nagajisの日不定記。
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峠を越えるときに篭だったか馬車だったかがひっくり返って、怒って改修を命じた知事がいたと思うんだけど。むー
思い出した。矢の子川峠だ。
かの発電所も仁淀川発電所も高知県営でアールデコチックな垂直志向てふ共通点まであるうえにぶー。安喜水力電気やんけ。旭浄水場とか(旧)西町配水池とかいう混合様式博覧会場があって(この二つは高知市ライン)しかも全部大正末から昭和戦前期にかけての建築物とかゆうことになるとこれはもう踏んだり蹴ったり距ったり蹲ったりである。なんということだ。nagajisの目は例によって節穴だ。設計者は誰ぞな。
エントランスのエンタシス柱に違和感を感じたのは正しい。杉の垂直性に重ねたものかどうかは知らん。朝日山とかどかいなっちゅーか。
竣工は昭和10年9月から11年9月までの間ぶー。S8版で△つき、S10で△取れる。最大出力440kW。安喜水電では最大、県営では3番目にでかい。落差とか鉄管長とかの記録はどこいった。あれは初期の便覧にしか載ってなかったのだっけか、別の欄だったか、どないやねん。なお大阪逓信局管下なので幾ら捜しても見つかるわけがない。ダボが>nagajis
4/7よる追記。やぱスマホの小さな画面だと探す気力が殺がれてだめだ。いろいろ反証もでてくるし。どっとつかれた。
へー。高知電気局庁舎もアールデコってんですか。あのポーチもエンタシスな丸柱なんよね。すごいね。土佐の名建築はよ支払わな。
公務員の世界に首を突っ込んだのは久しぶりだけど相変わらずというか何というか、表からは見えないいろんな気苦労があるみたいで、それはまあ一般企業にもあることだけれども、責任の及ぶ範囲対処せねばならぬ雑務の多さは明らかに違い、その分大変なのだろうと思う。そして一人二人の働きで何とかなるものでもなく、加速的な疲弊を押し留め形勢逆転する妙策もなし。あがいてもどうにもならないとわかっているなかで精一杯働くのはその意気や良しを認識しながらのうちは保つことができたとしてもふとした瞬間に浮かび上がってくる虚無感と断縁することは不可能で気が弱くなっている瞬間に付け込まれ取り込まれてしまう危険性を孕んでいる。足元にいて常に隙を窺っている虚しさと戦っておられるからなのかも知れないと今になって気づく私であった。
立ち位置がビミョーなところにあるので自分がどう動けばよいか測りかねている。応援する物好きの一個人、で納まっときゃいいんだろうがそれで礼節を尽くせるとも思えず。とはいえ礼節は衣食が足りてからのお話だからな。あれ、意味が違うっけ。