nagajisの日不定記。
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緊急事態宣言のためせっかくの休みが無駄になってしまった。自粛要請を金科玉条的に守ろうというつもりはないのだけれども、非常事態なのかどうかいまいちよくわからない(実感できていない)以上は非常事態らしく振る舞っておくに越したことはないし、そういう我慢ができるかどうか、自分自身を試してみたくもあったりする。結局日曜日に閑散とした大阪市街地を歩き回って目ぼしい収穫もなく帰ってきただけだった。
大阪梅田の人出はいつもの8割以下だったそうだ。結果的には2割以下の1人になったわけで、ちょっとだけすまんなと思う。
同じ頃関東では江ノ島や吉祥寺の商店街が大賑わいだったというニュース。大阪でも天神橋筋商店街は賑わっていたそうだ(そういやその端っこを通り過ぎたのだっけ。賑わっているというほどの人出ではなかった気がするけど、梅田よりは確かに多かった)。そういうところに出掛けた人は、自分一人くらいなら……うちの家族くらいしかおらんやろ……という認識で出掛けたものと思う。そうしてその場で「なんでこんなにおんねん」と思ったに違いない。自分一人くらいなら……が一千人いれば混雑である。そういう可能性を予め頭に入れて行動しなければならない。
封鎖された廃隧道とか立入禁止のエリアにある物件。自分だけなら……と思って入ってみて、すでに何人も訪れた跡があり、金網がこじ開けられていたりするのを見たことが何度もある。そういう状況が嫌で……(嫌だと思うくせに自分もその一人になっているという状況が嫌で)……無理はしないようにしている。そうして禁を犯した人に腹を立てたり見下げたりすることもしないようにしている。そういう一人になる可能性はいつでもあるのだし。
あるいは、マスコミのほうが外出自粛を意識しすぎているかも知れぬ。日常生活に必要な外出が偶々被っただけであるかも知れぬ。自分の眼で見て判断しない限り、いろんなことが信用できなくなっている昨今。10万円給付とかマスク配布とか。ショボいだの遅いだのとは聞くけれど、実物を見ない限りなあ。手続き整えるのだってそう簡単には行かないだろうし、都度情報開示する姿勢は重要なんではないか。人づての情報ではなく、自分の眼で見て、どう判断するかが求められている。今回のコロナ禍で唯一得た教訓めいたもの。