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旧道倶樂部録"

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2008-02-26 南港へ [長年日記]

[独言][橋梁][ORJ] 安治川資料をいただきに。

担当の方との相談で「月曜16時に建設局へ」ということになっていた。大阪府建設局はいま南港のWTCに居を構えている。少し余裕をもって昼過ぎに家を出た。なんだかここのところ立続けに南行きしている。

折角なのでまた安治川隧道に立ち寄ったりしつつ港区を目指す。ふつうのサイクリングではまず行かないような場所だけにいろんななものが新鮮だ。ヤマタノオロチの如き天保山ジャンクションもいいけれど、南港といえばやっぱり港大橋だ。 画像の説明

最大支間長510mのダブルデッキ・ゲルバートラス。単純トラス橋としては世界第3位の長さを誇る。昭和49年架設というからnagajisの1コ上にあたる。でかい兄さんである。中央の主径間は今日でも稀なKトラス構造だ。

Finepixの歪みまくり広角では微塵も切り取れなかったが、現場に立てば圧倒されざるを得ない迫力がこの橋にはある。通る車がミニカーみたようだ。山の上から平地を見下ろして、豆粒のような大きさの車にスケール感を狂わされることがあるけれども、それとはちょっと違う、いつもなら把握できるであろう構造がなりふり構わず巨大になって目前に与えられているせいで把握できないとでもいうか、そんな感じのスケール感の狂い。惜しむらくはこの角度からは支承がちょうど隠れてしまって見えないことだ。重量感が行き場を失ってしまっていてちょっと落ち着かない。せっかく視点場的公園を作っているのだから倉庫ひとつ位とっぱらってしまってはいかがだろう>大阪市。などとマニアな第三者は訳の判らぬことを言ってみる。

近代の橋はちょっと洗練され過ぎていて、何かあったら壊れてしまうんじゃないかと思わせるところがある。しかし港大橋はそんな華奢さとは対極にある。この橋ばかりは百年持つだろうと思うし、持ってほしいものだ。

画像の説明画像の説明

もひとつ琴線に触れたもの。この公園の背後に煉瓦積みの倉庫がある。住友の築港倉庫(大正12年竣工)だ。中央通りから公園に向かう時に間道をとっていくと大正の赤煉瓦建築と昭和の技術の2ショットになる。結構面白い組み合わせ。

画像の説明で、南港。WTCでけー。そんな単純な感想しか出て来ない。周囲に大きな建物があるとはいえ市街地ほどは密集していないから高さが際立って見える。お上りさんになったつもりでパシャパシャ。さすがに展望台迄は登らなかったが、タダだったら間違いなく登っていただろう。この日は何故か古本市をやっていて、よい時間潰しになった。

肝心の安治川資料。まず道路部橋梁担当のH課長さんが応対して下さり、昭和50年前後の内部の状況を写した写真を見せてくださった。隧道部の内部だけでなく昇降機の巻上機や発電機なども写されている。個々の写真は設計図との対応番号が振られているのでこれはヒジョウにありがたいものだ。続いてN部長さんも加わり、いつしか橋梁談義に。その間別の資料ファイルをHさんが持ってきて下さって、昭和47年前後に市の土木部が発行した「見学のしおり」的なものなどが出てきた。残念ながら(さすがに)当時の資料は出て来なかったけれども、このしおりはかなり重要な資料になりそう。ここにしか書かれていない情報、しかもnagajisが疑問に思っていたことの一つが明確に記されている。N部長さんからは現場の方でしか知らないことや市の方針なども伺うことができたし。うーん、贅沢なひととき。

それぞれコピーをして下さったので、お礼がわりになればと思い手持ちの資料を差し上げた。画報のコピーと昭和28年のガリ版刷り資料。これでもお役に立てたようでなにより...。

これら資料(と、あれば土木学会附属図書館にお尋ねしていた件)で徹底的に安治川隧道に迫りたい。これまで世に出た情報以上の情報を盛り込んだ決定版を目指すのだ。そこまでして何になる? というのはナシの方向で。ふはは。

[奇妙なポテンシャル] #32

画像の説明そして奇妙なポテンシャルも忘れずに。弁天町交差点地下歩道にて。題は「アンニュイへの反抗」とでもしておきたい。没個性的な機能重視のスロープに現れた遊び心、あるいはうっかり。1つだけのほうがより良かったかも知れないが同じ列なる所に作為を感じたい。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]
_ しとろん (2008-02-26 01:24)

関東在住の身としてはとても興味がありながらも行けないので、安治川隧道ネタはとても期待してます。<br>港大橋も間近で見たいなぁと思う、横浜ベイ橋の近傍在住者でありました。

_ nagajis (2008-02-26 23:46)

これ以上ないという位に掘り下げますよー。

_ やの (2008-02-27 06:47)

安治川隧道、なぜにエレベーターといつも思っていますので、その謎をぜひ解いて下され。


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