイクル改善中 この日を編集

私事で申し訳ないのですが、訳あって夜型生活→朝方生活に改善中。

頂いたメールへの返信(含むORJ_readers宛)もちょっと滞っています。

明日朝にはへお返事しますので、しばしお待ちください。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ マフ巻 [俺も忘れてた。返信まだ見てないや。。。orz]


2008-09-09 逃避してきた。 この日を編集

[廃道本][独言] してきた。

晴れ過ぎるというのも考え物だな。雨乞いの儀式をしながら撮影した。が、いま見て構図が違うことを発見した。鬱だ詩嚢。

以下、恒例のどうでもいいもの群。

画像の説明たった7か月で出来上がってしまったという宿場町にて。布袋様。非常に愉快げである。空も青い。(なぜこんな写真ばかり綺麗に撮れるのか)

画像の説明おれはナガトミだ、と主張したところで聞き入れられないであろう地域に足を踏み込んでしまう。右を向いても左を向いてもトミナガ。住んでいる人もトミナガだったろう。間違い探しの間違いになった気分。こればかりはあのおちょぼ口イラストの所為ではない。

画像の説明近代土木遺産に落書きを致したる不届者。平成19年度にここを訪れたS.K.に告ぐ。貴様なんか貴様なんか猪にしてやる。

[ORJ] あうあうあー

逃避中にいろいろ仕事が溜ってた(当り前だ大馬鹿者)。一生懸命片付けてます。残りは明日に・・特にCD発送につき・・・申し訳ありませぬ。


2010-09-09 この日を編集

[独言] うーん

何もアイデアがないな。せめてトップに戻すか・・・

[ORJ][web] emergency

めんどくさい・・・空送っても何も起こらんっちゅうねん。

[独言] ふむ

そういう手はある。アプローチする対象としては間違ってないし、ナウい(死後20経過)

つーかJIS男うっといぞ。そんなんでマシンパワー奪うな。

しかし結構手直しがいるぞ。この行折り返しでは読みにくいのがさらに読みにくくイミフになってしまう。


2014-09-09 この日を編集

[独言] 分かりきった苦労

徳川道のフォーマットは、やはり失敗だ。。。フォーマットに合わせた書き方を開発できなかったのも敗因だが。。。

前編紙芝居で、地点図示をかならず入れて、とかすればまだリンバカンがでるかもしれん。あるいは改ページと改場面を一致させずに流し入れるとか。しかし今さら作り直す気力はない。

最後に終えての感想を入れてみたがバッチリ浮いている。こういうのばかり自然に作れるのは、それはそれで才能かも知れんなあ。

[独言] 月が綺麗

大阪では叢雲なき中秋の名月。この日が晴れるのは珍しいというが、昨年一昨年(その前の年か?)ときれいな月を見た気がする。明日のほうが満月らしいが今日ので充分満足した。


2016-09-09 この日を編集

[独言] マ(略)

なぜこうも立て続くのか。そしてイライラするのか。(以下略) ←だからそんな書き方するから誤解を招くんだろうが。ORJには全然関係ない個人的な話です。ふう。

サムネール作成は一度成功したんだけど出来上がったサムネがボケボケになってしまったのでシャープにする関数ないかしらんと思ったらおブジェクティブな書き方のサンプルを発見。よっしゃと思って書き直し、リロードしたら503という罠……嗚呼これも不運。しかし考えたらメイン鯖においておくとTUKAさんまで巻き添えにすることになるのだな。サブに移っていただくほうがよいのかも知れぬ。

ImageMagikを使いこなせるようになったらあんなことやこんなことができて便利なんだけど、はるか昔に書いたサムネール作成ルーチンから外れることができないまま今日に至っている。この機会に少し練習しておこう。このタイミングでというのもどうかとは思うが急がば回れだ(違

阿振川橋は長いだけで面白みに欠けるな・・・。話の筋も飛び気味だ。やはり旧橋をメインに据えようというのが間違っていたのかも知れぬ。そういう困難を敢えてするのはいいけれどもそれ乗り越えたところで誰も褒めちゃくれないよ。自己満足も得られてないなら正しく「何のためにやってんだ」っていう話だ。


2023-09-09 この日を編集

[コアダンプ]ぶちまけたら片付ける

"物語性”の重要さ。日本遺産におけるストーリーの概念。

そのものの良さを伝えようとするとき、そのものの歴史を語るだけでは*いけない*と思う。うまい言葉が見つからない。いくら私が「横山隧道いいよ!」と叫んでも伝わらない。何故か。そこにストーリーがないから。共感の手がかりがないから。情報として与えられるだけなので授業で強制的に学ばされたこととかそこいらの看板広告と変わるところがない。 幸い、横山隧道には、ここまでお話してきたような物語が明らかになっている。足りないものを加えれば十分活用してもらえるものと思う。思いたい。

横山隧道の歴史を語っておしまいでは*ならない*。というか不可能。建設に携わった人々、家棟隧道や佐和山隧道との関連、道の担った役割。特に道を通してのつながり。お話したような歴史を調べていくなかで「ああ、道はこうやって繋がっていくんだ、歴史がこう繋がっていくんだ」と感じた。すべての道はローマに通ずという諺があるけれども、自分にとっては例え話ではなく事実としてそれを感じる。歴史の連綿で繋がっている。事実を体得したという思い。

歴史を学ぶということ。歴史を学ぶ、自ら紐解き自分のものとすることで、自分が生きているいまにこのように繋がっていくのだという理解があった。納得した。ああ、自分の生きているこの国はこうしてできあがったのだと知れたこと。その理解によって、ようやく、自分という存在のこの国における、社会における位置づけがわかった気がする。横山隧道に興味を抱いてあれこれ調べたもの好きという私。それでいいのだという。ここまで明らかにできたことによって私もこの道の歴史に組み込まれたという思い---ただ通るだけでもトンネルを構成する歴史の一部になる---。自分の行動行為が歴史の一部になるというのは何も他に勝る何かをしなければならないわけではない。テレビに出るとか有名になるとかいうだけだと思うから関わりを持とうと思わなくなる=歴史に興味を失う。

いまがこのようになった過程を理解すると、いまを肯定することができる。この不便には理由がある。以前はもっと不便だったのだ。これ以上を望まなくてもよいだろう。諦めではなく自然な感情で。不便をかこつ思いが減る。不遇を嘆くことの愚を悟る。

土木遺産を通して得たこの感触、歴史というものへの理解、はもし自分以外の誰かが感触したとしてもその人の糧になるだろうと思う。それを伝えたい。


2024-09-09 この日を編集

[煉化][資料] 明治5 東京銀座煉瓦街煉化石関係

いずれも『東京市史稿 市街編 54』より。pp.824-826。

  煉化石並生石灰入札仕様書
一、煉化石は宜敷土性相選み焼方入念、焼方は内外一様に焼通り候品にて、黒味等無之品相選み可申、若試之上宜からざる品有之候はヽ取上不申。
一、寸法は左の図之如く形通しを以て試み、緩きもの形大く通らざるものは取捨可申に付、入念見積可申事。 画像の説明
一、寸法並性合共入念、一枚たりともかけひび入又は寸法違受取不申事。
  生石灰
一、焼方入念、焼通り宜敷、色白き品にて水を掛熱立ざる品は取用不相成候事。
右之品之内煉化石は枚数当、石灰は貫数当たを以直段取調制作場所より東京迄之運賃積込、入札直段差出可申事。
  壬申三月         東京府
〔参事/土木助〕        建築掛

東京形+5厘とは結構厳しい規格と思う。小さいのは多少大丈夫としても、同寸でちょっとでも歪んでたらアウト。小口や長手に物差しを当ててぴったりだったら多分適合しない。欠けや罅を許さないばかりか一部が焦げたようになったものも刎ねられる。大変だったに違いない。

金壱円也
右者今般消失場家屋煉化石を以建築に付ては、職方之者え築建方差図等致候にも、掛之者篤と心得居不申候半ては差支、且絵図のみにては分り兼候廉も有之候間、別紙図面之如く、木にて煉化石三分一之雛形出来致度、御入用積為致候処、前書之通相掛不相当無之候間、直に取懸申付、出来之上は代金出納掛にて仕払候様取計可申候。此段相伺候也。
  壬申〔○明治五年。〕四月
   覚
一、金一両也
右は煉化石雛形御絵図面之通り都合六通りにて、惣数弐百本入念出来可申候。
  申四月三日         元平川町
                指物師 権 右衛門 印
〔土木助/権参事〕   典事    〔検査掛/煉化石掛〕

煉瓦積みを職人に教えるために木で1/3スケールの木製模型を作らせている。それでイギリス積みとか○枚巻とかやったんだと思うとちょっと微笑ましい。でも作らせているのは指物師でとても本格的。

そのほかにも小菅での煉化製造受負下げ渡しに関する資料とか報奨金制度のこととか窯焼き立てに要する時間日数のメモランダムとか。最後のは焼立と再焼立の二本立てになっていて興味深い。

 極上  六拾兩 但、定價〔壹萬本に付五拾兩え貳割増〕
 上々  五拾七兩貳分 但、同斷壹割五分増
 上   五拾五兩 但、同斷壹割増
右煉化石之儀御定直段を以請負人共相納罷在候處、精粗相違有之、殊に員數捗取兼候ニ付、定直段之儀は此儘居置候て、猶最上出來之品は、檢査之上評決を以書面之直段ニ御買入被成遣候ハ丶、納人共互ニ勉勵、格別品柄相進ミ、多數納方出來可申候。依之此段相窺候也。
  四月〔◯明治五年。〕
〔土木助/権参事〕   典事〔〕   〔檢査掛 /煉化石掛
 上煉化石  百本ニ付  五拾錢
 中     〃     三十三錢三厘三毛
 下     〃     拾六錢六厘六毛
右煉化石當分之内定直段ニ而買上候様仕度、此段相伺候也。
  申四月十四日             ――建築事務御用留

  煉化石焼立日數
 初 十二字之間  弱火
 次 廿四字之間  烈火
 後 六字之間   弱火
右ニ焼立火口幷煙出シ共、都テ空氣不入様、ネハ土ヲ以塗立候て後五日五夜釜中にて冷し置、煉化石釜出し之事。
  同再度焼立日數
 二日ニ夜   焼立
  内
 初 半日   弱火
 次ニ一日一夜 烈火
 後 一日   弱火
右焼立跡焼口煙出シ共空氣不入様煉土ヲ以塗立、後二日目竈出し之事。                     ――建築事務雑書留


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