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旧道倶樂部録"

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2018-07-06 [長年日記]

[独言] 肩書を求められている

最も困るやつである。自分自身がナニモノなのかわかっていない人間が自身の肩書を正しく設定できるわけがない。研究者でもなければ物書きでもない、しかしマニアとは呼ばれたくなく数奇者という語は文脈的に相応しくない。一個人も同様。初めて会う人間に「人です」と自己紹介されても困るだろうしそもそも誌の品位を貶めるわけにはゆかぬ。そんなよくわかんない奴に書かせるような誌なのかと思われては困る。しかも本文で大見得を切っている以上それなりに納得されるようなナニかを肩に載せねばならない。困ったことだ。

ほんとうは以前にここで書いたみたいに「肩書はnagajis」と言いたいところなのだが許されないんだろうなあ。実際他に無いんだから「ありません」で通らねえかなあ。

[煉瓦刻印] 三石窯業耐火煉瓦(C-U)(耐火断熱煉瓦?)

画像の説明

岡町の商店街の裏で遭遇。嗚呼こんな所にも三石窯業が。標記のしかたは比較的新しいもので耐火度の記載が義務付けられなくなって以降三石窯業が三石耐火煉瓦に吸収合併されるまでの間のもののはず。今のJISだとC類とつくのは耐火断熱煉瓦になるのだけれども、さてこれはどうだろうか。質感は耐火っぽいけれどそもそも耐火断熱煉瓦のC類は硬いやつなんだよね。

国立国会図書館関西館まで行って取ってきた旧JIS、ちゃんと使わないと損だよなあ。

[料理][独言] ふげらっぱ

ぼろんちょ。ぷいぷいのしげる。

最近野菜が安くなってくれたお陰で野菜をたっぷり入れたラーメンを食べることができてうれしい。しかし水加減の勘所がなかなか掴めない。すんげえ濃いちょっぴりのスープになるか汁気たっぷりの薄々なスープかの両極端にしかならぬ。丁度いい濃さの適量の野菜たっぷりラーメンを食したいものである。

煮てスープを投入した野菜群に別に茹でて湯切りした麺を合わせるという技を編み出してみた。こうすると野菜に邪魔されて麺が解けないという悲しい状況は少なくとも回避できる。別に野菜を茹でることでスープ量も調整できると思いきやそれでも上手く行かないのは単に目分量の目盛りが較正されてないからだろうと思い何度も繰り返してはいるが結局薄々スープにしかならないのは具であるもとい愚であるだろう。

最近は薄味になることを見越してアジフライだとかコロッケだとかを買い添えるという暴挙に出るようになった。ソースをドバドバかけて品のない濃い味にした揚げ物と交互に食べることでバランスを取ろうという魂胆である。これもまた愚かなことである。そういえばコロッケの中身の素材が何なのか未だに知らない。すりつぶしたジャガイモか何かだろうか。

よく行くスーパーには惣菜売り場が二箇所あって揚げ物も二箇所で売られている。よく行く時間帯には一方は20%引きでそこでばかり買っていたけれども今日もう一方のを覗いたら半額になっていた。同じようなコロッケ2個が20%引きと半額とだったら半額のほうを買わずにはおれない。また少し賢くなったように思う。

そういや最近牛肉を食べてないなあ。食べたいという思いはないが何となくバランスが悪いとは思う。動物性タンパク質を摂るためだけなら鶏肉でも豚肉でもよいと思うし必要十分なのだけれども気づいてしまうとちょっとあれだ。贅沢なものだ。久しぶりに牛すじ肉でカレーでも作ろうか。しかしこの暑さだとカレーの作りおきができそうにないなあ。そんなもの作る暇があったら後編をあげてしまえと思わないでもないし。

[] Lackawanna Iron Company

https://en.wikipedia.org/wiki/Lackawanna_Steel_Company

やっぱりenは充実してるねえ。いいねえ。

すっかり見くびっていたけれども、Lackawannaは米国の独立系製鋼会社の雄だった時期があるような大会社であったそうだ。ペンシルベニア州の小さな町にScrantonファミリーの個人工場として始まり(1840)独自設計の高炉を完成させるのに苦労したりしたものの(1841-43)米国初のTレール製造とエリー鉄道への供給(1846頃)を契機として大手製鋼会社にのしあがった。工場の周りに街ができ、鉄道会社も含めた「垂直統合経営」をして、それで町の名もScrantonと改名されている(1851)。

LACKAWANNAを名乗り始めるのは1853年。Lackawanna Iron and Coal CompanyをScraton Co.が経営する格好。しかし人件費の高騰だとか1873年前後の不況だとかでずいぶん苦んだ末に1900年にニューヨーク州ウェストセネカに本拠地を移す。オンタリオ湖の南岸少々内陸部。して1902年にはLackawanna Steel Companyに再編されて、この頃には「世界最大」の独立系製鋼会社の誉を恣にした。しかしここでも市との折り合いがうまくいかなかったり労働争議に巻き込まれたり苦労した模様である。

最終的に1922年、Bethlehem Steel Co.に買収されて独歩をやめた。そうして1982年まで同社工場として稼働した末廃止。工場の一部はLackawanna市の所有となり小規模な鉄鋼製品工場としていまでも稼働中(のはず。ただし2016年に大規模な火災に見舞われとる)。

Lackawanna谷(Scranton市の周辺)は石炭も無煙炭も鉄鉱石も産出した。一つところで完結できる強みがあったようだ。メサビ鉄山にも近いみたいだしニューヨークもすぐそこだしねぇ。なんで日本に入ってくるのが遅かったんだろう。

[料理] カレーをつくる

予告通り今夜はカレー。牛すじ肉は馬鹿みたいに高かったのでパス、かわりに豚バラブロックをつかってセロリ一束ニンジン二本馬鈴薯五個を放り込んで余ってたチンゲンサイ一株および小松菜を入れて。最後に味噌を入れて味噌風味カレーを試してみようかとも思ったのだが既のところで止めた。失敗したら嫌だからな。

火口がひとつしかないので完成するまで3時間近くかかるのがつらい。そのかわり並行仕事が捗って有難い。


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