nagajisの日不定記。
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ごはんが炊けるまでの間の暇つぶし.三代目の海門橋.Wikipedaで手に入れた程度の浅知識によれば,昭和5年に完成し,昭和13年の洪水で流失したという.たった8年間しか機能しなかったわけで,そのわずかな間に作られた絵葉書だということになる.
意匠は結構面白い.ヴォールト+柱のRC開腹アーチで,側面の開腹部だけでなく橋軸直角方向の柱の間にもアーチを入れている.橋脚の辺りなどは丸い窓のようになっている.なんだか曲線の塊のような感じだ.ただその多用が即ち美になっているかというと,そうでもなさげ(だから「結構面白い」としか言えない).なぜだろう.アーチがヴォールトだからだろうか.リブにして,もっと透かして見えるようにしていたらどうだったろうか.
この意匠のせいであっさり壊れてしまったわけではないらしい.基礎杭の選定にミスがあって,洗掘でひっくり返ってしまったそうだ.
「絶対」なんてあり得ないからと書き直しを命じたというのは快哉だったんだが言葉遊びでしかない修正結果に鼻タレタ.
今度はカレーが冷めた….
不思議な形をした3ヒンジアーチ.『日本の近代土木遺産』を読んでこれでも3ヒンジ・アーチなのだなと知り,頭を悩ませた覚えがある.福島の秋元橋と同様,ガントリークレーンの梁を流用したんじゃないかとずっと思っているのだが,そういう興味を持っている人はいないらしい.だいいち箱ガーダーじゃないもんな.
この絵葉書は物凄く高かった印象がある.といっても高々500円もしなかったはずで(たぶん300えんだったと思う),その時買いたいものが既に何枚かあり,ついでに買うかやめるかでずいぶん悩んだせいだろう.買ったところで雑彩色だし,遠方だし.行ける可能性はあっても保証なんて蚤の爪垢ほどもないのだ.
カレーにリンゴを入れるときは煮立ったら一度火を止め5割方冷ましてから続きを作るとトロトロになる
カレーに豚バラ肉を入れるときは水から入れて弱火で煮るとトロ(ry
カレーに千切りキャベツを入れるととろ(ry
この看板を見て
マエカブの悲劇
ということを考えた.株式会社地球環境を勉強しています!と地球環境を勉強しています!株式会社とでは前者のほうが恥ずかしさが増すに違いない.電話を取りたがらない新入社員が続出し社内SNSに五月病スレが乱立するに違いない.
そういうことでないことは百も承知している.(株)△□商事もしくは△□商事(株)が看板を下ろして「△□商事」だけ取ったのだろうということは百も承知している.だがその時にもマエカブは悲劇を齎す.マエカブは容赦なく悲劇を齎す.もしマエカブであったなら,もっとアキが詰められて,私のような頓珍勘違いをするやつが一層増えるに違いないからだ.
ふと,マエカブって英語で何というのだろうと思った.やはりhead-tailなのだろうか.動物に見立てたポジショニングに対し,日本語は「前」「後」という抽象を用いるのは,何かを表しているのだろうか.「前」「後」なら縦書き横書きどちらでも対応可だ.どちらが頭でどちらか尻尾かわからない蚯蚓のようなものを想像したりする事故も防げていい.縦書きのもののheadを想像し,人間を連想してしまい,そういや尻尾ないやんけ,と一人でがっくり来ることもない.