nagajisの日不定記。
本日のアクセス数:0|昨日のアクセス数:0
ad
昨年の今日、足を怪我してドツボにはまったわけだけれども、それから1年経った現在、全く元通りになったというわけでない。多少ひねった程度では痛まないけれども長く歩くとまず右足が痛くなる。翌日は足首がガクガクになる。ついでに右膝も痛む。変な歩き方になっていて、それで膝にも影響が出ているらしい。注意一秒怪我一生やな、ほんと。
でもまあ。以前よりは格段に良くなって、日常生活には何ら支障がないし、自転車で旅に出ることもできるほどになった。梅地下を歩く速度も以前並みになった。もう少し爪先立ち的歩き方を心がけて足首の筋と筋肉を使えばも少し良くなると思う。
んでこの一年間を振り返ってみて、思った以上にいろんなことをしているなと思った。カレンダー作って杖突いて発送しに行った12月。廃道をゆく3書いたり三重県の道路行政をほじくり返したりKINIAS学会誌作ったりした春。安治トン資料を追究した5月。67月はこれといったことができんかったな。8910は久しぶりにあちこちへ行ったうえに原稿書きまくった。総じてそんなに悪くなかったような気がする。まだしなきゃいかんことがあるみたいだしな。
絵葉書集めだしたのも怪我以降か。古物市で一枚100えんのを中心に漁ってる。根気よく探しているといろいろ面白い発見があっていい。例えば函嶺洞門。外観がよくわかる一枚。
別のところで内部の絵葉書を見つけた。昔は2車線じゃなかったんだなとか砂利道だったとか(道はどこでもそうだったろうが)わかって面白い。あと、基本的に著作権を意識しないで使えるのが楽。
以前の続き。もう一方の遠景。
上で満足していたらこんなのもあった。南口?のアップ+彩色。この彩色は綺麗なほう。ついでに北口?の引きもあったが購入はやめておいた。そこまで縁があるわけじゃない。なお北口の20mほど手前から左山手へ越えていく道が写っていた。隧道以前の道だったか、近くの寺社仏閣?に向かうものか。
今朝は屁で目が覚めた。
尋常ならざる屁であった。30秒近くぶーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーと出続けたのだ。屁が。虚ろな頭で「時計見て何秒続くか確認しようか」と思ったものの、その時点ですでに十秒近く続いていて今更測定しても厳密な値が得られるわけでなし、近くに置いて寝た覚えもないのでやめにしたのだが、その時点からさらに続いて屁が出続けた。どんだけガスが溜まってるんだ、とか、麹菌による醸しと同様に寝てる=静置してると発酵が促進されて云々、とか思ってもやはり出続けた。止まったあと布団を剥ぐのが怖かったほどだ。
という感じで、記憶のうちでは切れ目なく止めどなく長々と屁をこいたように思っているのだが、実際はそうでなかったのかも知れない。この事象が目覚めの瞬間を跨いでいるからだ。最後は確実に目が覚めていて屁をこいていることを知覚していたのだが、始まりが睡眠中というか夢の中というか、そういうところから始まっている。人が睡眠中に感じる「時間の長さ」はとてもあいまいであると聞いたことがある。長い尋問と弾劾的裁判の末に斬首刑になる夢を見て、首を斬られた瞬間に目が覚め、と同時に外れて落ちてきたベッドの部品が首に当たった、という体験談by心理学者があるそうだ(確か宮城音弥「夢」)。首にものが当たった感触から逆算的に長い夢を再構成する、あたかも長い夢を見た末に首を切られたかのような錯覚に陥るようなことがある、ということらしい。ということは先述の屁も覚醒後の少々長い屁から超長屁を時間軸後ろ向きに延伸させただけなのかも知れない。そう考えたほうが辻褄が合う。恐る恐る嗅いだ布団はそれほど臭くもなかったからだ。
受け軸にガタが来ていたらしく突然ギュルギュル飯田市て困っていたノートPCのファンを交換したった。適当なファンが手に入れば…と思ってポンバシへ行ってみると同じメーカーの一つ新しいモデルでヒンジ割れ・液晶キーボードメモリHDDなしという超ジャンク¥480を発見。この値段でファンを買うのだと思えば安いものだ。んで入れ替えたったら、おお、こんなに静かだったのかと感心することしきり。ついでにバッテリーが生きていてちょっと得した気分。
懸案だった電源も購入した。いただいた直後に電源が死んでしまいお蔵入り状態になっていたものがあるのだ。¥680かと思っていたら¥880でちょっと悄気、帰って接続しようとすると4pinが一つ足りなくてさらに悄気たが、8pinオスを4pinメスに無理矢理差して完工。やはり速い@_@。余りに速いのでカシミール3Dでフルトレーシングして遊んでみたり。動画はやらないのでちょっと勿体無いスペックではある。これでも画像処理はfreq.約半分のMacのほうが速い不思議。PhotoshopとGIMPを比べたらあかんのやろうな。
以上、珍しく外れのなかったポンバシ徘徊の話おわり。帰りの電車であの屁はどう考えても長すぎたよなと納得し夢だったんだという結論に達した。古本屋で購入し鞄に入れたままになっていた『滋賀県誌』¥300を読んでいると、見知らぬおっちゃんに「なんや難しそうな本読んどるな〜どこぞのセンセイか〜」と話しかけられたりした。「いやいや大した本やおまへん、おっちゃんらが若いころとか子供の頃とかに見て知ってるようなことが書いとるだけですわあはは」と答えておいた。大阪は面白い街である。
滋賀県高等学校社会科教育委研究会地理部会編・地人書房刊・昭和49年初版発行。大津、湖西、湖東、湖北のそれぞれについて略史や風土、産業なんかが完結にまとめられていて、そうかと思うと地場産業の発達史が細かく書かれてたりもし、「滋賀県とはなんぞや」を把握したい向きにおすすめな一冊。特に地域の産業史に関しては戦後から昭和50年ころにかけての話が多いので、ちょうど自分が抜けている辺りが補えるのが有り難かった。厚さの割に結構網羅的に書かれてあるのもお買い得感を増長する。内容が覚えられるかどうかはさておき。