nagajisの日不定記。
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三室煉瓦跡で焼損煉瓦をいくつか割ってみた。詳細はまた後日述べる機会があるだろうが(といって述べないのはコンパスの排尿時の奇妙な儀式と同様である。これ「はてしない物語」のパロディだったりするんかなと最近気がついたnagajisである)、最も歪みの酷かったひとつなどはこんな断面をしていて大変意外だった。
ここまで黒くなるものだとは思ってもみなかったことだ。まるで鉄の塊か何かのよう。よほど還元焼成が進めばこうなるのだろうか。
考えてみればいぶし瓦はこんな色をしているな。瓦のような燻焼をすれば煉瓦もこういう色になるのかも知れぬ。それが黒煉瓦・鉄煉瓦というやつなのかも知れぬ。
三室煉瓦跡では未焼成の素地煉瓦と思われるものも見つけた。ほとんど灰色に近い黄土色で、これを焼けば赤くなり、さらに焼けば(還元焼成すれば)黒になるというのが面白く思われたことだった。
時系列を無視して昨年の山科。諸羽神社の前だったと思うが、頭の折れた脊柱が、って酷い誤字だなオイ、頭の折れた石柱が埋もれていた。
たった一文字「冨」という字だけが読めた。元はいったい何と書いてあったのだろう。「永冨私有地」とかいうあれだろうかと思ってみたりもしたが、ここは明らかに神社の敷地だし。気になるが明らかにしようがない、持て余すタイプの奇妙なポテンシャルである。