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2006-11-21 煮詰まる [長年日記]

[] さんざん書いたのに

 間違って前のページに戻ってしまって書いたやつが消えちゃったよぉぉぉ.そうして意味不明な書き込みになってしまうのか、これも.

 ともかくちと煮詰まったので一晩何もせずに寝るという連絡事項です.メールの返事が遅れているみなさま、ごめんなさい.私は冪乗則を地でゆきます.

[独言] 書かなかったことの続き

 同じことを2度打つのもはげらしい(大分弁で「ばかばかしい」の意)ので、しかしそれはそれで自分らしいかも知れないと一瞬思ったりもするのだが、それでもよだきいことには変わりなく、代わりに違うことを書いて現実逃避しようと思う.なお「よだきい」は標準語の「面倒臭い」に似ている大分弁だが微妙に違うニュアンスであり、かつて幼馴染みが「してもいいけどせれれん」と大分弁で重ねて翻訳して見せて、実にそうでもしなければこのアンニュイさは表現できないような言葉である.実に玄妙な言葉だと思う.全てが「よだきい」で済ませられる大分県の中の人・nagajis.その性格や推して知るべし、だ(そんなの無理やっちゅうねん).

 確かに面倒臭いことは世の中に溢れ返っている.バックナンバーCDだって面倒臭いことの筆頭だ.以前に放流した魚をまたすくい集めて色で染めてニシキゴイにして見せるような作業だ.だがしかし、それはそれで目的のあること、「よだきい」で済ませられるものではない.なので泣きながら作業をしている.そもそもそれは誰のためでもなくまさに自分自身のためなのだから.だから作業の愚痴は言いたくない.好き好んで苦労して、その背負った苦労の愚痴をこぼすようでは世話ないよ>nagajis.

 いろいろやりたいことはある.積んだ仕事が山になっている.少しずつでも片付けたいが、下手して最下層の仕事を処理したりしようものならがらがらがらと全てが崩れてしまいそうな予感.ちっとは考えて積んどくべきだった.当たり障りのないものから順に片付けようと思っても、全てが廃道の葛の蔦のごとくに絡み合っているため全く始末に負えない.特に隧道データベースのlib.php回りだとかpref.phpとexport_pref.phpの関係だとか.こういう時に快刀乱麻なナタが欲しくなるものの、所詮ナタでは雑草を苅るのがせいぜいだ.大木を切り倒すには斧がいるということ.かといって斧持ち歩くのはさらに犯罪者チックで嫌だ.

 自分の場合、こういう時はとにかくモノを書くに限る.かいて気分転換する.ひらがなは止したほうがいいかも知れない.とにかく今までで一番欠けていたものはスピードだ.内容を吟味するのはとりあえず置いておいて、脳が考える前に脊髄反射で書けていた頃が懐かしい.しかも漢字TALK7.5のことえりで.あの頃は良かったなあ、とかなり面倒臭い比喩を出し始めると裏nagajisが徐々に首をもたげてきた証拠だ.

 もう一つ悟ったのは、誰かに向けてかくということが非常に苦手であるということだ.ORJの文章も、サイトの文言も、どうしても「読み手」を意識してかかざるを得ない.かく相手のことを考えすぎてぎこちない物腰になったり固くなったりする訳だ.なるほどね.だからひらがなは止した方がいい.

 先日来からこの部録"を誰に向けてかくものでもないことにした.正しくwebの在り方だと思っている.ここにかかれる文章は主にnagajisに向けられていて、何かの暗喩であったり誰かを貶めようとするものだったり催促したりするような意図がないことは断っておく.ただここに何かかがかかれているか否かでnagajisのactivityなりORJの未来なりを計って頂ければそれでよいと思う.そんなことでいいのかと思いつつ.よほどひらがなが気に入ったらしい.

 つーかそれって、高齢者宅の旗みたいだな.いやいや、ここは越後の「印の竿」としておこう.昔、雪深い地方では家の軒まで雪が降り積もって家の中に閉じ込められることがしばしばだった.そんな時の慰めに、高い竿に藁で編んだ家の印をつけた「印の竿」を立てておいたという.「ここに家があるんだぞ」と道ゆく人に知らせることで(知らせる準備をしておくことで)「ああ今誰かが見ているかも知れないぞ」と思い、雪中の気を紛らわすものであったとか.ホントかどうかは柳田翁に聞いて下さい.いずれにしても何か悲しくなるような比喩だな.しかし想像する力も大事だから.


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