nagajisの日不定記。
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「当たりが出たらもう一冊!」というネタを仕込もうと思ったが,一冊しかない@梅田紀伊国屋のに当たりを仕込むのもちょっとどうかと思い断念した.ヘタレである.というか一冊しか置いてないのに在庫◎ってどうゆうことやねん.
今日の役員会で興味深い資料をいただいた.親学会の年次大会で九州国際大学のの清水憲一先生が発表された講演の資料.平たく言えば『産業遺産』とは何かという定義,および『産業遺産』をどう評価するか,といったことのガイドラインを策定しようという話の中間報告.その話に至るまでの前フリが必要なのだがかなり遠回りになるので今回は割愛する.要するに,九州・山口の近代化産業遺産群を世界遺産にしようという動きのなかで『産業*遺産*』という言葉が「遺跡・遺構」という先入観を与えることが問題視され(現在稼働中の機械・施設を『遺産』と呼ぶのは如何なものか的な),また近年出されたICOMOS-TICCIH共同原則でも稼働中のモノも対象にすべしということが盛り込まれた(ハズ)ので,改めてそういうものも包含するような評価基準(および日本での新しい訳語)を考えるべきではないかということになった.それで現在親学会のほうでWGが結成されガイドラインの策定を頑張ってはる.
産業考古学会が『産業遺産』と呼んでいるものはとても広範囲に渡る.それを共通の評価尺度で計ることは難しい(製鉄・機械・紡績・農林・エネルギー等々で「何が( ・∀・)イイ!!のか」が変わるのは自明).しかし今後はそれが必要になるだろうと.その選定のために,文化庁の『文化財』の定義・評価基準や,他分野における『○☓遺産』のそれを洗い出している.
世の中には『世界遺産』をはじめいろいろな『遺産』が存在していて,それぞれどのような基準でもってそれを『遺産』と認定してるのか,個人的にもこんがらがっていた.覚書のつもりで引用しとく.あとで自分が見返す用のものである.機関・学会によって「価値評価」「選定基準」「評価基準」等バラバラなので,勝手に「ものさし」と書き換えておく.あと,講演集を見ながら手打ちしているので誤字脱字勝手書換がある.そして後々追記してく多分.
12・2追記:新タグうって一覧は12・2にうつした.
うちには今日届きました。遅延のメールはなんだったのでしょう。思いの外厚いですね。ゼロから作るの苦労は私も経験していますが,頑張りましたね。良く出来ました。◎花◎<br><br>今時の本は厚いページに広い余白にでかい文字というのが主流ですが,字が小さいこと。読書嫌いの私には辛いですが,ちらっと内容を見ると准学術書というべき充実した内容ですね。その分,余計に読みにくいかもwwが,<br><br>節操がない今の世の中にあって,彼(あんたのこっちゃでw)の文体は元々好きなのですが,一頃のORJの記事よりも読みやすい文体になっているようにも思う。<br><br>フルカラーページを挟むのとオール墨では経費は大分違うので,予算の都合上仕方ないのでしょうが,巻頭か真ん中に数ページのカラー写真を挟めたら良かったですね。<br><br>>へたれさんへ(これもあんたやでぇw)<br>きっと10冊平積みになっていたのが9冊売れたのでしょう♪そして倉庫には在庫があるということにしましょう。<br><br>最後に,道を愛する人は買って手元に置いておくことをお薦めします。コスパは極めて高いです。詳細は読んでから(きっと私には数ヶ月が必要)また勝手にさせて頂きますw<br><br>一般受けする本ではないので,売れ行きはわかりませんが,価値は十分に感じられます。次作を必ず出版して下さい。<br><br>コメントに支障があれば削除して下さいwww♪
あ,1日のイキにしてこちら消しときますね>ocozeさん