nagajisの日不定記。
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北摂、1/3ほどで断念した。言い回しの不足。単調な展開。流れのギコギコ。およびそれらを何とかしようとして呻吟した挙げ句ぎゅうぎゅう詰めになってしまった文章の粗製と乱造。廃道本の原稿かきがピークを迎え煮詰まっていた時と似たカンジだ。一度にたくさん書くのは向いていないんだと思う。そういうことにしておく。
少し寝かせるか・・・。いやこれは、自分のあたまを、という意味での発言。かといって気分転換の術がないな。フロントキャリアでも直すか。あと部屋の掃除を。イスが汗臭くなっているのを何とかできないものか。
気づかないほうが良かったということは世の中にたくさんあるもので、例えば先日、愛用のデジカメに白点が出ていることを発見してしまい、ちょっと意気消沈している昨今である。
職業柄、というのは明らかなボケだが、隧道内やら日陰やらの暗い場所で写真を撮ることが多い。このときISO80で寵児寒露抗するのが、もとい長時間露光するのが好きだ。そうやって写した写真に白点が出ているのを発見したのだった。しかも無数に。現実逃避してお星様きらきらと歌いたくなってしまうほど。
余り詳しいわけではないが、CCDが劣化してきているのだろう。光を取り込むということは即ち温度が上がるということで、レンズで焦点を結ぶ故になおさらCCDは熱くなる。使い過ぎると物理的に劣化する。FUJIお得意のハニカムセンサーだから900万画素の半分の450万ある画素センサーのいくつかが死んでいる状態なのだろう。いや、死んでいるというのは正確でないかも知れない。無反応なら黒くなるはずだからだ。シャッタースピードが早ければ出ていないようなので「すぐに飽和する」素子になっているということだろうか。「かも知れない」「だろう」「はず」のオンパレードで申し訳ないがそんな風に把握している。
FUJIのデジカメは最初の頃は長時間露光が苦手だった。S6900zは3秒も開けばたちまちカラフルなお星様キラキラになった(だからわざとレンズキャップをしてブランクを撮っておき、あとで引き算画像処理するという技を覚えた)。S602は劇的に改良された。この頃から「暗闇に強いFUJI」というイメージが出来始めたのではなかったか。今はISO32000だとかいう超高感度の領域に到達しているが、そこまで行っていないS9100はまだまだ高感度側が使い物にならない。むしろISO低めで長時間露光したほうがきれいに撮れる。そういう奇妙な使い方ばかりしてきたのがCCDに負担をかけたのかも知れない。
白点が出るといっても1ピクセル+αの程度だから、PCで見る分&印刷する分にはさほど問題にならない。そもそも埃だらけのディスプレイなのだから気づかない。以前のようなカラフルなものでないだけマシだろう。しかしいつ頃から出てたんだろう・・・と思って見直してみたら、昨年の春の湊川辺りではすでに出ていたようだ。そもそも07年2月に買ってからここまで1秒を越える長時間露光撮影をしてなかったので、はっきりしとしたことが言えないのだが。元々そういう素子なのかも知れない。
いずれにしてもよく頑張ってくれたデジカメ。もうしばらくは働いてもらわないと困る。
テレビCMではファブリーズを家具に吹き付けると臭いが取れるそうな。
布張りイスなので脱臭くらいでは効かないかも・・・。ベランダで無理矢理丸洗いしてやろうかと画策中です