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2019-03-09 [長年日記]

[煉瓦工場] 野幌

『野幌窯業史』を使って工場の継承関係などを確認する。通覧と統計書から組み立てた改廃と大筋で一致していて『窯業史』で一言二言に済まされている沢村工場とか小なんとか工場とかちゃんと拾えていることとか言及されていない工場を2つほど拾ってたりしてほくそ笑みつつ野幌窯業(株)のS14のデータを変なところに放り込んでて永久に噛み合わないところだったのを発見したり江別太煉化石の前身に複数の工場があったらしいことを知ったり佐藤煉瓦に昭和煉瓦を無理矢理くっつけていたり(西野幌と字野幌は違うんじゃボケー)馬場崎工場布川工場の前後の継承関係も把握できてなかったりといった誤りを多々見つけたりもして結局は4割くらい修正する必要があった。特に佐藤煉瓦はS11に報国窯業になったと考えたほうが辻褄が合う。ただし同じ頃違う場所に佐藤氏所有の昭和煉瓦工場が存在するのは謎のまま。昭和煉瓦(株)の前駆体なのかそうでないのかよくわからない。昭和煉瓦(株)があるうちに佐藤氏の名前が煉瓦製造業者として別置されたりしておるし。館脇+岩田=野幌煉瓦(株)はうすうす感じていたらしく並べ置いていたのは褒めちゃろう。S14データを間違えてさえいなければきちんと嵌ってたはず。

ともかく野幌は密集しすぎていて難しい。通覧では大正頃まで番地がでてこず字●●としてあってなおかつそれが誤字たり略されたりしておるのでどの地域にあった工場なのか判断するのも難しい。そのへんを略図や出典もつけて解説してくられている『窯業史』はまこと有り難い存在である。自分の仕事の低精度もよくわかつた。

本当は表整理などすぐ終わるものと鷹をくくっていたのだがみっちり5時間かかった。『窯業史』の後半に目を通す暇もなし。


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