nagajisの日不定記。
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大鯛木馬道、と沢山書いておいたら買ってくれそうな人興味を持ってくれた人がいっぱい引っ掛かるのだろうか。トップがORJなだけましか。(ていうか何であんなに沢山載るんだ。一日のだけでいいのに。月間とかは検索にかからないようにしてえ)
どこにもないからわざわざORJに書いているのになぁ。とはいえ先行性なんて、他の誰かが行って書くまでの間の価値しかない。そうしてそうなってほしいと願っている。誰かがもっと掘り下げて調べてくれることを望んでいる(もちろん自分もするけれど;それをORJでやってるつもりだけど)。ORJに載って終いじゃ物件が可哀想だ。
その可哀想に思う気持ちと400円で買ってくれる方への還元を秤にかけて黙っているnagajisは卑怯者である。ふはは。
明治の偉人の所業に触れる機会があった。彼らはよく「国のために働く」という言葉を残していて、そのように働いたと描かれることが多い。自分もそうだろうと思っている。欧米列強に追い付け追い越せのために立ち振る舞って成果を残した人々だと。そういう人を偉人だと誉めそやしたくも思う。
今はどうだろう。国のために働いている人はどれだけいるだろうか。確かにいるだろうけれども、見えてこない気がする。企業の利益(株主の利益)のために働いている人ばかりな気がする。いないわけじゃない。表に出てきてないだけ。元より見えにくいし、そういう人は自分からそうだと主張したりするはずもない。
結果的に国のために働いたのだという「たのだ」の部分に未消化なもやもやを感じる。誰だって支えようと思って働いたわけではないだろう。 産業戦士諸君はよく働いたと思うけれども、みながみな尊敬に値する生き方をしてきたわけでもあるまい。
国の行く末を考える人が不在な気がする。そういう人を求めない風潮もあるように感じる。ちょっと俯瞰でものごとを考えただけで「上から目線」と揶揄される。森の中で向こうを見通しどれぐらいの広さに広がっているかを知ることはできない。高いところから眺めて初めて森の全体像がわかる。そういうものの見方をする人がいてほしい。
と上から目線でものごとを考える必要性を感じるが、かくいう自分だって自分一人を何とか生かすので精一杯だ。身の回り半径数mにしか興味が行かず、影響も与えられない自分だ。そう自覚したうえで「結果はあとからついてくる」という言葉だけにすがって生きてていいのかい? と思う。
はて、この人はいったい何をしたいのだろう。
赤、黒、白。いまいちだな。一部を切り取った方がいい。
また寝損ねた・・・。ちゃんと抜いて寝たのにな。明かりつけっぱだったのがいかんのだろう。残り1日分を無理にでも消費しようと考えていたが、いろいろ無理そうだ。
以下、編集長ではないnagajis個人の考えなので鵜呑みにしないよう。編集部内で相談したこともないしそういう混線流石得られているわけでもない。どこかからつつかれたから書くわけでもない。書いて疲れるためだけに書いている。
ORJの価値はあまり考えないようにしている。ORJの、というより記事やネタの価値のことは。そりゃ未発見の珍しい物件を載せた方が喜ばれるに決まっているが、毎回毎回世紀の発見をお伝えできるわけでもないし、書いているほうもしんどい。歴史や背後関係をまとめるだけで一苦労するうえ、売れなければ知られない情報なわけで、苦労が無駄になる確率のほうが高い。だからといって中身をおろそかにするつもりもない。書いても読まれないことをわかっていながらどこまで追求することができるか。役に立たないものだと思われているものにどれだけの価値を見いだし付け足していくことができるか。そんな板挟みに勝手に挟まれて苦悶煩悶し、その結果出来上がったものを見て落胆することにこそ価値があると思っている。
創刊当初から言っているが、ORJは同人誌である。書きたい人間が好き勝手に書きたいことを書いている。そういうためのpdfである。知れば得をするかも知れないが知らなかったからといって人生に支障が出ることはない。かつて有料化するにあたって、ORJ買うくらいならその数百円をガソリン代に回すと宣っていた方があった。それも真理だろうと思う。その人にとっては。売れなくて泣きを見、飢えて死ぬるのは私だけでよい。
書いていろいろ追求する場としてのORJを維持するためにORJを売っている。お代を頂いて場を維持している。要するに遊べる砂場がほしいから、入場料をいただいて維持管理費に充てているようなものだーーーその小さな砂場のお山の大将に、なりたければなればいいーーー私は願い下げだがーーー。砂場の砂に価値があるから値踏みしているのでも、金が貯まった暁に砂場ぶっ壊してビルを建設するようなつもりもない。あくまで砂場である。そんな砂場で遊びたいという方がいる限り続けたい。
無理に呼び込むのはどうかと思う。 タダで遊べる遊具が他にも沢山あるのだし砂場を卒業した人もあるだろう。
どんな小さなことでも、積み重ねていけば何かがわかってくる。その上にものを乗せられる基礎になる。ピラミッドは裾が広大だから高いのであって、何も積まずに高いもの・輝くものを望んでも出来上がったりはしない。歩みは遅くても一つまたひとつと積んでいけば、そのうち自分の墓標とするくらいの大きさにはなるだろう。そうして墓ほど他人の役に立たないものはない。もういないから安心しろという証明にしかならぬ。