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2011-09-17 [長年日記]

※今日は大写真祭りの日です.携帯の方ごめんなさい.

[KINIAS] 見学会

参加してきた.現実逃避ではない,役務なのだ.そうに違いないのだ.仕方ないのだ.うん.

画像の説明
2011年の湊川隧道.今年で一般公開10周年を迎える.記念のイベントは明日も行なわれるらし.そして毎月第3土曜日は定例の一般公開日.グッと来た方はぜひ.

画像の説明
ナトリウムランプ下で無理矢理ホワイトバランスを合わすとこんな色になる.キモッ☆

画像の説明相変わらずなローアングル.人が入ると少しは変化が出る.しかしこれやると漏水の雫がかかって大変だった.

画像の説明昨日今日と雨続きだったせいか漏水がひどく,内部は水蒸気が立ち込めていた.以前見たような吸い込まれるような闇が写せなかったかわり全体的に明るめな仕上がり.

湊川隧道では神吉先生が案内をしてくださったのだが,その時に工手学校案内大正2年版を貸して下さった! わざわざ持ってきて下さったことに感謝.忘れず返すようにっ>nagajis

画像の説明
その後兵庫運河を見にゆく.写真は大輪田泊新川に架かる大輪田橋.大正13年竣工の3連アーチ.ちょっとわかりづらいがかなりスキューしている.50度くらいはあるんじゃないか.そういやスキューのRCの連アーチって珍しいんじゃないかしらん.

画像の説明側面は石張り,橋体は(多分)鉄筋C.迫石の処理が面白い.大半は斜径に対して直角に並べられている(すなわち普通のアーチの迫石と同じ)だが,橋脚に近い所の数個だけはスキューの方向を向いていて,橋脚と平行になっている.この数個だけがねじりまんぽ構造になっている要領.一見しただけではその変化がわからない.これは力学的な要求から来るものではなく表面の凹凸ができないようにする目的の処理と思われる.橋脚の高さを越える水が流れた時,凸凹があると水流が引っかかってあらぬ影響が出るかも知れない.見目も悪いしね,

画像の説明親柱もひどく凝った作りだ.本当はこの上に2m強の高さの石柱が載っていたが,震災で倒れて砕けてしまったという.その一個がたもとに置かれている.戦時中には空襲でこの橋の下に逃げ込んでいたところへ爆弾が落ちて大勢の人が亡くなったという.その慰霊碑もあって綺麗に手入れされていた.いろいろな見所があってなかなか面白い橋と思う.欲を言えば橋を正側面から見てスキューしていることを確認できるような視点場がほしい.大輪田泊の側から見えないこともないが水門が邪魔をして全景が見られない.

画像の説明そうして復旧された親柱の一つには何故かカタツムリが.

画像の説明
ワルそうな猫.とはいえ襟カラー外してボタン止めにキンキラの龍の彫り物が入ったやつをつけている程度.本当に怖いやつはもっと怖い.

画像の説明計算尺でおなじみのヘンミ! と思いきやそうではなかった.ヘンミ株式会社は始動用空気槽,オートクレーブ,汽水分離器,ステンレス製各種容器・圧力容器なんかを作っている会社.ヘンミ計算尺株式会社は今でも東京にあって半導体基板やその他いろいろを作ってる.もちろん計算尺も.特殊な計算に使うワンオフものとか作ってるんだそうだ.いろいろ勉強になるぜ!

画像の説明川崎重工兵庫工場.車輌の製造・修理を行っている.道路を横断する線路と踏切?があって……

画像の説明そこから覗き込むとこうなっている.どこの車輌だっけ.おっちゃん忘れちまったよ.

画像の説明
和田岬で見てみたいと思っていたJR和田岬線の旋回橋(跡).ここに着いた所で雨が激しくなったのは,「ニワカは(・∀・)カエレ!!」ということか.

画像の説明
旋回部分のアップ.旋回機能が完全に殺されていることがわかる(橋脚側のガイドレールは残っているがその上にコンクリ土台を噛ませていまの桁を載っけている).勿体無い気もするが回したところで幅3mほどの船しか通れないのだから要らないっちゃあ要らないのだろう.

画像の説明帰りにO先生の勧めで電車を入れて撮ってみた.ありきたりな構図で面白みがないかも知れぬ.動態物込みで静物を主人公にするのは無理がある.むしろPL+CPLとかして減光して(MD持ってないのである)車輌を流してしまったほうがよかったかも知れない.
画像の説明神戸のサッカースタジアムそばの公園に神戸市電の車輌が一台保存されている.最後に作られた車輌の一つで,広島で使われていたものが里帰りしたんだそうだ.

画像の説明帰りはJR和田岬線に乗った.誰でも知っているだろうことがいろいろ新鮮で面白かった.例えば和田岬駅には切符売り場というものがない.乗って次の兵庫駅で改札を出る前に買うのだ.んで電車の中には広告がない.たった一駅の線だし,朝夕だけしか運行されないし(和田岬の工場で働く人の通勤帰宅がメインなのである),というのが無い理由であるらしかった.

画像の説明

画像の説明で,神戸駅からモトコーを歩いて三宮から阪急〜と思いつつ歩いていると,神戸駅近くにD51があることを知る.あれ,こんなのあったっけか.

という感じでいつのまにか鉄道見学会になってしまった一日だった.

[ph.] 湊川隧道

画像の説明最後にもう一枚.残しておいてもしばらく使う機会がないと思う.傾き補正,シャープ一段.

[奇妙なポテンシャル] #252

画像の説明石材屋さんのフリーダイヤル.「1483」をいしやさんと読ませるのは良いと思う.しかし続く「37」の処理が甘い.画竜点睛を欠くのではないか.そういう文句をつけるやつは「( ゜д゜ )ミンナ!」ということかも知れぬが.そうして上手い代替案さえ思いつかない辺り業が深い.

ちなみに今まで一番センスがあると思った覚え方は大学時代の友人の電話番号.「0151」を「昼は憩(いこい)」と読ませるものだ.0は即ち0時=お昼で,「憩」は学生御用達の食堂の名前である.考案者はもちろん主将のIw氏

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]
_ 高橋ま (2011-09-18 07:42)

川崎重工業車両カンパニーの電車は<br>左の前向きのが東京メトロ16000系、千代田線用のもの。<br>右の後ろ向きなのは、JR東日本E5系、東北新幹線用のもの。<br><br>カタツムリはそういうオブジェなのかと思った(笑)。

_ 高橋ま (2011-09-18 11:48)

いや、よく見たらオブジェなのか。なんでこんなところに……。

_ nagajis (2011-09-19 05:00)

その1つ上の写真にもカタツムリが写ってます.かわいくていいんですが,意図は不明ですね.


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