nagajisの日不定記。
本日のアクセス数:0|昨日のアクセス数:0
ad
先日宇治市の市役所に行ってきた.本当は自分の知りたかったことと先方さんが伝えたかったことが齟齬していてアレだったのだけど、ずっと疑問に思っていたことが解決したのでよしとしよう.
OFF会で目指す隧道について書かれた資料によると、隧道のある道は「里道」なのだという.これは俗称ではなくて、ほんとに「里道」というカテゴリがあるのだ.明治9年に道路が「国道」「県道」「里道」の3つに分けられたとき、どんな小さな道でもすべて国の所有物となったため、山道や田畑の畔道も「里道」に加えられた.のちに大正8年、近代的な道路法が作られたとき「国道」「府県道」「郡道」「市道」「町村道」の5つに再分類され、ほぼこの通りで今日に至っている.大正の旧道路法が成立したとき、明治時代の里道のうち主なものについては市道・町村道に編入されたが、それ以外の小さな里道は法的には道路とみなされず、「里道」という名称のまま、国の所有する公共物とされた.それがつい最近までずっとそのままだったらしい.これらの忘れられた道は道路法などの法律で規制されない公共物という意味で「法定外公共物」と呼ばれているそうである.
所有者は国だが、管理は市町村が担当する.ちょいとねじれた構造だ.それを正すために、昨年、市町村に返却されることになった.現状で道の機能があるものは無条件に、それ以外の里道も申請すれば無償で貰えたそうである.
結局何が言いたいかというと「あの道の所有者は誰?」ということだ.実は私有地で無断立ち入り云々というヤヤコシイことになりはせぬかと心配し、それで市役所に行ってみた訳である.が、結局あの道は、もとより里道ではなく、市町村道として登録されてあったのだった.まあ、これで大手を振って歩けるのだから、どちらでもいいといえばいい.
これも初めて知ったこと.市町村では町村道を記した「道路網図」という地図を販売している.10,000分の1という結構な縮尺の地図に、赤線でびっしりと市道が書かれている.地形図にも道が書かれていないような山のなかにも赤線が引いてあって、ホントカヨ!と思わずにいられない.しかしやっぱり、法律上登記上は道なのだ.いったん道として登録されるとそれを「道でなくする」ことはほとんどないと担当者氏.
ただ、こんなことも言ってはった.市道に認定されていても、現地に明確な境界線があるわけでもない.何分古い時代の話だから、いつのまにか「私有地化」しているものもあるだろうと.公道だからといってずかずか入り込むのも考え物かも知れない.あくまで最後の逃げ口としてとっておくべきかも.
ついに「赤線」を知ってしまったわけですね。<<<<ツッコミ終わり。<<<br><br>19日or21日のオフは飛び込みでもよいでしょうか。<br>予定がぎりぎりまでわかりそうにないものでして。
あーすみません,飛び込み歓迎です!<br>神社にブツを置いていきますので.<br>お会いできたらいいですね!(って遅いかorz)
本日はお疲れ様でした&ありがとうございました。<br><br>隧道は残念でしたけど、皆さんとお会いすることができて、本当に楽しく過ごすことができました。<br><br>次回も是非参加させてくださいね〜。
確信の少ない情報にもかかわらず<br>お集まり下さいました皆さまありがとうございました。<br>成果は^^のようですが<br>また誌面で見えるのを楽しみにしております。
遅ればせながら、皆さんお疲れさまでした。<br>広島からの新幹線&徒歩の日帰り参加はご苦労様です。<br>日曜日に先行視察に行った時は、一瞬ガセかとも思いましたが昨日の調査と、nagajis氏の資料、峠ピークの陥没穴で隧道があったことには確信がもてました。<br>これに懲りずにまた新ネタを宜しくお願いします。