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旧道倶樂部録"

nagajis不定記。
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1942-06-17 特別攻撃隊 この日を編集

[陸幼日記]六月十七日 水曜日 曇時々雨

午後郊外演習あり即ち神園山登山をなす。往復四里なりき。山頂にて宮本武蔵・大津街道の話あり。半ば雨中の行軍なりしが復りは立田山よりよく帰ることを得たり。
修身は特別攻撃隊の話なりき。
予銃床のうるしぬりの為両手共うるしまけしたり。予の最も苦労するものなり。


1943-06-17 この日を編集

[陸幼日記]六月十七日 木 晴

七時二十分集合。編成ありて第三運動班の前列の我々の小隊は麻生田神社へ至る。八時半より開始し午前中三時間、午後二時間麦刈奉仕を行う。已むに已まれぬ気持にてなすなり。武士とは田舎にありて農を営むを初いう。即ち我等も幼より畑になれることこそ大切なりと思う。生れて初めて行いしも以外に易かりき。然し我には毎日悠々と大陸的に行うこと能わず。瞬間的を好むなり。要するに、今日は農の精神を体得したるなり。良好。


2008-06-17 ふみんむぎゅー この日を編集

[廃道本] ネタピックアップとテスト原稿

26号製作作業で何もできなかった分、何か強迫観念のようになってひしひしと襲ってきた。昨晩からぶっつづけであれこれ書いている。

できるだけ2社でかぶらないようネタ振り分けしつつ、あれこれ頭を巡らせて、ネタをピックアップ。にしても自分の知っている範囲は狭いよなあと思う。あとはどれだけ新規情報なり見せ方の工夫なりができるだろうか、という1点に尽きる。

以前もちょっと書いたように、自分の持ちネタは少なく、ほとんどが(というよりほぼ全部)が既出ネタとなってしまいそうだ。それではいくら何でも・・・と思い、新たな探索も計画中ではあるのだが。

[独言] 受付のばかー

emergencyを発するのはいいが、何のemergencyなのか報告しろっちゅうの・・・。

[独言]  

全速力で駆け抜けた。真っ白な廃になった俺。


2009-06-17 嗚呼。。。 この日を編集

[ORJ][独言] 東熊野街道関連

伯母峰以南に換線を発見。ついでに廃隧道を発見してしまつた(これは無関係かも知れないが・・・)。以南はほとんど素通りに近かったから、もう一度行ってじっくり調べたいが・・・。ともかくも、遠い。

今は時間よりも言葉がほしい。余さず書ける言葉がほしい。あれやこれやが全然片付かないまま時間ばかり過ぎていく。

[独言] 近くのSHOP99がなくなる

6/30で閉店になるらしい。以降は一駅隣まで行けと。それはいくらなんでも...。売れ残り80えんパンだとか惣菜だとかで生きてきた身に氏ねと仰るか。

やっと馴染みになったタバコ屋が閉まり、コインランドリーがなくなり、こんどはSHOP99がなくなり...。だんだん外濠が埋められてゆくnagajis。

[奇妙なポテンシャル] #105

※以下性的な内容を含みます。18歳未満閲覧禁止。

画像の説明

JR奈良線某駅にて。それそのものは大変つまらない。人に笑いを惹起させようと企てる時、この悪戯のような下ネタは最も手軽かつ全人類共通項であるだろうけれども、それを行使するのは「逃げ」でしかないことに、犯人は気づいていない。

こういうことをする手合いには「器物破損」云々を説いても無駄だろう。それよりも、こんな詰まらぬ下ネタしか思いつかない癖に笑いを取ろうとする愚挙に唾したい。下卑た笑いを取ることがそんなに嬉しいか。そこまでして人に受け(入れられ)たいか。あるいは駅を困らせたいか。それによって何の利益が得られるというのか。自身の生活の糧になるというのか。人類の半分にはついているのだ。それがどうした。祭ってうれしいか。問いたい。

むしろ「ち」を消して「ゃんゃん祭り」にしたほうが味わいがあるだろうが。馬鹿が。


2010-06-17 この日を編集

[奇妙なポテンシャル] #175

前号のアンケートの「ぷに」というコメントに対し,受付が「ぽね」と返事した件について考えている.受付が咄嗟にそう言ったものだからそのように書いた迄であるが,なぜ受付は「ぽね」と言ったのか.

たぶんこういうことだと思う.



ぴ な
ぷ に
ぺ ぬ
ぽ ね
  の

大羽弘道氏が大橋銅鐸の「クモ+カマキリ」を「カモ=賀茂」と読んだのと同じ手法である.『銅鐸の謎』を知っているとは,年がばれるぞ>受付

例によって意味はない.画像の説明

[独言] 科学は宗教

何となくそんなことを思う。頼りにできる何か、あるいは生活の中で指針となる何かを人は求めているのだと思う。その点では科学も宗教だと思う。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ イモラ [科学は森羅万象を理解するための思考方法の1形態に過ぎない。疑う事・考える事の面倒を避け妄信が始まった瞬間から、それは宗教になる。]

_ 家猫 [アララ! あまりにも懐かしすぎる画像 人智は測りがたしでやんすか?]


2011-06-17 この日を編集

そういえば返事来なかったな.どうなっているのだらう?>宇陀


2012-06-17 この日を編集

[独言] 天ノ川発電所関連整理

手元の公文書写しを整理、索道と軌道と索道台帳を付き合わせる。索道完成前に軌道に着手しているのを除けば、一応は辻褄が合う。それだってタイミング悪い時に認可されたので仕方なく、と読める。

索道工事申請→着工→土地収用→ごだごだ →土地収用成立→期限延長 ×2→そうこうしているうちに軌道申請認可→軌道着工→軌道竣工延期→索道竣工→合併→ 軌道竣工延期 ×3 →Fade out. そしてS13?に竣工する。

T11.5.11.の竣工届が見つかればすべて解決するのだが、どこに存在するのかわからない。少なくとも索道台帳では設計変更等無かったことになっている。

石田美喜蔵の特許はT4。しかしロー式を採用ということになっている>日本近代の架空索道。石田の特許ではロー式は1/4勾配が限度,特許によって1/2強の勾配までOKということになっている.ただあの付近は下手すると100%行くからな.直線距離でも500mを越える.

既知の情報を統合すれば、完成していなければならないのだ。未既知の情報が出てこない限りは。

火曜日は奈良図籠る。 旧認可3通、設計変更、S12九尾堰堤 ×2、M~Tの許認可台帳を当たれ。軌道の縦断図も。って相当量だな・・・。

安全索道80年史取り寄せ。

[索道] 索道事業関係の法令

S2.9.3. 索道事業認可に関する件 逓信省訓令第2号

同日附、索道事業規則 逓信省令第36号


2013-06-17 この日を編集

楽しいナァ!

ナイキスケートボードシューズのケースです。 使用される3つの靴はエアマックス90らしく、眼(ま)ばたき を一つした。 「しかし、英雄の器(うつわ)じゃありません。その証拠は、やはり今日の戦ですな。烏江(うこう)に追い つめられた時の楚の軍は、たった二十八騎です。雲霞(うんか)のような味方の大軍に対して、戦った所が、 仕方はありません。それに、烏江の亭長(ていちょう)は、わざわざ迎えに出て、江東(こうとう)へ舟で渡 そうと云ったそうですな。もし項羽(こうう)に英雄の器があれば、垢を含んでも、烏江を渡るです。そうし て捲土重来(けんどちょうらい)するです。面目(めんもく)なぞをかまっている場合じゃありません。。 あ なたはただ、これらの施設に子供をドロップにも縄目(なわめ 乾燥は摂氏50から80度で発生します光沢のある ダイヤル


2014-06-17 この日を編集

[煉瓦][] 明治44年頃の西の煉瓦

大日本窯業会雑誌No.227-228 明治44年8月-9月より引用.愛知県が主催した第十回関西府県連合共進会に出品された窯業品の審査報告の摘要.工業試験所技師・北村弥一郎の報告.

今回共進会に初めて第三十六類(瓦煉瓦敷瓦土管)が加わった.第4表第5表を一つにまとめている(第4・第5表で「煉瓦」だったり「煉化」だったりするものあり).

府県 出品者 品名 寸法(cm) 重量(g) 外観 吸水率(百分率) 耐圧力(1平方cmに於けるkg) 内部の組織
罅裂 崩壊
大阪 大阪窯業株式会社 機械製焼過一等煉瓦 6.2 10.7 22.3 2884.0 赤褐色にして形状正 4.10 406.1 505.0 緻密にして焼締まり稍光沢を生ぜり
林尚五郎 東京形上等煉瓦石 5.9 10.6 22.1 2770.0 赤褐色形状稍正 7.67 374.4 377.0 所々に小孔を散在するも概して緻密なり
丹治利右衛門 東京形一等焼過煉瓦 6.0 11.0 22.8 2906.0 褐色形状正 6.53 203.5 308.2 小孔の外稀に蚕豆大の孔穴を有し又米粒大の石粒を混有す
東京形上等煉瓦 6.0 11.0 22.8 2908.0 同上 8.68 171.5 247.8 所々に小穴を散在するも概して密なり
堺煉瓦株式会社 機械製東京形上等煉瓦 6.0 11.0 22.7 2783.0 赤褐色形状正しきも大なる石粒を含み其付近二亀裂あり 9.97 433.2 439.7 小豆大の石粒を混在するも概して密なり
手製東京形上等煉瓦石 5.9 11.0 22.7 2701.0 褐色同右 9.20 170.8 256.3 密着せざる為めの空隙を存す
手製東京形焼過煉瓦 6.1 10.8 22.9 2787.0 褐色形状不正大なる石粒を含み其附近に亀裂あり 8.27 139.1 188.1 黄色の斑紋を現出し豌豆大の石粒を含み且所々に空隙を存す
手製東京形横鼻黒煉瓦 6.0 10.7 22.7 2758.0 暗褐色中高にして表面滑らかならず大なる石粒を含み其付近亀裂す 5.26 212.9 262.5 内部は殆んど黒色となり稍光沢を発生し小豆大の孔穴を有し又隠元豆大の石粒を混せり
岸和田煉瓦株式会社 機械製東京形 5.9 11.0 22.4 2868.0 褐色形状正しきも稍大なる石粒を含み其附近亀裂す 7.63 488.9以上/
152.2
428.2 甲・斑点状に黄色土を交え小豆大の石粒を含み縦に線状の空隙を有する多し
乙・胡麻大の石粒を含み小孔を存するも密なる方なり
岸和田煉瓦株式会社 手製東京形煉瓦 5.8 10.9 22.4 2752.0 褐色形状反るか又は中高なり 8.18 262.0 427.1 胡麻大の石粒を含むも概して密なり
兵庫 有井作太郎 煉瓦 5.7 10.9 22.3 2498.0 褐色形状正石粒を含むも亀裂なし 13.35 287.3 306.0
笹倉則常 普通煉瓦 5.4 11.3 22.3 2487.0 褐色形状歪み中部幅広き所あり 10.90 216.2 331.6 概して密なるも胡麻大の小孔散在せり
中播煉瓦株式会社 普通煉瓦砂抜 5.9 11.0 22.5 2786.0 褐色形状稍正しと雖長及横手に亀裂あり 10.49 274.2 314.2 右に同し
三重 森忠一 煉瓦 4.8 10.4 21.2 1855.0 赤褐色蒐形状正 12.37 234.8 298.2 概して密なるも黄色土の斑紋を現せり
煉瓦 4.7 10.4 21.6 1009.0 12.39 161.6 221.5 黄色土の斑紋を現し又小孔散在せり
煉瓦 4.5 10.1 21.2 1802.0 11.00 365.8 365.8 黄色土の斑紋を現し稀れに豌豆大の石粒を混す
静岡 長坂峯吉郎 普通煉瓦石鼻黒 6.1 11.0 22.5 2964.0 暗褐色小口僅かに反れり 6.69 462.2 462.2 密なり
滋賀 中川長九郎 煉瓦(赤) 5.8 10.7 22.5 2487.0 褐色中高にして石粒を含み其付近亀裂あり 11.71 131.5 219.6 密なり
島根 太田定吉 並型煉瓦石 5.8 11.0 22.4 2625.0 褐色形反り上に捻れり 12.08 233.7 238.5 斑点状に黄色土を含有し微小なる小孔を有す
原虎太郎 並型煉瓦石 5.8 11.1 22.9 2485.0 褐色形方正 15.65 236.8 262.1 斑紋状に黄色土を含有し小豆大なる石粒を交え多少の孔穴あり
橋本平作 並煉瓦 5.9 11.2 23.4 2682.0 褐色形状正しと雖石粒を含み其付近亀裂あり 12.30 107.7 114.8 米粒大の石粒を混すること多量なり
広島 阿波井力也 練瓦 6.2 10.9 22.9 2668.0 褐色形状歪みみ表面凹凸し且つ大なる石粒現出し其付近亀裂あり 17.64 149.1 183.8 微小なる空隙を存する所あるも概して密なり
光保利三吉 練瓦 5.8 10.9 22.6 2739.0 褐色形方正 11.16 425.8 509.0以上 米粒大の石粒を含み小なる孔穴あるも概して密なり
和田亀太郎 練瓦 6.1 11.0 23.0 2703.0 褐色中部稍高し 15.87 139.3 176.2 右に同じ
西山静左衛門 煉瓦赤 6.1 10.9 22.8 2893.0 褐色形状正しと雖石粒を含み其付近に亀裂あり 11.28 370.5 436.2 米粒大の石粒を含み小なる孔穴を有するも概して密にして稍固く締れり
煉瓦妻黒 6.1 10.9 22.8 3014.0 暗褐色形状歪み膨出せる所あり 6.67 402.2 494.0以上 米粒大の石粒と孔穴を有するも固く締れり
松阪芳太郎 練瓦 6.1 10.7 22.8 2582.0 褐色形状稍正 15.73 283.2 308.0 米粒大の石粒を含み小なる孔穴あるを概して密なり
山口 中村林蔵 煉瓦 5.8 11.3 23.2 2839.0 褐色形状正 9.98 469.1以上 - 密なり
香川 森庄三郎 練瓦 5.9 10.7 22.1 2515.0 褐色形正しと雖石粒を含み其付近に亀裂あり 13.30 62.3 77.8 締り方悪しく所々に大なる空隙を存す
鈴木品吉 練瓦 5.8 10.7 22.2 2461.0 褐色形状正しと雖各所に罅裂を現出す 12.33 123.8 153.2 米粒大の石粒を含み密着せざる所の空隙を存在す
讃岐煉瓦株式会社 手製赤煉瓦 6.0 10.9 22.2 2705.0 褐色形状歪み且亀裂を生ぜるあり 7.87 225.1 354.2 斑理状に黄色土を含有し蚕豆大の空隙を存在す
機械製赤煉瓦 6.2 11.1 23.3 2996.0 赤褐色大なる石粒を含むが為め表面平滑らず且亀裂あり 9.61 甲 364.5/乙 467.6以上 466.3以上 甲乙共に密なり
前田儀平 普通練瓦 5.8 10.3 22.0 2306.0 黄色形状正しきも横及長手に罅裂線あり 13.99 205.8 214.3 豌豆大の石粒を含み又隠元豆大の孔穴を存在す
塩田芳太郎 5.7 10.3 22.1 2301.0 黄褐色稍正しきも石粒を含み其附近に亀裂あり 14.90 180.9 192.9 豌豆大の石粒を含み小なる孔穴を有す
宮本才治 煉瓦 5.6 10.8 22.1 2361.0 褐色形状歪み石粒を含み其附近に亀裂あり 12.14 225.8 235.5 米粒大の石粒を混在すること多く又空隙あり
愛媛 高木重三 東京形赤 6.2 11.1 22.9 2955.0 褐色中部稍高し 10.84 192.1 218.1 斑点状に黄色土を含有し米粒大の石穴を交えて所々に小なる孔穴存在す
東京横黒 6.1 11.0 23.0 2725.0 暗褐色表面歪み平滑ならず 10.38 112.9 179.5 米粒大の石粒を混在すること多く又蜂巣状に孔穴を存す
東京形鼻黒 6.1 10.8 22.9 2747.0 暗褐色表面平滑ならず 8.79 197.4 207.4 斑点状に黄色土を混有し米粒大の石粒を混在し又小孔を有す
煉瓦曲黒 6.0 10.8 22.8 2750.0 暗褐色形状正しきも石粒を含み其附近に亀裂あり 10.01 107.1 194.7 豌豆大の石粒を混在すること多く又孔多し
愛知 名古屋煉瓦合資会社 赤煉瓦石 6.0 10.8 22.3 2664.0 赤褐色中部高くして小なる亀裂発生す 11.84 121.4 180.3 米粒大の小孔を含むこと多し
早川昇策 機械抜赤煉瓦 5.7 11.2 23.3 2756.0 赤褐色形状正 10.57 258.8 326.0 密なり
二村市太郎 赤練瓦 4.8 10.4 21.6 1946.0 褐色形状正しきも小口に小亀裂あり 10.76 185.3 244.7 密なり
明治煉化株式会社 5.7 10.8 22.5 2512.0 褐色中部稍高し 11.34 206.1 264.5 胡麻大の石粒を含み小孔を散在す
中京煉瓦商 泉松兵衛 煉瓦(赤) 6.1 10.8 22.4 2681.0 赤褐色中部稍高し 9.56 261.1 276.2 小孔所々に存するも概して密なり
寺西小三郎 煉瓦 5.7 10.8 22.2 2642.0 暗褐色形状正 7.28 284.4 358.2 斑理状に黄色土を含有し米粒大の石粒を多少存するも概して密なり
平松良太郎 並煉瓦石焼過一等品 5.9 11.0 22.7 2726.0 黄褐色形状正しきも長手に亀裂せる所あり 10.00 133.7 294.1 密着せざる所の空隙を存す
並形煉瓦一等品(鉄道用) 5.4 10.6 22.2 2395.0 赤褐色形状正 10.39 257.5 291.2 米粒大の石粒を含み小孔多しと雖概して密なる方なり
大野介蔵 煉瓦石 5.8 10.7 22.6 2623.0 赤褐色形状正しきも所々に亀裂あり 10.84 116.2 127.7 密なり
村島寛一郎 並型煉瓦石 5.6 11.0 22.9 2583.0 褐色僅に反れり 9.66 293.2 293.2 斑理状に黄色土を含有し米粒大の石粒を混在し大空隙を生ぜる所あり
岡田松太郎 鉄道用煉瓦石 5.6 11.0 22.3 2426.0 黄褐色形状正 11.51 116.0 162.8 米粒大の石粒を含むも密なり
長田栄治郎 煉瓦 5.6 10.8 22.3 2383.0 赤褐色形状正しきも平たき面に小なる亀裂あり 13.41 145.5 185.9 斑理状に黄色土を含有し米粒大の石粒と小なる孔穴を有す
神谷徹 並型煉瓦石 5.5 10.5 22.0 2464.0 赤褐色形状正しきも石粒を含み其附近に亀裂あり 8.57 213.1 278.1 亀裂的空隙を存して密着せざる所あり
横黒煉瓦石 5.6 11.1 23.0 2615.0 暗褐色形状稍正しきも石粒を含み其付近に亀裂あり 11.07 133.5 151.4 斑点状に黄色土を含有し豌豆大の石粒を混在し多少の小孔あり
片山幾太郎 並型煉瓦石一等 5.6 10.7 22.1 2465.0 赤褐色形状正 7.77 289.0 337.1 米粒大の石粒を混在すること多く又密着せざる空隙を存す
愛知 奥谷多作 赤煉瓦石 5.6 11.1 23.0 2558.0 赤褐色形状正 11.59 198.4 218.7 斑理状に黄色土を含有し多少の石粒を混在するも概して密なり
尾崎重三郎 煉瓦 5.7 11.1 23.0 2628.0 10.92 198.4 198.4 斑点状に黄色土を含有し米粒大の石粒を混在するも概して密なり
長田徳太郎 煉瓦 5.7 10.9 22.7 2630.0 暗褐色反れり 10.32 140.9 171.2 米粒大の石粒を混在し多少の小孔あるも概して密なり
永江きく 煉瓦 5.7 11.0 23.0 2799.0 黄褐色中部稍高くして平たき所に罅裂あり 10.06 148.2 263.3 密なり
榊原庄三郎 煉瓦 5.6 11.1 22.9 2508.0 桃褐色形状正 13.67 92.1 114.5 斑点状に黄色土を含有し米粒大の石粒を混在し空隙を有すること多し
平坂煉瓦合資会社 鉄道用並形煉瓦焼過一等品 5.8 10.6 22.7 2583.0 褐色形状正しきも石粒を含み其付近に亀裂あり 8.41 178.3 206.8 斑理状に黄色土を含有し蚕豆大の石粒を混在し小孔を有す
鉄道用並形煉瓦石一等品 5.8 11.0 22.6 2540.0 褐色形状正 12.60 145.6 184.4 斑点状に黄色土を含有し米粒大の石粒を僅に混在し又小孔を有す

2016-06-17 この日を編集

[煉瓦刻印] 「改」収

定点観測していた空き地に工事が入って煉瓦溝が掘り繰り返されていた。あぶねえあぶねえ、あと1日遅かったら回収できないところだった。運がいいな>nagajis


2017-06-17 この日を編集

[独言] した

エクスパック対応は休み時間中にごにょごにょしたらできた。並べ替えは少し汚いやり方。ラベル出力の時は全データを多次元配列に突っ込んでキーで引っ張ってたからarray_multisortなのだが一覧表はデータテキストを頭から処理してってるのでそのままじゃ並べ替えられない。テキストを読み込んでラインのまま配列にぶっこんでsortフラグが立ってる時だけ並べ替えるようにした(そのラインをループに投げ込む)。このテキストはそこまで肥大化することはないから問題ないと思うがきったねえやりかただ。

並べ替えリンクはaタグにdocument.hogefuga.submit()つけて。その直前にhiddenのフラグを立てて。元に戻すりんくもつけたが▼と▲はアイコンとしては不適切だなあ。

そろそろ真面目にデータベース化を考えたほうがいいのかもしれん。時間がたつとどういうつもりでそう処理してるのかわからんくなる。readはいいけどwriteどうしたらいいんだろ。


2018-06-17 追悼:秋元橋 この日を編集

[独言] えー

画像の説明

あの秋元橋が撤去されてしまったそうな……(現地を訪れたKさん報)。世に二つとないユニークな存在、実物を目にする前に失せてしまったとは。いや自分の眼はいいのだ、在るか無いかが問題。

東電さーん、桁とレール、どこやっちゃったんスかー。

[独言] 姫路へゆく

情報の押し売りをしに姫路まで出かける。劫火に焼かれて灰になるといいよ>nagajis。

帰りに"FALL-DOWN"柵で厚みを再計測しちゃろうかとも思ったのだが宝塚線が信号トラブルで遅延中・振替輸送中とのことで諦めた。三宮をうろついて古書店巡りをしたりなどするが、これといった収穫は何もなし。えー。

CARNEGIEの阪鶴レールは継目穴の周辺がサンダーか何かで削られているものが多い。兵庫県立歴史博物館の展示にあったCARNEGIEレール(伊丹市立博物館蔵)もそうだったし、"HANKAKU-ONLY"柵に使われてあったやつもそうだ(当初はこの柵のレールで測り比べようと思っていたのだけれども、主柱はすべて継目穴のある末端が頭になるように使われてあって、かつウェブ回りが削られていることに、2、3個測ったところで気づいたのだった。慌てて"FALL-DOWN"へ行ったらそちらは無加工であったという次第)。CARNEGIGのほうが確かに0.4mm厚かったのだとしたら、そしてそれ以外の断面形状が同じであったなら、ウェブ回りを削ってやれば60-4用の添継板で繋げたのかも知れない。百年前のバッドノウハウの痕跡。

"HANKAKU-ONLY"のILLINOISのレールはどうだったっけ・・・あれも削ってあったら上記論は元の木阿弥だな。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ あきら@大阪 [あの橋無くなったんか・・・]


2019-06-17 この日を編集

[煉瓦] 煉瓦を割る・第3回

しつこく割っている。今回は岸和田煉瓦の機械成形。

画像の説明

画像の説明

長手の断面(A)。ほぼ中央部。予想通り小口長手に平行な筋が入っている。

画像の説明 長手1/4の断面(B)、小口の垂直断面(C)もほぼ同様。小口の水平断面(D)にも筋がないわけではないが、(A)~(C)ほど顕著ではない。粘性流体の流動を考えるとまさしくこんなかんじになるはず。

この場合、力がかかる方向は平→平の向きであり筋と平行の向きになる。だが、筋の方向すなわち力がかかる方向と考えると手成形煉瓦の端のほうに層が顕著なのと矛盾してしまう。そうでなくて流動の方向ベクトルに一致していると考えるべきと思う。粘土を叩きつけてムニューっと広がっていった時の粘土の流動方向。それをxy平面、yz平面、zx平面の成分でみてる。

これを手成形の筋の向きに還元するのである。

別の手成形岸和田煉瓦(「×」+「六」)は裏表打刻で、裏→表の方向に打ち込んである。これまでの結果を覆すものではない。

写真で見るのと実物見るのじゃ全然違うな。。。


2024-06-17 この日を編集

[独言] さっそく煮詰まる

さっそく書いているのだがさっそく煮詰まっている。ふだん文字数無視で書きたいだけ書いているせいでリミットつき原稿がうまく書けない。文字数を節約しようとすると端的ならざるを得ず、その理に从うと説明不足が怖くなってきてあれこれ詰め込みたくなって、結果グッツグツに煮込まれた糞文章になる。この状態に陥ってしまうと改善も復旧も見込めなくなる。同じ部分を果てしなく修正し続ける悪循環。糞が不可逆でどう頑張っても食物に戻らないのと同じことである。

理由薄弱。書くほどに「だろう」「と思われる」「の可能性がある」の羅列が気になって、しかしそれを断定形に変換できるほどの根拠もない。ない根拠をあると言い切れるほどの勇気もなし。うむ。それではいけない。

草津線が完成するまで運び出せないと考えていたけれども、峠越えで牛連ねて運んでいた実例もあるわけだし、少し進めば天下の東海道もある。決して無理ではなかったろう。塀に刻印が見られなかったのも見えた平が全てではないうえに暗渠では刻印を確認できなかったからな。

泡のような表面の剥離。ちがう。スパッタリングのような剥離。同じものを見た記憶がないが樽型に歪んだのは似たのがある。あと中京から回送したのであれば角が欠けているはずだがそれほどではないものが多い。海三場川再確認。

六反田の複線部の普通厚煉瓦はよく似てるんだ、小口面に罅が入っているところとか。西光寺の壁自体も隔年の製品が混じっているのか。

あんぎゃー。

何を書くにしても根本に近いところからぜんぶ書こうとするから苦労するのである。必要なことを見極めることが必要。

https://dl.ndl.go.jp/pid/1536591/1/23

こんな資料が。へえ。

そういや「やましろ」に投稿した時も導入に苦労した気がする。今回の導入も実は同じような流れになっている気がする。気がするばかりで確認はしない私である。だから苦労するのである。

端的に、近代化遺産・土木遺産の理念の普及→煉瓦造建造物への注目→だが煉瓦自体は理解されていない→なので煉瓦を調べた でいいのだが、本文で触れる範囲が広いのでその前振りをしようとするから苦労しているのだと思う。煉瓦刻印の使用者すら判然としていない。煉瓦の生産技術の伝搬や製品の流通に関することも(もすこしうまくまとまらんかな)。包括的な産業史が(当事者によって)纏められる前に産業自体が衰退してしまったため、(私のような外野人が)残された断片的な情報から過去を再構築しなければならず、自然不鮮明にならざるを得ない。「解像度を上げる」という言い回しはまだ微妙かな。同じ窯業製品である瓦やセメントの生産史が鮮明に明らかになっているのとは大違い。

わが国の煉瓦製造史は水野信太郎『日本煉瓦史の研究』などによって鮮明な輪郭が与えられたけれども、判然としているのは創始の頃と大企業だけで、埋め切れていないvacancyは多くある。関東と関西で煉瓦製造の技法が異なるのはなぜか。地方や業種で異なる寸法規格がデファクトとなり、それが煉瓦製造業の発展を妨げたこと。煉瓦の輸送。販売形態。考究しなければならないことは山積み。

煉瓦製造の歴史を正しく理解するためには単に煉瓦生産史のみを追求していてはわからない。最初期には鉄道建設に資したので鉄道発展の歴史と並歩したところがある。需要先の検討は当時の社会経済状態に直結する(好況期の工場建設ブーム、不況期の建設中止、銀座煉瓦街のような政府方針の右顧左眄?もいれていいかもな)。輸送を考えれば鉄道や道路といった交通網の発展経過と深い関連をもつし、さらに以前は海路輸送が鍵を握っていて、金ヶ崎丸が運行したり東洋組が猿島に煉瓦を送ったり旭商社が宮崎に納入したりしている。鉄道開業のはるか以前に。地方ごとの刻印の特色は地域文化的なものと関わる。Bを“ビー”と書くか“ビ”と書くかみたいな。そうそう畑の採土と耕地整理を兼ねるようなことも多くて煉瓦製造業と地の農業との連関もあった。農閑期の働き先でもあったしな。煉瓦につく傷は人間の作業効率だとか可動範囲だとか怠惰性だとかと関係しているはずで(作業効率と省力化の科学的な研究は煉瓦積職の分析から始まった)、あるいは美意識を写した鏡でもある。単に建設素材の製造史ではなく、社会環境の変遷のなかに煉瓦生産史を置き、他との連関を読み解いていくような視点が必要。ひとつのアメーバとして顕微鏡で覗くのではなくシャーレ上で捕食被捕食コロニーを見渡すような見方が必要なのではあるまいか。それはおそらく煉瓦製造業に限ったことではないだろうが。

そんなこんなで煉瓦製造業の歴史を(刻印同定を中心に)調べてきた。そこそこの量たまったので浅学菲才を顧みず←これは書かないがそう思っているのは確かなのでここに書き残しておく 提出するものである。ここになぜ滋賀県かっちゅうことをうまく入れ込む事。大津京都間鉄道、敦賀線、東海道線と比較的初期の鉄道建設が実施され、その煉瓦構造物がよく形を保って残されている利点。国内最大の幹線道である東海道も通過し人と文化の行き来も繁かったこと。最大産地の大阪から離れていて製品を運ぶことに困難があったという立地の特殊性。それを鉄道が打ち破ったのか否か。かつて県下に存在した著名な煉瓦工場を列挙し、その製品の特徴や使用先、用いられた刻印について概観。また他府県からの煉瓦流入とそれを判別するための刻印と。

うん、こんな。でも長すぎかな。「滋賀県下の煉瓦製造」史ならそんなに長くなくていい。滋賀県下の「煉瓦製造史」を述べたいのであれば多少長くならざるを得ぬ。


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