nagajisの日不定記。
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そろそろ春だし告知しちゃったし,ということで昨日電話をしてみた.ちゃんと覚えててくれてたのは嬉しいけど,現地はまだ雪が残っているそうな.谷が深いからいつまでも残るらしい.ゴールデンウィーク頃もちょっと微妙かも知れない.月末にもう一度電話をしてみることになった.
9号の次回予告にも書いたのだけど,石川県に「阿手隧道」と呼ばれる廃隧道があって,昨年の秋から情報を収集中.きっかけは「明治工業史」にある一文だ.…って今改めて資料見たら,また予告間違ってたよorz
この
ただし四百三十三間ってことは×1.8して779.40m.ウオッちずを見てもわかるように,そんなに長いトンネルじゃない.旧トンネルはこれよりも長かったんだろうか...てな話をヤマダさんにしたら,その北にもっと長いトンネルがあったことを見つけてくださったのだった.それが阿手隧道と呼ばれていた隧道だ.
昨年の秋にあちこち問い合わせをして,確かに存在したこと,阿手隧道と呼ばれていたこと,数年前には口が開いてたことを知った.もう雪が降る頃で(確か)それ以上の詳細はわからず,「また良い頃に電話をします」と伝えてそれっきりだったのだった.
鳥越三坂隧道というのは現在の国道360号にあって,すでに改修されてはいるけど確かに明治の頃に作られたもの.「道路トンネル大鑑」にも写真が載っている.
この隧道の興味深いところは、さっきも書いたけど「明治時代に作られた2番目に長い道路隧道」ということ.しかもそれが正しく知られていない点.「明治工業史」は昭和の初めに書かれたもので,いろんな所で参照される「原典」のひとつなのだけど,それですら間違っていたのだから.
ただし、愛媛県の別子銅山には1000m級、2000m級のトンネル(「通洞」)が明治の頃から作られている.このへんはマフ巻さんのサイトにあったはず.また鉄道用のトンネルは初期の頃から1000m越えのものは珍しくなかった.あくまで「明治期の」「道路用隧道として」「2番目に長かった」というところを押さえておかないと仰々しくなる.
尾小屋の側は入口がはっきりしている.反対側の阿手側はどうだろう? いまはスキー場があるらしいけど,こちらの話は伺っていない.もし探索するなら尾小屋から別の道を通って反対側に行かないといけないが,とんでもなく遠回りなのが難点だ(ちなみにこの道にあるトンネルも地味に明治隧道).
nagajisはこの探索を第2回のOFF会の場所にしたいと思っているのだけど,どうだろう? ちょっと遠いだろうか? 前回の反省を踏まえて、事前調査(隧道の歴史なり尾小屋のことなり)をするために1回、実際に中に入る会(笑)を1回と、2回に分けてやってはどうかと思っている。1回目は自分だけで、2回目は参加者を募るのもいい。たぶん事前調査はそんなに面白くない(笑
確認しました!!<br>話題の隧道とは別のモノか旧道かもしれませんが、地図の池の畔から、尾小屋と表記されているところを潜って鉱山記念館の間に昔のツーリングマップには存在してますネ。ツーリングマップ当時から現在も伝統を引き継ぐ、いいかげんな気の迷い(この辺りにコンなもんあったよな とか、この道はコッチまで続いていたらイイな みたいな)?w<br>現在のツーリングマップルには消えています。<br>戸谷隧道も近所なことですし、これは是非発見して第2回OFFを企画して下さい。期待してます。