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2008-11-11 そういえば [長年日記]

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上のバナーとトップページ修正。2つ出揃ったところで書き換えるつもりであったのだった。いかんいかん。

謹告もこれで取り下げられるぜ・・・へへへ・・・でも恥をさらすために削除はしないでおこう。忘れた頃にもう一度見ると少しは笑えるかも知れない。あ、いや、自分は気に入ってるンですけどね。

[奇妙なポテンシャル] #71

ほとぼりを覚ますために書き殴っているいる。

画像の説明画像の説明先日、亀岡市の外れで見つけた廃橋。I鋼の主桁2本に木材を渡してその上に土が盛ってある。いわゆる土橋。その残存例。現物をナマで見たのは初めてのような気がするする。

見つけた当初は全木橋だと思って「うわー」とか「ひゃー」とか言ってはしゃいだ。岸を見ると何かがあった。赤と白の人形のようだ。この橋を渡っていけばそれが何であるかを確認することができる。その何かを確認するために崩れかけている橋の上をドカドカ踏んで歩いた。朽ちている穴を覗き込んだ。

画像の説明そこまで来てようやく、単なる廃橋ではなく『非常に危険な状態の橋』であることを悟った。抜けた底からI鋼が露出していて、それでI鋼桁であり木桟を渡しているだけの構造であることを見取ったわけだ(側面からよく見てなかったし)。無事に見える土盛りの部分もいつ崩れてもおかしくない。穴しか見ていず「こんな幅、飛び越えてやらあ!」などといってジャンプしたりしようものならひとたまりもないだろう。I鋼以外の所を踏んでしまえばたちまち踏み抜いて川へドボン。露出したI鋼の上にも盛り土が崩れ残っていて、ここを踏んで向こうへいくこともままならない。ヒヤヒヤしながらたもとまで戻った。

画像の説明それでも対岸の物体が何であるかが気になって、デジカメの望遠を使って撮影した。
ミッフィーだった。
キケン、ともある。

…この一連の出来事から何かを導き出そうとして呻吟している。

1.危険であることを伝えるためにミッフィーを使うのはいかがなものか。
キャラクターを使うことは人目を引くためにテクニックではあるが、この場合無闇に人目を引かないほうがよいのではないか。私のように気がついてしまい見たくなってしまうような人間は(特に子どもに)多いに違いない。しかもいかにも人畜無害そうなミッフィーを持ってきたりしてはますます子ども受けして呼び寄せてしまい逆効果なのではないか。
2.むしろ何故危険なのかを書いたほうがいいのではないか。
この日この私は2本のI鋼の間に渡された木材が朽ちて底抜けしていることに気づいたゆえにジャンプせずに済んだ。橋を隅々観察するという日頃の成果である(と思いたい。そういうことにしておく)し観察された事象から「ジャンプして着地したらその衝撃で木桟が折れて落ちるかも知れない」という未来を予測することが出来たが故に助かったのである。ただキケンを叫ぶのではなくむしろそういう思考方法なり考察の癖を養うようなことを書いて奨励するべきではないだろうか。
3.しかしそうすると今度は「そんなん読んでなかったよ!」という者が出てくるに違いない
世の中なべてうっかりさん。管理責任を問われれば負けそうな気がする。そもそも何だその上から目線は。「おれは気がついたんだよヘヘン」てか?
4.では橋を取り壊すべきなのか。
そのまま朽ちてしまうのを待ったほうが費用がかからなくて済むからいいといえばいいのだが。廃な雰囲気もいいしスリルを味わってみたいし、残しておいてほしいようにも思う。
5.ミッフィーではないような気もするする
ミッフィーって白眼だっけ。

2〜4の辺りをループして抜けられず時おり5が頭をよぎる。見出しもだんだん見出しでなくなっていく。すればするほど崩壊していくnagajisの思考。彼が救われない理由はその辺にあるのかも知れない。


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