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2008-07-22 [長年日記]

[奇妙なポテンシャル] #52

新長野隧道の掘削工事(昭和14年)の記事を読んでいて、扁額題字は佐藤正俊県知事(昭和12年12月24日〜14年3月1日)によるもの、というのを知った。そういや最近、県知事がトンネル扁額を書くことってあるんだろうか。知事さんも大変だ。字が上手くないとそういう時に恥をかく。

字の汚さという連想で、ふと、自分が書くことになったらどうしようと思った。実現することはまず10000%あり得ないが、いや、勝手に作ってみたらどうだ?と思い直してみたりもする。本当に花崗岩彫って。お笑いネタ。タイトルは「勝手に隧道扁額を作ってみた」。最後の「みた」というところの嫌らしさがミソだ。

トンネルの名前は何にしよう。いやまて、「○○トンネル」なんて締まりがないよな。かといって「△△隧道」というのもそれを貼付けるものとそぐわないだろう。ここはやはり「□□洞」だろうな。

で、まっ先に思い付いたのが

ポンピドー

だった。どうにかしている。うえに漢字を考えてしまい、その結果として出てきたのが

奔屁洞

だった。謝れ。フランス現代美術に謝れ。

[奇妙なポテンシャル] #53

上記を下記ながら、もとい、書きながら、○△□が持つ不思議を発見した。

諸兄は当て字伏せ字の記号あるいは代名詞的記号として何を使うだろうか。特に前出#52の考察のように3つ以上のものを指そうとする時に。筆者は無意識のうちに「○○トンネル」「△△隧道」「□□洞」と○△□を使ったが、例えば○×△でもよいだろうし、○□△でもあってよいはずなのに、無意識の筆者は○△□を使った。しかもよくよく考えてみれば必ずこの順番だ。

プログラミングの世界では変数名の例として「foo」「bar」「baz」の3つを使うことが多い。出現順もこの通り。日本的には「hoge」「fuga」「piyo」らしいが最後のピヨはどう考えても浮いている。それはともかくそれに似た法則性の中にある○△□は、世間一般の常識であるのか、そうでないのか。誰に書かせても必ず○△□の順になるのか。○はじゅんで△が長作、三波春夫は□なのだろうか。

ここで仮説として「のこいのこの『まるさんかくしかく』がその起源であり歌を聞き育った世代は必ず○△□を使うのではないか」という説を立てよう、と思いながらこの#53を書き始めたわけであるが、しまった、それ以前から存在することを失念していた。

諸外国のことはさておき、恐らく日本で最初に○△□を用いたのは、禅僧・仙崖義梵(1750-1837)。仙崖○△□図を残している。本当に○△□とだけ書かれた書だ。「禅の研究」で禅文化を世界に知らしめた鈴木大拙はこれを「宇宙の生成発展や世界の構成要素」と読んだ。「地・水・火」の象形だとする説もある。外国人まで巻き込んだ解釈論争の末、答えはまだ出ていない。

しかもGoogle先生に問えば○△□は存在しないことになっている。いや、記号は検索できないとはわかっているが、それでも思わず検索してしまいたくなるほど、○△□には記号以上の意味を備えているように思えてならないのだ。

恐るべし、○△□。<−伏せ字ではありません


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