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旧道倶樂部録"

nagajis不定記。
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2012-07-26 認証オワタ [長年日記]

たった五桁の数字を得るだけなのに、こんなに手間取るとは・・・。トホホとしか言いようがない。いろいろ失ったものが多いので大いに盛り返さないといけない。

すべてのきっかけは PayPalの通知を見逃していたことだが、それが遅くなった原因ではない。本人認証に必要な書類をすぐに用意できなかった私が悪い。電気とガスは引き落としで領収書が届かない。電話代は死んだ親の名義のままで(唯一相続した遺産だと思っているため名義変更したくないし時間がかかる)、携帯電話は持っていない(理由は聞くな)。車もない。そんな状況から二つ必要な住所証明のあと一つを得ることができなかった。何だか存在を否定されたようで悲しかったが、そもそもそういう証明手だてを用意してないほうが悪いのだ。

結局、住基カードを取得するのが最短ルートだとわかったのが7月の第二週だった。申請・取得に1週間弱を費し、その間死ぬようなpdf修正と発行をし、取得したてのカードをスキャンしてPayPalに送付し、記録の住所と違うと突っ返されて泣きそうになり、記録のほうを書き換えて再送付し、その返事が郵便で届くのを土日跨いで待ち続け、ようやく第4週3日目にして数字五桁を入手した。振り返ればこんな馬鹿なことはない。大切な人を悲しませ呆れさせてしまったし、散々だ。

とりあえず、今後はもう本人認証で悩むこともないだろう。

[ORJ][pdf] 閑居して保全を茄子

そういう思いもあって待ち時間の間にいろいろいじった。主にバックグラウンドに関することなので表には出て来ないと思う(一部は表向き)。

  1. 現在配布している号の版数をDLページに表示するようにした。下のほうの「更新情報」を注視していれば知ることができるのだが、もっと即物的にというか直接的にというかな方法で伝えなければならないと思ったのが運の尽きだった。
    版数はpdfのKeywordsに記録するようにしている。それを直接phpで読んで(リストに加えて)表示するようにした。この辺りのテキストはUTFー16で記録されてるという情報が役に立ったが、しかし自分の環境で作るpdfは何故か¥Keywords (が無数に存在していて、正しいのを得るのに四苦八苦した。XML?RDF?から取得するのはうちの環境では不可能。何故か付与される時とそうでない時がある。
    んでその取得したKeywordsの置き場に悩み、list.datに追記するしかなくなり、とするとRDBのテーブルもいじならければならなくなりで、ズブズブと泥沼である。なお 記事のRDBはページ表示には使っていない。できるだけ負荷を下げるため、普段の表示にはlist.datを使っている。
    pdfの版数(キーワード)はメニュー→ファイル →文書のプロパティ辺りから確認可能。一度確認してみるといい。

  2. 総目次を用意したのを機に、かねてからの懸案だったdisclosure問題を片付けた。pdfのjavascriptは変にセキュリティが固くて(そのくせexploitの元になってるんだけど)、あるファイルから他のファイルを開くことはできても、その上で任意のページを開くことが難しい。対象ファイルにdisclosureなるフラグを立てておかないといけない。そのことに気づいた 2011年以降はフラグ立てるようにしてきたが、javascriptを使っていない古い号ではそんな細工などしちゃいない。
    フラグ立ててないことで問題になるのは「統合版しかDLしていない人は総目次が役に立たない」ということだ。総目次のリンクはjavascriptで作っていて、最初に個別版を探し、なければ統合版の該当ページを開こうとする。disclosureフラグが立っていなければ開いたところでコケる。表紙が表示されるだけだ。そこから各記事に飛んでもらうしかない。同様のことは記事中のリンクにも言える。過去号の特定のページを開くことができないのだ(個別版でもその中のあるページを狙って表示させられない)。一番使い手があるシチュエーションなのに。
    そういう中途半端な状況を解決するには、過去7年間分のpdfを遡ってdisclosureフラグを立てればいいわけだが、その作業量が半端ないうえ、立てたからといって既購入者全員に行き渡るわけじゃないという問題が未解決のまま残る。購読期間縛りがあるからね。たまたま最近過去号を購入した人だけが再ダウンロードでき、修正の恩恵に預かることができるだけで、発行直後に買ってくれるような熱心な方々は逆に軒並みアウトになってしまう。そういうジレンマがあって手がつけられずにいた。
    それを、思い切って全処理修正フラグ立てすることにした。購読期間が切れちゃった人には申し訳ないが、差し替えないと読めない/嘘情報を掴まされているわけではないのだからと思って諦めていただくしか。
    2010年以前の号でdisclosure処理を済ませたものは版数表示に「*」をつけている。DLページのindex.phpを書き直したのはそれを知らせるためだという側面もあったりする。
  3. お知らせメールでも書いた、paypal払いが反映されないyo!事故をなくすための変更。paypalがらみの処理をcore.the-orj.orgで行うようにした。実はwww.the-orj.orgとcore.the-orj.orgは別アカウントで運用している。www.the-orj.orgが転送量超過になってもcore.the-orj.orgは生きている(だから503ページを表示できるのだ)から、常にcoreで受けるようにすれば、少なくとも503でpaypalの通信を取り溢すことはなくなる(はず)という理論に基づく変更である。言うは易いが大変な実装で、そして言い尽くせないくらいにイレギュラーなことを裏でしているが、何度か試してみてちゃんと動くことを確認した。お陰で手数料を数百円分損した。
  4. テスト中に判明したPayPal遷移の変更を購読の手引きに反映させる作業、および「おためし購入」説明を書き直す作業。その最中に「おためし購入すると引き続いて他号をおためし購入することができない」というannoyanceに遭遇する。おためし購入は新規アカウントでログインしている状態だから、他DLページへ行くと「おためし購入」リンクが表示されないうえ、「アカウントで購入」をクリックすれば購読料不足を宣言される。一度ログアウトするかブラウザを閉じればいいのだが、購入直後にログアウトするようにできそうな気もして、結局手付かずのままだ。
    そもそもそこまで「おためし購入」に親切にしなくてもいいような気もする。おためし購入から読者登録に繋がればよいのだし、「おためし購入」を繰り返しているといろいろ損するし。

上記の修正で最も苦労したのが2だった。このためにpdfもサイトも散々書き直した。 5年分のpdfの修正ーーー保存するだけだろ、なんて言わないで。30MB超のpdfの保存にどんだけ時間がかかることかーーー、list.datのデータ構造、RDBの絡む追加、第x号とORJ_yyyyの相関表&javascriptリンク作成pの修正、ほげふが、index.php。久しぶりに死ぬ目に遭ったが、前々から担ぎっぱなしだった大きな肩の荷を一つ降ろすことができてすっきりした。pdfを全チェックする作業の中で気づいたこと・見つけたerrataも多い。

そもそもあれだ、REAR TYREに新ゴRが残っているのに気づかな杉>nagajis。いったいどれだけ昔から間違ったままなんだよと一人突っ込みせざるを得ない。言い訳するとAcrobat4.0じゃエラー出ないんだ。空のテキストボックスとか孤立点化したテキスト(空)とかでもフォント情報が記録されるとは思っていなかったんだ。透明色指定すると無き物にしてくれるくせに>Distiller
とりあえず版下データにすぐにアクセスできる2011年以降のものについては修正した(このエラーはAcrobatで何とかできるものでなく、元から作り直さないといけない)。残りはDVDーRAMから一つひとつ取り出さないといけない。暇を見つけて直すことにする。
版数を変えるのは面倒過ぎなので止しておいた。かえって混乱を来しそうだし。キーワード他のプロパティが間違ってたとかも同様の措置を取った。誌面に変更があったり、 機能に関係する修正(リンクがおかしかったりとか)ならば版数++するけれども、微修正はそこまでやらんくていいだろう・・・。そこまで厳密に"コレクション"してくれている人はいないはずだ。いたらごめん。

75も号を重ねると、全号に影響するような修正に気軽に手をつけることができないけれども、できるだけ過去号をフォローし続けたいと思う。購読期間縛りで迷惑をかけることは避けられないが、必ずしも既購読者のためだけの修正じゃない。今後買ってくれる人のことも考えなきゃいけないのだ。

ついでに懸案のERRATAを修正した。範囲が広すぎ、かつ画像なので手が回らなかったが、フォトショ駆使?して直したった。これだけで1日潰れた。元画像がバックアップできてなかったやつがあったりしたしな・・・。やはり発行直後の状態をまるっと保存しなあかん。整理してからだと間違えて必須ファイルを捨ててしまう可能性がある。

もう一つこそっと計画していることがあって、その準備にも時間を取られた(念のために書いておくがそのせいで認証が遅れたんじゃない。いつまで経っても返事が来ないから、その待ち時間を潰しただけだ・・・)。その過程で総目次の軽量化を試みたのだが、これは思うようにいかなかった。画像を72dpi/低にしても3MBちょっとが精一杯。フォント埋め込みが幅を効かせているというよりもjapascriptなリンクが多いせいのような感じだ。何故かはよくわからないがリンク・アーティクルの類は感覚以上に容量を食う。蒸留したてのpdfにリンク付加してポップアップつけてして仕上げると簡単に数MB増えてしまう。今回は1MBの生pdfを仕上げて3MB弱だった。 ポップアップなどないのだから純粋にリンクだけで2MB増加したことになる。

[] 記事3本

探索以外のコネタ3本を作成。予告したものとそうでないのと。予告分以外はどちらも超一級の埋め草である。記事で書くタイミングを失したのでここに書いておくが、前半の再現率は100%を越えている(誇張という意味ではない)。

本題のほうは一切進んでいず、しかも余計に厳しい状況になりつつある。

[奈良近遺調] 十津川・・・

悲しいぐらいに回らない世界。ついにKINIASで調査に乗り込むことに・・・・・・。あまり愚痴はいいたくないのでここでは言わない。そのための記事を用意しているのだし。

一方で、吉野山ロープウェイが機械遺産に認定されたというニュースも。ナイスタイミングというべきか、それともある種のトラップか、計りきれぬまま既に飛び道具の弾として使ってしまった辺りは姑息である。

[ORJ][pdf] Hmm...(Javascriptリンクの罠)

ファイルを捜す順序、というか捜すファイルの指定を適当に設定し過ぎてた。Javascriptリンクは仕様上どこかの統合版に収録されているという前提で作ってある(その統合版のORJ__xxxxを読んでフォルダを識別する)のだが、おまけファイルが統合版第一部に含まれているような指定にしてしまっていたのだった。それゆえ

ローカルの(おまけファイル).pdf
ローカルのORJ_1270_1.pdf
公式サイトの(おまけファイル).pdf

の順に捜すため、統合版もDLしている環境ではORJ_1207_1.pdfを開いてしまう。ORJ_1207_1.pdfのリンクをクリックすれば自身を開く(何も起こらない)。top_1207_1.pdfだけしかチェックしてなかったミスやねえ。ふつうはそれだけで済むもん。

おまけファイルがORJ_1207_3.pdfという存在しない統合版に収録されていることにして解決。あれも直しとかないと。

追記:あれの修正は必要なかった。list.datに入れないためにあんなまどろこしいことをしていたのだ。入れられるんだったら素直にDLページから落とせるようにしてるわなー。


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