nagajisの日不定記。
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煉瓦型枠っぽいものを自作してみた。ホームセンターで幅60mm長さ945mmの杉材が売られていたのでこれをもとに並形煉瓦用を想定し。60mm≒2寸なのでそれが9割に焼き縮むものとして長245mm小口117mmとし、945mmをめいっぱい使うようなとり方をするとちょうど良い具合の大きさになった。945mmという寸法はかつての一間材の半分なのだろうか。おそらくぴったり1800mmでは作っていなくて、痛みやすい端の方を切り捨てて丁度一間になるような材として売っていたものと想像する。その半分を使うとちょうど並形の型枠になるわけで興味深い。
内張りはとりあえず0.3mmアルミ板。杉もアルミも柔い素材なので、実際に使えばあっという間に摩耗して駄目になってしまうだろう。
作ってわかったこと2、3。内張りをするなら小口の外側まで巻かないとコビキで引いたときに内張りの縁に引っかかる。きっちり切ったあとで気づいたので型枠の外側を削って巻き込ませてごまかした。
赤線の位置に鉄の棒だったか針金だったかを通した型枠の図をどこかで見た気がするのだが、実際に作ってみるとたしかにそこにバーがあったほうが扱いやすい。粘土を詰めたあと持ち上げる時にそこに指をかけて持ち上げることができるからだ。
長手の端は本当は面取りしたほうが使いやすいのだろうと思う。『煉瓦要説』の型枠も角を欠いてある。