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2020-01-01 [長年日記]

[ph.] 正月画像

画像の説明

150年前の大立者が長い長い雌伏の時を経て今日に至っている。再び陽の目を見ることになるといいのだが。そして私も彼に習わなければならぬ。与えられた 役割を全うすることのみが必要なことなのだと思う。

例の如くの初詣to原田神社を済ます。例の如くおみくじを引き、例の如く安産であった。安心せよとのこと。まことに有難いことである。

[奇妙なポテンシャル] 悪いインターフェイスの例

画像の説明泉南市新家の旧市街にて。駅へ向かおうとしている時にこんな場面に遭遇した。見通しの悪い細路地の先に橋が架かっていて、その手前に何やら路面標示が。
画像の説明路面標示はこうだ。左に曲がる矢印があり、その矢印の先にXと書かれている。

言葉で説明してしまうと「ああそういうことか」と理解されてしまうかも知れないと危惧を抱くのであるがとりあえず書いてみる。私は最初これを見て「橋を渡って左に曲がればXがあるのだな」と理解してしまった。それからじっくり考え直して、やっと正しい意味がわかったのだ。別にひねくれた読み方をしたつもりもないのだけれども、Xをダメの意味に取らずに目標地点か何かのように感じてしまったのだった。

間違えた理由はいくつか考えられる。「橋を渡って」と思ってしまったのは、矢印の胴の部分?が妙に長かったからだ。その長さの分だけ進み給えと読んだわけである。そうしてその矢印の先にXが置かれているので、進んだ結果のXを想起し、何かはよくわからない仮定的な目的物X、と読んでしまったようである。まさしくX字のごとく縦長く描かれているのもよくない。

「左に曲がってはいけない」ということを示すのであれば、矢印自体に✕印をつけるか、矢印の手前に×をつけるべきではなかったろうか。矢印が先にあるとその矢印に釣られて進んでしまう慌て者、あるいは目先のことしか考えない人を釣ることになりはしないか。少なくともそんな誤解の余地が残されている。その余地を立錐不可にするためにも、ちょうど英語文法のように否定から先に示したほうがよい気がする。

といったようなことは、モノを見て評する分には幾らでも評し得るのである。いわゆるイチャモンとしていくつでも見つけられ後出しジャンケンができる。仮にこの道路標示を企画設計するところから自分が関わっていたとして、でき上がる前から先述のようなことを考え、最適解を与えられる気はしない。


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