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2018-11-05 [長年日記]

[独言] 不惑なんじゃねえ

不得惑、迷ってる暇も余裕もなくなっただけのことじゃないのか>nagajis。あと面の皮が厚くなったとか諦めがつくようになったとか。

[独言] 工場通覧を取得する

岡町図書館で旧近デジが閲覧できる→旧近デジに収録されている工場通覧を出力したら分厚い本をセルフコピーする緊張感も持ち運ぶ体力も府立図書館への往復運賃&時間も節約できると気付き、そのようにした。図書館の方を酷使してS13〜S45まで一気に取得。そのうえ煉瓦工場の抽出(マーカーひいてテキスト入力しやすくする)ところまでやってしまう。図書館閉館ぎりぎりまで居て、それ以降はガストじゃなくてバーミヤンじゃなくてあれ何だっけ至やんのはみれす、そうそうサイゼリヤだサイゼリヤ、に移って続きをやった。S24版ははじめから煉瓦工場が抜き出されているので困らないがそれ以降はガラス製品とかセメント製造とかブロック工業とかプリゾナとかクリスマス用電球とかアンプルとかアンプールとか注射器とかと混載されているので必要なやつを抜き出さないといけない。「煉瓦」という文字をひたすら拾い続ける6時間。鍛錬のお陰で比較的精度よく拾えたと思ってはいるが掠れた印刷の「燻瓦」や「桟瓦」を「煉瓦」と見分けるのは食いしばる歯がすり減っていく作業である。特にS10年代とS25以降S31頃までの縦書きのやつはしんどい。S33以降は各項目左揃えの簡易表形式なので製造品目欄を縦読みするだけで済む。

そうやってマーカーひいても終わりじゃねえんだ。こんどはこれをテキスト入力せなならん。ま、大阪の赤煉瓦工場とか岡山愛知の耐火煉瓦工場とかに比べたら絶対量は少ないので今までやった分の1/2くらいの労力で済むだろう。行ける行ける。とか考えていたら日本工業羊羹で古典犯に負かされたのだった。そんなに甘くねえんだ>羊羹。

小菅集治監の煉瓦は諸井恒平が会長の煉瓦商会を窓口として販売されていたin大正10年頃。へー、そうなんだ。そういや監獄煉瓦は通覧に出てこないのだな、特に入れておかないと。樺戸とかも。

そんな不毛な作業をぶっ続けでやっていたら世界がどうにかなりそうな気がしてきた。音も立てずにさらさらと瓦解していく世界を無心に記述しているみたいで。そうすることに対する崇高の昂揚。フーコーの振子は古く風向に降伏するのであった。

一応初出のものだけ諸元を書き出すつもりでいたのだけれども頭がクラクラしてくると初出だったか何だったかわからなくなりだったら入力しておいたほうが何かに使えるかも知れぬと思い入力しているやつが山程あって無駄である。これをエクセル表に突っ込んだらセルが膨張して見にくくなること必至。ちと考えなければならん。大正11年以降昭和3年頃までの、工場通覧でカバーできない範囲を補う程度に拾っていってもいいのかも知れぬと思う一方で通覧掲載年でも通覧に未記載の情報があってそれのほうが価値があったりもするものだから結局は前年度テキスト起こさないといけない。マゾヒスティックもいいところだ。


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