nagajisの日不定記。
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野営より帰りて全く寒さを感ぜず。修身は 軍人勅諭(其の三)にして下座の行・敬上恵下につき得たり。作文の終りに香川教官殿御話「一生懸命に物事を行うのが修養する上で最も大切なり(禅によるところ大)。宗教に於て仏教・キリスト教等といろ〱あって其は別世界に仏なり阿弥陀なりがいて云々されると信じてこそ此が固く人心に思われ、信じられてる。故に此の心を宗教とは異るも世界人類の全部が 天皇に帰一し奉り絶対とならざるべからず。其の心即ち宗教を信ずる心で是を信ずる如くならねばならん」。以上二つは絶対に間違いないと信じたからとて申されたり。宜なる哉。予の常の考うる所に全く同一なり。誕生日会にして津下教官殿の広幼見学について御話あり。他山の石。午後は一四・二〇より行われ九九軽機特別分解あり。運動なし。切磋会。今日も亦精神的に有意義なりし日というべし。
大東亜会議東京に於て行わるゝ予定
日本 東條首相〔〕鉛筆で「島田海相、重光外相/青木大東亜相 等も、」
中華民国 旺首席
満洲 張国務総理
タイ ワンワイ〔鉛筆で「タヤコン」追記〕殿下
フィリッピン ラウレル大統領
ビルマ バーモ〔鉛筆で「ー」追記〕長官
印度 スバス=チャンドラ=ボース
実にそう〱〔赤字で漢字に、但し[金偏+将 々]〕たる連中が一時に集るなり。嗚呼此の大東亜!!真に胸の高鳴るを覚ゆるなり。良好なり。〔欄外赤「天下の盛事也」〕