nagajisの日不定記。
本日のアクセス数:0|昨日のアクセス数:0
ad
今日は最も風も加わりて寒く三糎の霜柱を見る。月[白+交]と輝き木枯嘯く昨夕の状態彼の底冷流石に冬を感ず。又兜山は一面黄色に被われ緑の〔二字空き〕を敷ける校庭も何時しか衰え行く自然を思わせらる。月日は早きもの。幼年学校生活も三度春秋を過ぎ卒業まで六十余日を余すのみなり。仕上げは之からなり。やるべしと痛感す。寒さに負くるなかりしや。決して負けざるものなり。柔道。随意運動は校長閣下の御指導にて連続斬撃行わる。反省録に関し校長閣下の個人指導あり。良好なり。