nagajisの日不定記。
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皆様のおかげで理解が進んでおります・・・。多謝!
御礼にもならなさそうですが、この絵図の秘密、お教えします。
この岩切通のハイライト。実は・・・
こうなってます。右の岩切通しも同様。
岩をも通す信念もさることながら、実況を何とかして絵図に再現しようという気迫の伝わる絵図。失礼な話かも知らぬが、これを見て感服の余りに腹を抱えて笑ってしまった。人間笑うしかない状況ってあるものです。(ちなみに現地でも余りの物凄さに爆笑した)
リンク修正しました
最後のお願い。この絵図の題名は如何。恐らく代官所への提出用と思われるが確証はなし。また(可能なら)書かれた背景も知りたし。
ここまで極彩色に描き、現場を再現して見せなければならなかったのはなぜなのか? 山論などでは絵図の正確さ説明の手際よさが判断の決め手になったという話を聞いたことがあるが、まさか「こんなに頑張ったんだから何かクレ」って書いたわけでもあるまいし。概略資料 では、村の有力者や役人が市蔵の善行を喜び高山代官所へ表賞方を伺うとある(その結果、市蔵は銀5枚、息子の弥吉も銀2枚を褒美として頂戴している)。そのための書か。端書きを解読するか、この絵図の表題が読めれば、と思うのだが…。
いまのところ、こんな感じかと思ってます>表書き
(飛騨?)益田郡中洞村中ノ宿村地(内?)字地蔵尾■■■
(飛騨郡?)高山壱之町村百姓市蔵道造(直?普請?)■■絵図
左端はgreek to me・・・
左の岩切通の辺り(中洞村と中ノ宿村の境)が地蔵尾という地名。市蔵はもと商人であったが隠居して事に当たったということなので百姓でよさそう。出身は渚村だが当時は高山の壱之町村に住んでいたはず。
> こうなってます<br>紐が描かれている時点で、これは想像できました。<br>飛び出す絵本ですねw<br><br>> 代官所への提出用<br>作図されたのは完成後ですよね?<br>幕府から各藩に、領内の地図を提出するように命令が出たことがあります。<br>その控えか?<br>あるいは、これだけの道を作り、これだけの費用が掛かったから、<br>いくらか税を免除して欲しい、という陳情とか?<br><br>画像は拡大しません。
高山壱之町村の前は大野郡のようですね。<br>普請と絵図の間の一文字(と思います)が読めれば。。。
各■のような気もするが・・うーーん、ギブアップです。