nagajisの日不定記。
本日のアクセス数:0|昨日のアクセス数:0
ad
昨日の熱去りたり為授業をなしたり。然し関節いたき故運動なさず。自習室に一人残るもあわれなり。一千六百駈足ありたり。学館の方面は至りて時間多し。故にこせヽせずして可なり。いたみの後は一層運動能率上ること確実なり。
昨日消毒の為校庭に出したる被服を雨降り来りし故取入れて廊下に干し、食後は兵器の手入をなし十時より兵器検査あり。十一時より浴室に至り、消毒せし綿製品を取り各個に洗濯す。予は白浜・志磨・田村の三人と共に剣道場洗体場にて大量洗濯す。然し余り愉快にさわぎ過ぎたる故に昼食喇叭も聞えず食事におくれしは不可なり。
十三時より生徒監殿の兵器検査あり。主として毀損個所の検査なりたり〔き〕。以後休養、酒保もあり、第三運動班は十四時より十七時まで運動班会あり。目的は野営間団結薄かりしに依り、又剣術大会に備えて、又日本一の運動班たらしめんが為なり。夕食後も亦運動班切磋会ありて目的等を知り、班長により如何に班に影響ありやを考えたり。指導は難きものなり。
緩りとした気分抜けず緊張を欠ぎ〔き〕残念。勉強も手につかず。恥を知れ。学べよ。勉強すべし。寸陰を惜しむべし。
サプライズ、という訳ではないのだが次号はtori氏が暴かれる。昨日インタビューが実現して速攻pdf化。編集部でチェック中。何しろ昨日の昼過ぎに開催決まったようなアレだからな。
発行まで日が短いこともあってどうなることかと内心心配していたが、これによって次号の全体像がほぼ固まった。
表紙
コノ人ヲ暴ク(6)tori氏+ミニレポ
なぜ廃道なのか1
特濃!廃道あるき 栗子隧道(by ヨッキれん)
旧橋番外編 境橋
信達軌道前編(by TUKA)
KINIAS見学会報告(by nagajis)
Das Entwerfen
−江浪峠行前編−(by nagajis)
徳川道 第1回(by nagajis)
廃道を読む(19)
Reader's voice
編集後記
次号予告
こうして見ると史料的なものがずいぶん少なくなってしまったような気がする。まあいいか。
TUKA氏の企画は福島県の地方鉄道・信達軌道跡をたどるルポ。地域のこだわりがあるのは羨ましいといつも思う。こっちのほうじゃなかなか感情移入できる道がない(それは個人的なアレだけれど)。
旧橋紀行はヨッキ氏が発見してきた境橋。いつものフォーマットではなく、よってたかって批評する番外編企画だ。面々はいつもの面々で代わり映えしないかも知れないが、ナニをドウ面白く思っているのかが伝われば、どんな思いでORJやってるか伝わればいい。
ちなみにポップアップは前号の反省を踏まえて控え気味。重要な写真はポップアップにせず、補足情報にのみ使用している。Q数もできるだけ大きめにしたので、逆にプリントアウトする時はA4に2ページor4ページ印刷するとちょうどいいのではないかと思う。
上記ナンバーに関する余計なことを口走る前にさくっと終わらせる。
先日Fさんの車で移動中に発見したモノを再訪。左カーブがくどい。
しかも左から2本目の奴がイカしている。
『ボク、フジだよ』
しかもすごいことに、ホントに藤である。ポールの中から生えている。
ポールの下から藤が成長して突き抜けたのか。それともポールの上部から藤の種が落ちて育ったのか。種がこれほどまでに出来るということはそれなりに養分が得られているのだろうが、ポール一つ分の土壌で何とかなるのだろうか/ならないのだろうか(そもそもポールの中は土壌なのか?)。藤の花咲く初夏にもう一度訪れて愛でてみたいと思う。ややくすんだイエローと紫の取り合せがたいそう美しいに違いない。
いままで使っていた携帯ラジオがダメダメになってしまったので新しいのを購入した。これくらいの娯楽は許されるだろ。
新調したラジオ980えんはいいぞ! アンテナがついてて音もクリアー! FMも聞けるんだ!
・・・という余計な買い物に気を取られてA4用紙買ってくるのを忘れた・・・今から行ってくるくる。
急に不安になって書き足しをしてみたが、肝心なところがちっとも進まない。そんだけしか思い入れがないってことか。
考えてみればごくごく当然だということに改めて気づかされたことが多かった。それを改めて書くのが愚かしい。が、そういう愚かな者という意識で書けばよいだけの話だ。ますます独言っぽい記事になりそうだが元々そんな記事だとも思う<こういう行ったり来たりも多いよね。どっちかにしてしまえたら気が楽なんだけどなぁ。
あと、昨秋の訪問をどう入れ込むか。流れで峠まで書いてしまったおかげでそれ以外が挟めない。範囲も上北山側だから次回に回すのが無難。
閲覧申請通過の連絡。急ぐ必要がなくなったので少し先にする。旧旧市町村名のわかる資料を用意するの、忘れないように。それか現地で吟味するのは諦めて撮影に専念するか。むしろ県議会議事録に注力したい。泊まり込むくらいの勢いで。
/.Jを見ていると日本の議論は相手の欠点を見い出すところから始まるのだなあとつくづく思う。や、それが悪とか外国は云々いうのではない。そういう国民性なのだと思うし、厳しい淘汰を経たものだからこそ日本製品が海外に通用したりするのだと思う。自分だって最初に気づくのはアラだ。確かこれは誰かが言ってたことなのでボソと呟くに留めておく。
そういう意識がどこから始まっているのか気になるところ(いち民俗学好きとして。本当は民族学の範疇だと思うけれど)。和を尊ぶのを是とする、みたいな言い方がされる一方でネットに罵詈雑言が溢れていることとも関係するのだろうな。ネット=個であって帰属する集団ではないということかも知れない。集団という足枷を外された個が取る暴発行動、みたいな。そもそも戦争後から集団への帰属意識は薄れていると思うし、それ以前から個の突出はあったろうけれども。判官贔屓だとか心中物の流行だとかはそのよい例になりはしないか。個人崇拝の最たるものだし。
ちょっとどうかなと思うことに何かを加えて良いものにする労力と、貶してポイする労力をくらべれば、後者のほうがはるかに小さな労力で済む。やりやすいといえばそれまで。しかしそういう厳しい淘汰を経たものは真にいいものだろうと思う。頑張ろう頑張ろう。とか思いつつ錬る6日。
今季絶望 。
いろいろ滞っている。申し訳ない。特に「少々ルールを外れて」CD-R注文をされた方、今週平日は何もできない状態だったうえ来週頭も松葉杖で郵便局まで行けるまで回復しているかどうかわからない。そのた告げられた日時を過ぎると思われる。信用していないのではない。nagajisが信用できないダメ人間なだけだ。
わずか数行の文章でも思うように書けない。ふだんからテキトーばかり書きなぐっておるからだ。かといって練って練って練る練る練るねってもまともなものにはならぬ。さくっと書くのが吉。
ハテ大阪には城北煉瓦なんてなかったハズだが>大阪毎日大正3年の記事「煉瓦減産」。
ここに出てくる京都の田中宇兵衛に注意。大萱田中煉瓦工場の工場主であるはずだがT3頃まで操業していたことになっている。M28の内国博覧会にも京都の田中宇兵衛として出品。販売所が京都にあっただけなのか?
↑みたいなカンジに名前で工場の継承関係を追える可能性があるから羊羹フル起こししているのだけれども、全国分に手をつけはじめたということはあの欄の全部のテキストを起こそうとしていることになるわけで、なんともまあご苦労なこった。
京近煉瓦株式会社には大高庄右衛門も参加。して工場は膳所。機械には足田鉄工所製の抜機がある。あれ、山田村にもなかったっけ?そっちだったら後につながるんだけど。
農商務省貸下機械が入った工場。英国製・独国製。
王子煉瓦と八王子煉瓦は別物。後者はM30に由井村に操業。機械+丸窯で操業しようとしたが機械不調でうまく回らなかったとある(「多摩のあゆみ」No.102)。えっとそれはそういう明言があったのだっけ。機械成形を加工するのはどこも一緒だったくさいんだけど。あと大阪窯業は基本独逸びいきだから(大高が留学して煉瓦製造を学んだのも独逸)米国式のを良く言わなかっただけなんじゃ中廊下。
そうして何故か「本邦に於ける信頼すべき煉瓦工場」に名を連ねている不思議。M35通覧以前がまだ追えていない現状ではまったくブラックボックスだ。
平日しか閲覧できないというので明日午前休を取って行こうと思っていたのだが、念の為にと思って問い合わせた結果、肝心の「付図」がないという。行っても意味がないではないか。ううむ。
挫かれた出鼻を持て余しつつ色々考えた末、もう一度よそに所蔵がないかどうか探してみた結果、たった一箇所だけ所蔵館を発見した。また、埼玉だ。
倉庫の中に毛虫が迷い込んでいたので拾い上げて手のひらに乗せ「もう入ってくるんじゃないぞ~」とか何とか語りかけつつ外に出ようとしたら半開きのシャッターの角で頭を強打した。手のひらに乗せていた毛虫がすっ飛んでしまうほどの勢いだった。ばーかばーか。他の魂を慈しむ暇があったら自分の頭の蝿をoh year!ってんだ。
頭を激しく打ったことで耳鳴りが収まったりしたらよかったのだがそんな僥倖もなく(絶賛再放送中である)。かといって酷くなったわけでもないのでプラスでもマイナスでもないニュートラルな日常と思うことにする。そういうたわけた毎日を過ごしていること即ち幸せなのである。
原稿を書いたりお返事を出したりせねばならないのだが逃避行動に出てしまう。昼間にやらかした間抜けが情けなかったので。予期せぬ休息時間があることはうれしいのだが呆れられていることと思う。なんともはやである。
煉瓦断面のわかる写真を「断面」カテゴリーで取り上げることにした。用語解説がまだできていない。煉瓦のどちらの平を表と呼び裏と呼ぶのか、件の筋を何と呼ぶか、コンセンサスは得られていないので、独自用語を使わざるを得ない。どなたかの説に倣って選択するべき・これ以上用語増やすなボケナスと思わないでもないが。とにかく製品として見た場合の表、きれいに見える面を表と呼び、たいてい粗く、筋もある面を裏と呼ぶことにし、函型の向きは表を上にした時の函の形状で象形文字的に示すことにした。冂か、その逆か−−−逆の函の部首、、何度書いても呼び名を忘れる −−− 。
たいていは冂で、その縁が件の筋として現れるのではないかというのが山岡さんの説である。函の形状と筋の配置はほぼ全てその通り。ただ両方のエッジが筋となって現れているのは少ない。岸和田煉瓦の岸×泉など。そもそも両サイドに筋がある煉瓦からして少ないのだけれども、その割に明瞭な函が多いのが唯一ひっかかるところである。
舞鶴要塞の均質胎土の煉瓦。神崎煉瓦近傍の転石。友ヶ島で割った貝塚煉瓦。函を確認できない例をどう説明するか。船坂隧道の山陽型も。マサを混ぜるのか、粘土をそのままor砂を混ぜて作るのか。きちんと乾燥させて砕いて混ぜ返すか、それとも粘土を掘り放しで使うか。
黒化をアンコにした赤身。原口煉瓦製造所で製造した可能性が高い煉瓦、浅田工場の?桂川橋梁、川島煉瓦、琵琶湖疏水の小判型疏+英数字、同所の第一煉瓦製造製品と思われる大型×印・・・で確認できている。琵琶湖疏水工場は原口の関与が確認できているから、製法・焼き方がその方向に伝わったのではないかと想像される。第一煉瓦はどう考えるか。日本土木経由でバックポートとかだったら面白いんだけど、想像に過ぎぬ。とにかくこのアンコ型も要注意。堺煉瓦でアンコと皮が逆転したやつなんてのも存在するし…。そもそも燻焼きしたものを参加雰囲気で焼き直したらああなると確定したわけじゃないからな。
ああ、時間がほしい。気力がほしい。
_ TUKA [釘を拾ってきて針金巻いて鉱石ラジオを作るのだ。 これなら電池もいらんぞ。]
_ nagajis [そんなぁ・・・(しくしく)]