nagajisの日不定記。
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福知山線柵では見かけなかったルクセンブルクはサンブルモゼール社のレール。これも1924なのが興味深い。よほど強力な廉売攻勢をかけてきたのだろう>戦後の欧州軌条。
福井電鉄神明駅の軒庇を支えている。これを見に行ったわけではなく、たまたま近くを通ったので何気なく立ち寄ってみたらこれがあった。知らない土地で知っているものに出会うとほっとするーーーちうてもS&Mは初めて見たんだっけ、初見でもソレが何だかわかるくらいには知っているというモノーーー。道標とか石垣とか唐臼石とか、そのモノの素性を知っていて、心を寄せることができるようなものに出会えると、一人旅の心細さがいくぶんか和らげられる気がする。
そうして北陸本線旧線で福知山線廃線敷と同じことができることを発見してしまう業。沿線には75ポンドレールを使った柵があちこちにある。手を付けたら台風に巻き込まれて帰れなくなるうえに古レールマニアになってしまうと思い我慢しようとしたのだけれどもどだい無理な話であった。
2つ目の柵でGHHを見つけたので満足して諦める。GHHも福知山線には見られなかったメーカーだ。
そんなことを考えつつ先を急いでいたらこれを見つけてしまって命運が尽きた。 調べないでいられるわけがないじゃないか。(そもそも煉瓦と隧道が目当てで来たのであってロクに下調べもしてこなかった。敦賀市が公開している物件一覧pdfにはC製ロックシェードは載っているが1955製のコレは書かれていない。当然登録有形文化財にもなってない)。
意外というかやはりというか、雨風に晒されている外側のレールのほうが状態がよく、内部のは錆が回って判読しづらくなっている。八幡の1930年代の37kgレールがいくつか読めた程度。最表の向かって左の柱にはColoradoの1917年製。1916を打ち替えてある。Coloradoも(略。