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旧道倶樂部録"

nagajis不定記。
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1942-07-26 この日を編集

[陸幼日記]七月二十六日 日曜日 晴

旧三寝室会の意を以て今日は朝より書津湖に遊びたり。即ち五時十分に校に発し七時より十二時まで下書津に伊東さん他十命近くの一年生と藻の投合いをなし共に戯れたり。
午後は田中を見舞に行く。田中が以外に瘠せいたるに驚く。大部癒りたるか、立ち歩きいたり。復りは薬園町を十六時二十五分に立ち十七時五分帰校。
前の日曜の如く水中を駈け廻り大分夕食後もきつかりき。ただ漕舟の際頭に物を蒙らずにいたる故頭痛くなりしは予の失策なりき。


1943-07-26 この日を編集

[陸幼日記]自七月二十六日 至八月四日

鹿児島県出水郡阿久根町に於て遊泳演習行わる。一年も同じなるも二年は三笠村の脇元にて行わる。


2007-07-26 あと5日 この日を編集

[ORJ] TRDB

表紙を作ってみたが記事(タイトル)が少なくちょいと寂しい感じ。慌ててTRDBのでっちあげにかかる。その中でちょっとした発見あり。「キリズシのトンネル」=「清水堀り」説浮上。読めないと思っていたあの彫り文字、今読み直すとどう読んでも「シ水ボリ」なんだよな。その左が深水。右端が「小田」ナントカと読めるのだがこれは該当する地名がない。あと何故か「くり」と落書されている。何なんだくり。あのくりか。

いずれにしても総ページ数は大変少ない号になりそう。それでもOFF会のしおりは冗長になるから入れない。サーバに置いておきますので。

[独言] あちこち侵出しはじめたnagajis

繁盛せい、反情勢。KINIASからリンクを張つてくださつた(加古川の見学報告書に)。nagajisを1匹見たら0.5匹いると思ってください。半分はフェイクか受付だ。自分で書いておいて何を言っているのか解らない。

一応私個人のサイトではない旨をお伝えした、というのは書かんでもええか。むしろ8月にリンク切れるので別所に置いたという小心さを書くべきではないのか。


2009-07-26 この日を編集

いいか、みんな

        (゚д゚ )
        (| y |)

『DaneKoma』理論を知っているだろう

        ( ゚д゚)  DaneKoma
        (\/\/

展開するとこうなる

  Dane  ( ゚д゚)  Koma
      \/| y |\/

ここでnとmは代数記号だから入れ替え可能だ

  Dame  ( ゚д゚)  Kona
      \/| y |\/

さらに後者の演算順序を変える

  Dame  ( ゚д゚)  naKo
      \/| y |\/

二つあわせれば「DamenaKo」。

DamenaKo  ( ゚д゚)  
         \/\/)

つまりnagajisはダメな子だという理論だったんだよ!

        (゚д゚ )
        (| y |)

Ω Ω Ω<ナ、ナンダッテ−!! 

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ とと [これに対し異論を唱えるのが、デンマークの数学者 Jareva dekirukoyanen(ヤレヴァ・デキルコヤネン) である。]

_ longjis(失礼^^ ) [キバヤシさん……]

_ マンガ谷のナウシカア [  ……からおてがみついた]


2011-07-26 この日を編集

[独言] またチャックが開いていた

コンビニに行って帰ってきてチャックが開いてたことに気づく。nagajisのチャックはよく開いている。5回に1回は開いてるんじゃないかと思う。シャツを出していると見えないしパンツはいてるもんだから恥ずかしくはない。こういう精神鍛錬の積み重ねでおっさんになっていくのだろうと思う。

[ORJ][] かく

こういう追い込みがないと書けないのか.その程度か.その程度の思いか.と思いつつ書き始める.カタルシスが欲しいが,おそらく無理だろう.

自分の世界を飛び出す勇気を持てた暁に
今までついた下らぬ嘘を美化してくださる?
でも多分無理 疲労が混んでる
他人の期待を受け止める意思を持てた暁に
貫いてきた下らぬ倫理を認めて下さる?
また同じ事 繰り返してる

書いた.少し整理する必要がある.あと,御杖村に行かないといけない.

これを書いたらあと何も残らないんじゃね? というのを幾つか放出できるといいな.この程度でゲロで気が晴れるとも思えないが.どのみち余計な荷物は要らない.

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ bnb206 [帰ってきて気が付いたらブラブラさせていたwとかで無い限り気にしないもんです。青春を過ぎてしまえば・・・(^^♪]


2012-07-26 認証オワタ この日を編集

たった五桁の数字を得るだけなのに、こんなに手間取るとは・・・。トホホとしか言いようがない。いろいろ失ったものが多いので大いに盛り返さないといけない。

すべてのきっかけは PayPalの通知を見逃していたことだが、それが遅くなった原因ではない。本人認証に必要な書類をすぐに用意できなかった私が悪い。電気とガスは引き落としで領収書が届かない。電話代は死んだ親の名義のままで(唯一相続した遺産だと思っているため名義変更したくないし時間がかかる)、携帯電話は持っていない(理由は聞くな)。車もない。そんな状況から二つ必要な住所証明のあと一つを得ることができなかった。何だか存在を否定されたようで悲しかったが、そもそもそういう証明手だてを用意してないほうが悪いのだ。

結局、住基カードを取得するのが最短ルートだとわかったのが7月の第二週だった。申請・取得に1週間弱を費し、その間死ぬようなpdf修正と発行をし、取得したてのカードをスキャンしてPayPalに送付し、記録の住所と違うと突っ返されて泣きそうになり、記録のほうを書き換えて再送付し、その返事が郵便で届くのを土日跨いで待ち続け、ようやく第4週3日目にして数字五桁を入手した。振り返ればこんな馬鹿なことはない。大切な人を悲しませ呆れさせてしまったし、散々だ。

とりあえず、今後はもう本人認証で悩むこともないだろう。

[ORJ][pdf] 閑居して保全を茄子

そういう思いもあって待ち時間の間にいろいろいじった。主にバックグラウンドに関することなので表には出て来ないと思う(一部は表向き)。

  1. 現在配布している号の版数をDLページに表示するようにした。下のほうの「更新情報」を注視していれば知ることができるのだが、もっと即物的にというか直接的にというかな方法で伝えなければならないと思ったのが運の尽きだった。
    版数はpdfのKeywordsに記録するようにしている。それを直接phpで読んで(リストに加えて)表示するようにした。この辺りのテキストはUTFー16で記録されてるという情報が役に立ったが、しかし自分の環境で作るpdfは何故か¥Keywords (が無数に存在していて、正しいのを得るのに四苦八苦した。XML?RDF?から取得するのはうちの環境では不可能。何故か付与される時とそうでない時がある。
    んでその取得したKeywordsの置き場に悩み、list.datに追記するしかなくなり、とするとRDBのテーブルもいじならければならなくなりで、ズブズブと泥沼である。なお 記事のRDBはページ表示には使っていない。できるだけ負荷を下げるため、普段の表示にはlist.datを使っている。
    pdfの版数(キーワード)はメニュー→ファイル →文書のプロパティ辺りから確認可能。一度確認してみるといい。

  2. 総目次を用意したのを機に、かねてからの懸案だったdisclosure問題を片付けた。pdfのjavascriptは変にセキュリティが固くて(そのくせexploitの元になってるんだけど)、あるファイルから他のファイルを開くことはできても、その上で任意のページを開くことが難しい。対象ファイルにdisclosureなるフラグを立てておかないといけない。そのことに気づいた 2011年以降はフラグ立てるようにしてきたが、javascriptを使っていない古い号ではそんな細工などしちゃいない。
    フラグ立ててないことで問題になるのは「統合版しかDLしていない人は総目次が役に立たない」ということだ。総目次のリンクはjavascriptで作っていて、最初に個別版を探し、なければ統合版の該当ページを開こうとする。disclosureフラグが立っていなければ開いたところでコケる。表紙が表示されるだけだ。そこから各記事に飛んでもらうしかない。同様のことは記事中のリンクにも言える。過去号の特定のページを開くことができないのだ(個別版でもその中のあるページを狙って表示させられない)。一番使い手があるシチュエーションなのに。
    そういう中途半端な状況を解決するには、過去7年間分のpdfを遡ってdisclosureフラグを立てればいいわけだが、その作業量が半端ないうえ、立てたからといって既購入者全員に行き渡るわけじゃないという問題が未解決のまま残る。購読期間縛りがあるからね。たまたま最近過去号を購入した人だけが再ダウンロードでき、修正の恩恵に預かることができるだけで、発行直後に買ってくれるような熱心な方々は逆に軒並みアウトになってしまう。そういうジレンマがあって手がつけられずにいた。
    それを、思い切って全処理修正フラグ立てすることにした。購読期間が切れちゃった人には申し訳ないが、差し替えないと読めない/嘘情報を掴まされているわけではないのだからと思って諦めていただくしか。
    2010年以前の号でdisclosure処理を済ませたものは版数表示に「*」をつけている。DLページのindex.phpを書き直したのはそれを知らせるためだという側面もあったりする。
  3. お知らせメールでも書いた、paypal払いが反映されないyo!事故をなくすための変更。paypalがらみの処理をcore.the-orj.orgで行うようにした。実はwww.the-orj.orgとcore.the-orj.orgは別アカウントで運用している。www.the-orj.orgが転送量超過になってもcore.the-orj.orgは生きている(だから503ページを表示できるのだ)から、常にcoreで受けるようにすれば、少なくとも503でpaypalの通信を取り溢すことはなくなる(はず)という理論に基づく変更である。言うは易いが大変な実装で、そして言い尽くせないくらいにイレギュラーなことを裏でしているが、何度か試してみてちゃんと動くことを確認した。お陰で手数料を数百円分損した。
  4. テスト中に判明したPayPal遷移の変更を購読の手引きに反映させる作業、および「おためし購入」説明を書き直す作業。その最中に「おためし購入すると引き続いて他号をおためし購入することができない」というannoyanceに遭遇する。おためし購入は新規アカウントでログインしている状態だから、他DLページへ行くと「おためし購入」リンクが表示されないうえ、「アカウントで購入」をクリックすれば購読料不足を宣言される。一度ログアウトするかブラウザを閉じればいいのだが、購入直後にログアウトするようにできそうな気もして、結局手付かずのままだ。
    そもそもそこまで「おためし購入」に親切にしなくてもいいような気もする。おためし購入から読者登録に繋がればよいのだし、「おためし購入」を繰り返しているといろいろ損するし。

上記の修正で最も苦労したのが2だった。このためにpdfもサイトも散々書き直した。 5年分のpdfの修正ーーー保存するだけだろ、なんて言わないで。30MB超のpdfの保存にどんだけ時間がかかることかーーー、list.datのデータ構造、RDBの絡む追加、第x号とORJ_yyyyの相関表&javascriptリンク作成pの修正、ほげふが、index.php。久しぶりに死ぬ目に遭ったが、前々から担ぎっぱなしだった大きな肩の荷を一つ降ろすことができてすっきりした。pdfを全チェックする作業の中で気づいたこと・見つけたerrataも多い。

そもそもあれだ、REAR TYREに新ゴRが残っているのに気づかな杉>nagajis。いったいどれだけ昔から間違ったままなんだよと一人突っ込みせざるを得ない。言い訳するとAcrobat4.0じゃエラー出ないんだ。空のテキストボックスとか孤立点化したテキスト(空)とかでもフォント情報が記録されるとは思っていなかったんだ。透明色指定すると無き物にしてくれるくせに>Distiller
とりあえず版下データにすぐにアクセスできる2011年以降のものについては修正した(このエラーはAcrobatで何とかできるものでなく、元から作り直さないといけない)。残りはDVDーRAMから一つひとつ取り出さないといけない。暇を見つけて直すことにする。
版数を変えるのは面倒過ぎなので止しておいた。かえって混乱を来しそうだし。キーワード他のプロパティが間違ってたとかも同様の措置を取った。誌面に変更があったり、 機能に関係する修正(リンクがおかしかったりとか)ならば版数++するけれども、微修正はそこまでやらんくていいだろう・・・。そこまで厳密に"コレクション"してくれている人はいないはずだ。いたらごめん。

75も号を重ねると、全号に影響するような修正に気軽に手をつけることができないけれども、できるだけ過去号をフォローし続けたいと思う。購読期間縛りで迷惑をかけることは避けられないが、必ずしも既購読者のためだけの修正じゃない。今後買ってくれる人のことも考えなきゃいけないのだ。

ついでに懸案のERRATAを修正した。範囲が広すぎ、かつ画像なので手が回らなかったが、フォトショ駆使?して直したった。これだけで1日潰れた。元画像がバックアップできてなかったやつがあったりしたしな・・・。やはり発行直後の状態をまるっと保存しなあかん。整理してからだと間違えて必須ファイルを捨ててしまう可能性がある。

もう一つこそっと計画していることがあって、その準備にも時間を取られた(念のために書いておくがそのせいで認証が遅れたんじゃない。いつまで経っても返事が来ないから、その待ち時間を潰しただけだ・・・)。その過程で総目次の軽量化を試みたのだが、これは思うようにいかなかった。画像を72dpi/低にしても3MBちょっとが精一杯。フォント埋め込みが幅を効かせているというよりもjapascriptなリンクが多いせいのような感じだ。何故かはよくわからないがリンク・アーティクルの類は感覚以上に容量を食う。蒸留したてのpdfにリンク付加してポップアップつけてして仕上げると簡単に数MB増えてしまう。今回は1MBの生pdfを仕上げて3MB弱だった。 ポップアップなどないのだから純粋にリンクだけで2MB増加したことになる。

[] 記事3本

探索以外のコネタ3本を作成。予告したものとそうでないのと。予告分以外はどちらも超一級の埋め草である。記事で書くタイミングを失したのでここに書いておくが、前半の再現率は100%を越えている(誇張という意味ではない)。

本題のほうは一切進んでいず、しかも余計に厳しい状況になりつつある。

[奈良近遺調] 十津川・・・

悲しいぐらいに回らない世界。ついにKINIASで調査に乗り込むことに・・・・・・。あまり愚痴はいいたくないのでここでは言わない。そのための記事を用意しているのだし。

一方で、吉野山ロープウェイが機械遺産に認定されたというニュースも。ナイスタイミングというべきか、それともある種のトラップか、計りきれぬまま既に飛び道具の弾として使ってしまった辺りは姑息である。

[ORJ][pdf] Hmm...(Javascriptリンクの罠)

ファイルを捜す順序、というか捜すファイルの指定を適当に設定し過ぎてた。Javascriptリンクは仕様上どこかの統合版に収録されているという前提で作ってある(その統合版のORJ__xxxxを読んでフォルダを識別する)のだが、おまけファイルが統合版第一部に含まれているような指定にしてしまっていたのだった。それゆえ

ローカルの(おまけファイル).pdf
ローカルのORJ_1270_1.pdf
公式サイトの(おまけファイル).pdf

の順に捜すため、統合版もDLしている環境ではORJ_1207_1.pdfを開いてしまう。ORJ_1207_1.pdfのリンクをクリックすれば自身を開く(何も起こらない)。top_1207_1.pdfだけしかチェックしてなかったミスやねえ。ふつうはそれだけで済むもん。

おまけファイルがORJ_1207_3.pdfという存在しない統合版に収録されていることにして解決。あれも直しとかないと。

追記:あれの修正は必要なかった。list.datに入れないためにあんなまどろこしいことをしていたのだ。入れられるんだったら素直にDLページから落とせるようにしてるわなー。


2013-07-26 この日を編集

[煉瓦刻印] 朝日窯業株式会社

朝日窯業煉瓦刻印

大正6年創業、同9年頃に姿を消した朝日窯業株式会社の刻印。と思われる。だって『大日本商工録第二版』に全く同じマークが掲げられてるもん。普通煉瓦を製造したのは大阪府下鳳村大字大鳥の浜寺工場。Made in Osakaな煉瓦である(ちなみに尼崎には耐火物工場があった。ずっと旭硝子と関係があると思ってた。随分な思い込みだ)。

豊中市教育委員会報の岡町分譲地の煉瓦刻印を調べた記事で紹介されているものと多分一緒。七光りだし松林松之助の登録商標は五光だし。住宅地の中に1つだけ存在していたそうだが、実物は再開発で失われてしまった。同書に掲げられている拓本から察するにこれと同じもの・同じくらいの大きさだったろうと思う。

ただし関西地方でここだけが「アサヒ」を名乗っていたわけではない。堺の老舗・旭商社(M20-34)とか洲本の旭煉瓦商会工場(T5-9)とか稲美町の旭煉瓦(株)(T7-13)とか奈良市東九条の朝日煉瓦製造所(S24-38)とか。そういう会社が旭日章を使ってなかったという保証はない。

[煉瓦刻印] 日本煉瓦@桜ノ宮淀川橋梁橋台

日本煉瓦刻印

新しいほうの橋台に使われている日本煉瓦の煉瓦の刻印。深く考えずに廃毒で使ってしまったが、よう考えたら「壹」って何やねん。社章の印のなかにある「3ナ(?)」がすでに識別符牒なはずなんだ。

第一工場、第二工場とかの別だったら面白いのにな。日本煉瓦は創業時から2工場体制だった。鳳村の分工場に登り窯を築いて煉瓦を焼きつつ舳松村の本工場を建設したことが『堺市史類纂』収録調書にある。そちらには輪窯が築かれたそうだ。

この写真を撮るために橋台に登っていた時、通りがかりのおばちゃんsに「酔っぱらいかねえ、春やからねえ」と言われたことを忘れはしない。

[奇妙なポテンシャル] #314

新・三匹のこぶた。

あらすじ こぶたの三兄弟。家を作ろうと言い出す。三男は藁で、次男は木で、長男は煉瓦で自分の家を作ってご満悦。なかでも煉瓦マニアな長男はせっせこ集めた刻印煉瓦を使って「刻印煉瓦の殿堂」を創りあげてしまう。次男三男「やーい、お前んち、刻印やーしきー」。糸井重里とかまっくろくろすけとかはいない。

腹を空かせた狼がやってくる。三男の家→「こんな藁の家なんか一息で吹き飛ばしちゃうぞー」。次男の家へ逃げ込む三男こぶた。次男の家「こんな木の家なんか一息で吹き飛ばしちゃうぞー」→長男の家へ逃げ込む。

ナレーション:しかし……実はこの狼、長男を上回る煉瓦マニア、狼少年ケンだったのです!!!

狼:「うわー煉瓦刻印だーH.J.△B.C.だー朝日窯業だーワーオワーオワオー」

鏨とハンマーでばばんぼばんぼんばんぼぼんと割り出す狼少年ケン。こぶたには目もくれずに煉瓦を持って帰ってしまう。こぶたたち「助かったー!」

それ以来、狼に煉瓦を持って行かれないため、煉瓦に刻印を打たなくなったんだそうです。

どっとはらい。


というような話をセミナーの最中に思いついてしまい、笑いと困惑を堪えるのに必死だった。今日そんな変な人がセミナーに来とってん【拡散希望】

[独言] 兵庫県某所で謎の軌道を発見!

画像の説明

いかにもそれらしい、わざとらしい書き方を試してみる。

うん、気持ち悪い。

画像の説明伊丹煉瓦跡を探しに行った時、瑞ヶ池の西側にある公園をうろついていて、前掲のレールを見かけた。なんの脈絡もなしに歩道を横切っていた。(普通はあり得ない並べ方だが)ちゃんと軽レールを使ってある。

画像の説明

なんぞこれ? と思って周りを見渡せば、公園のこの一角全体が妙な雰囲気…。なんか普通の公園と作りが違う。横断歩道が描かれていたり、ロータリーがあったり。まるで自動車教習所のミニチュアだ。

どうもこれ、子供が交通ルールを学べるようにと作られたものらしい。踏切前では一旦停止とか、横断歩道の渡り方とかをここで実習できるわけだ(以前は交通標識もあったらしい)。なかなかよい配慮だと思う。子供じぶんに近くにこんな公園があったらいろんな遊びができたことだろう。

[煉瓦] ながい煉瓦@岸和田市

画像の説明

定形外の煉瓦を見つけると、その場限りの嬉しさに浮かれて写真に撮ってしまう。たいていは使い道のない写真が残るだけで、撮ったことすら忘れていることも多い。何かの拍子に出てきたり、思い出したりした時にここに載っけて消化するしかない。

2つの煉瓦を小口で繋げたサイズの長尺物。こういうのはあらかじめ使う場面を想定して作ったのだろうか?それとも何かに使えるかも?で作ったんだ ろうか。長手積みとか。(確かkousenさんが似たのを載せてはったなぁ…あれは格子戸の格子のような使い方をしてたような気がする)

[煉瓦] でかい煉瓦@大阪市此花区西九条

画像の説明

スケール感がわかるようにと10円玉を並べて撮影してみたのだが……。やっぱりわかんないな(汗。ともかくでかかったのだ。枕にしたらちょうど良さそうだが実際にやると頭痛くて眠れんだろうな、とか、割れたり生焼けになったりせずによく焼けたものだ、とか思った。

左のコンクリートブロックが普通の煉瓦の大きさ、といっても実感が沸かない。自分でも。困った写真だ。そばで交通整理をしていた人に怪しまれながら撮った苦労が水の泡じゃないか。

やはり手を載せて撮るべきだったかも知れない。しかし自分の手は無闇にでかいので比較対象としては相応しくない。缶コーヒーとかのほうがいいかも知れぬ。

[煉瓦] 工場一覧できた

A4サイズでかろうじて読めるQ数+姑息な手法で妥協したけれども、表だけで9ページになることが判明した。研究ノートにすると頁数規定に引っかかるかも知れない。かといって論文るほどの新知見が得られたわけじゃないし。調査報告とも若干違うし。うーん。仮にそうしたとしても残り3ページで何を書くのという問題も。表題一枚と9ページ表という鬼畜仕様でいいのか。出典は表の空きスペースに枠載せすればいいものな。

もうちょっとかっこいいわかりやすい名前がほしい。あれ、さっき思いついたのなんだっけ。煉瓦工場消長年表だっけ。単に煉瓦工場年表でもいいか。消長表とか。

[KINIAS] ネタ

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130723-OYT1T00978.htm?from=ylist

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ TUKA [交通公園ですね。 私の地元にもありまして、幼少の頃遊んだ記憶があります。 今は原発被災者の架設住宅が立ち並んでます。]

_ nagajis [うちの田舎には公園と名のつくものがありませんでした…。せいぜい川向こうの三島公園くらい。いつも学校の裏山とか河川敷とかで遊んでいました。]


2014-07-26 この日を編集

[独言][] かかない

ネタだけ仕込んで外出。

久しぶりにガチ煉瓦五個背負って帰ったら、汗をかいたどころの話じゃない。溶けて無くなるかと思った。なくなっても良かったのだけど。

[看板] まわり道(案内標識120-A S38制定・現行)

画像の説明

京都市西京区桂浅原町100附近、桂大橋のたもとでこんな看板を見つけた。初めて見るし、相応に錆びているので私設看板かと思ったのだが、そうではないらしい。

「まわり道」って英語でDETOURっていうんだという発見。しかし何に対しての回り道なのか理解できなかった。人生か。回り道を選択するとどこに到達するのだろうか。

画像の説明

あっ、この向かいって桂離宮なのか……。迂闊だ。そうか桂離宮に行ってきたことにすればいいのか。うんそうしよう。

[KINIAS] 日本機械学会2014年度機械遺産認定

http://www.jsme.or.jp/kikaiisan/index.html

北海道のトラクター他の博物館,埼玉県の同系の博物館,などが認定.清水港テルファーや南極点到達に使われた雪上車などはまあ順当という感じがするけれども,大阪府太子町の医療器具メーカーが開発したマッサージチェアが選ばれているのは意外で面白かった.銭湯とか温泉とかによく置かれていたアレだ.開発の動機もいかにも大阪人っぽくてイイ.一見しょうもないことのように思える欲求をとことん追求して「ドヤァ」とするのが大阪人は大好きだ.そういうのが受け入れられる環境も決して悪く無いと思う.当地ではイノベーション優先なのよ.

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ tyaffic [拾ったレンガの重みは それを積んだ者たちの思い ← キリスト教看板風]

_ nagajis [重いは思い出~。]


2015-07-26 この日を編集

[煉瓦刻印] 大阪窯業と三ツ矢刻印と其他@鐘紡洲本工場

画像の説明

市立図書館のエントランスに敷き詰められた煉瓦は解体された工場・付属室から刻印煉瓦をとってきて敷き並べたんだそうだ。しかし具体的にどの建物から持ってきたものかはわからないという(洲本市教育委員会さんに確認した。教育委員会さんはこの作業にあたった人にも聞いてくれたそうだ)。何度かに分けて拡張された工場なので、建物によって煉瓦の製造年が違うはずで、それがごっちゃにあつまってしまっている故に「ものさし」の較正用途には使えない。大阪窯業と三ツ矢刻印が一緒にあることにも意味を見出せない。窯業と三ツ矢の関連をいうのならむしろ中家住宅の外壁だろう。

ちなみの話1:中央付近にある三ツ矢には「ホ」の添印がある。

ちなみの話2:カネボウ百年史?には大阪窯業が煉瓦を供給したという記述があるとのこと。とすると三ツ矢も大阪窯業になってしまうがじゃあ岸煉×印とか漢数字二六とかあるのは何でなんだぜ?という話になる。

画像の説明


2016-07-26 この日を編集

[独言] 2日連続肉食ったった

あれ。昨日も肉食ったったことを猛烈に書き込んだはずなのだが。まあいいや。

今日も肉食ったった。鶏レバーと牛切り落としだ。昨日は野菜が少なかったので今日は多めのキャベツと豊中産万願寺とうがらしをメインに。んで天津飯まで作ってやった。ざまあみろnagajis。

やっぱり鶏レバーは旨いなあ。暑くてバテ気味の時には特に旨い。鶏レバーで満足できる私は火砲者である。


2017-07-26 この日を編集

http://www.snrt.co.jp/

京都府統計書. 明治37年

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/807210/406

京都府統計書. 明治40年

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/807213/345

日本全国商工人名録

明25.4

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/780084/293

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/780084/481

和歌山県統計書. 明治22年

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/807466/59

和歌山煉化石会社

煉化石

和歌山市市久保丁

M21.11

資本金25000

払10000

株主135

職工80

煉化石製造会社

煉化石

和歌山市西蔵前丁

M22.7.

資本10000

払1000

株主10

職-

和歌山県統計書. 明治23年

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/807467/56

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/807468/51

和歌山県統計書. 明治24年

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/807468/51

25なし

奈良県統計書. 明治21年

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/807305/94

鹿峰社

煉化石製造添上郡角振新屋町

明治21.6.

資本金50000

株2

役員10

職工21

収入85円987厘

営業支出600.953

奈良県統計書. 明治22年

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/807306/84

鹿峰社

煉化製造

添上郡奈良町大字三条

M21.6.

資本5000

株・人員12

職工45

奈良県統計書. 明治23年

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/807307/87

鹿峰社(株)

煉化製造

添上郡奈良町大字三条

M21.6.

資本5000

株・人員112

職工45

奈良県統計書. 明治24年

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/807308/90

鹿蜂社

煉化製造

添上郡奈良町大字三条

M21.6.

資本5000

株・人員112

職工45

奈良県統計書. 明治25年

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/807309/103

鹿峯社

煉瓦石製造

添上郡奈良町大字三条

M21.6.

資本5000

株・人員112

職工48

2017.7.21よりファイル名を変更しました。コレ以降は

https://goo.gl/QgQaoG

http://www.kyudou.org/documents/up.php?t=chububricktable.pdf&m=d

にて配布ファイルを更新していきます。

第三十四国立銀行、大阪電灯、天満紡績、大東セメント、日本綿花会社、大阪土木会社、大阪石油、大阪時計製造、日本貯蓄銀行、日本製陶、東華紡績、大阪再綿会社、明治炭鉱、日本煉瓦会社

マグネシア工業

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/941569/168


2018-07-26 この日を編集

[ph.] 用途なし

画像の説明

こんな場面に遭遇して写真を撮ってはみたものの、撮ったという以上のナニモノでもなさげ。廃句には滋味が足りないし面白画像には地味だし。

たぶん真正面から撮ってたら違ったんだと思う。ランプがついていればなお可。

[独言] 知恵熱発生

画像の説明サイゼリアで原稿書き始めたせいか頭がふらふらするよ。安原煉瓦のマークが内包する意図に妄想が届いたのでよしとするけれど、あらゆることばを抑揚をつけて大仰に発話されるのを聞かされつづけていたらそれどころではなくなってしまった。持ってた残の石とな術し。もとい以て他山の石と為すべし。迷惑だと思う人の振る舞いもまた自己を写す鏡なのだと思う。

[独言] .疲れた

疲れたを拡張子る。関西地方の煉瓦刻印のログインパスワード忘れたりとかtoolのありかを忘れたりとか余計な作図をしたりとか。

[独言] 夕立

涼しくなったのは有難いが干していた煉瓦が濡れてしまう事態に。また乾燥しなおさないといけない。


2020-07-26 この日を編集

[納得がいかない] まるで絵画のような風景

美しい風景を讃えたつもりで「まるで絵画のような風景」と書いているのを見かける。どう考えてもおかしい。美しい風景だから描いて手元に置いていつでも鑑賞できるようにしようとしたのが絵画ではないか。絵画の風景が美しいのは当たり前のことであって風景を絵画みたいだと評価するのは本末転倒ではないか。カカオ豆をまるでチョコレートだと評しているようなもので、字面上は噛み合っているように見えても全く噛み合っていないように感じる。

と勢いで書いてみたが、うーん、抱えている違和感をうまく言い表せていないな。風景画じたい作為的なところがあるのに(現実時空を切り取って二次元に押し込んだ時点で幾多の情報が欠落しているのだから絵画<現実の風景である)、だのに風景画で現実を評価しようとする所に痴がましさを感じるのか。絵画のほうが美的価値があって現実の風景がそれにそぐうものでなければならぬと暗に考えているらしいのが鼻につくのか。

こういうのは言葉に窮したへっぽこライターの無理繰な文字数合わせでしかなく、そういう言葉に乗せられて旅をする人の気が知れない。行って失望するのも愚かだし言葉通りだと納得したとすれば尚のこと愚である。

[既出] 園部八木

画像の説明

小麦山に登って路政僧碑に詣でたり二駅歩いて煉瓦橋台を撮ったり測ったりしたのにそのSDメディアがぶっ壊れてしまったようで写真が取り出せぬ。ううむ。採寸寸法は手控えてきた&八木に着いてメディアを交換してからのは無事だったので、まあいいといえばいいのだが。

データ復旧ソフトをいくつか試してみたら復活できそうなやつがひとつ見つかった。そのうち気が向いたら復旧させよう。どのみち印象的な道行きの場面---小尺溝橋梁から裏に入って京都縦貫自動車道沿いに八木に出た道のところは写真にも撮ってない。ああ、そうか、橋梁名がわからないのは困るな・・・。園部の東の橋梁はなんというのだっけ。辻前谷橋梁だったか辻前川橋梁だったか。小尺溝は変わった名前なので覚えている。

園hへ行きたかったのは、学生時代に遠出をして膝を痛めて自転車を放置して帰ったあの場所を再訪してみようという思いからだったのだけれど、園部駅前は東西とも大きく変わってしまっていて、どっちの側に放置したのかもわからないくらいになっていた。20世紀の末のことだからそりゃ変わるだろうとは思う。故にあの時の悲しい思いもdidn't bring back。そして園部駅と旧市街地の離れ具合はどうだ。明治30年代に駅ができた割に何も変わっていないのはかえって不思議である。

街の風情は園部よりも八木のほうがよい。特に大堰橋のたもとの東西の通り。もし「日本の古い暮らしが見たい」という外国人観光客があったら、祇園とか嵐山とか東山なんかに案内するより、京都駅から約30分電車に乗って八木に行っていただきたい。おかしなフィードバックがかかって嘘臭く再構築された偽日本ではなく本当の古い日本の暮らしが見れる。高い土手に囲まれた市街、そのうえで石垣基礎を敷いた上に立つ民家に、洪水と共存して生きてきた暮らしを読み取ってもらいたい。園部のほうは中途半端に改まり過ぎて街の焦点が失われている。大堰川の対岸へ行けば純農村も見れるはずだ。

今回の遠出では残念ながら煉瓦と縁がなかった。園部では駅近くの畑で日本煉瓦を一つ見たきり。古煉瓦さえほとんどない。八木には江州煉瓦の手整形と機械整形が一つずつ、あと大阪窯業が一つのみ。八木をいい街だと思ったのは煉瓦刻印の収穫があったからではない。

八木駅は新駅舎を建設中。古い跨線橋もそのうち撤去されるのだろう。1920年代後半の八幡製、TENNESSEE 工に混じって八幡の1903、1904がひとつずつ。そうそう、園部駅の東口には鋳鉄製跨線橋の柱を転用した街灯が3本。製造年は読み取れず。


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