nagajisの日不定記。
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ちまちまと更新中。すでに過去号を無条件にダウンロードできるようになっているはず。告知はまだしていない。何か穴があるような気がしてならないのでもいちどチェックする。
購入・非購入の判定はユーザーテーブルを見て判断してもよいのだろうが、ダウンロードしたあとで更新が入った号を表示させるため、ログから読み取る方向で行く。どうせ何千万も何億もrowがあるわけじゃないんだ。
ダウンロード対象を記録していたつもりだったのに上手く行ってなかった…。阿呆也。らくは購入日で比較することになるため、漏れなく更新情報オープンになっている。このへんは我慢していただくしかない。更新情報欄から直接DLできたらいいんだろうけど…errata.datにファイル名を記録してねえ(汗。
数日前に創刊号~2010年頃の号のjavascriptを修正してupしたのだけれども、よく考えたら過去号に正しいff()を入れる必要はなかったのな。新しくリンクを付け加えるのではないのだから。例のフラグが立っていればそれでいいのだ。それよかついでに直したREARTYREのほうが重要な更新だろう。 新ゴが孤立点になって残っていたのに気づかなかったというやつ。ふだん作業で使っているAcrobatでは埋め込まれていないエラーが出てくれないので気づかなかった。
採るだけなら簡単なんだが、ムラなくきれいに採るのは難しい。やっぱりちゃんと絹タンポ作ってやらないといけないようだ。その後の処理もいまいちウマくない。きっちり裏打ちして平らにしないとスキャンも上手くいかない。そのうえ網掛けしたらかえってムラが目立ってしまった。よほどきれいに採らないと。
これくらいくっきり採れるような状態のいい刻印なら、まだいじり甲斐がある。小島煉瓦は裏しか採れなかったのでスカスカな梨地になってしまった。2値処理したらさらに汚くなるだろうし、きれいに取れたやつとの差が目立つに違いない。
ネタバレすると、こんなのを沢山作って煉瓦刻印Tシャツを作ろうと思っている。刻印と製造者との対応表を前面にプリント(背中だと自分が見れないからな)、うなじ?にワンポイント。刻印はイラレで作ったのを並べてもいいのだけれども拓本のほうが味があるんじゃなかろうか。そう思って採拓用の煉瓦を拾い回っている昨今であったりする。しかしいくつか課題が解決していない。製造者が確定してない刻印を使うかどうか、とか。実用性を考えると確定したもののだけで揃えたほうがいいだろうが数が限られてくる。この六稜星だって津守煉瓦のだと確定したわけじゃない。
刻印1個でもいいのかな。前面に大きく1個。荒いハーフトーンで。
『集成』から入ったので下野煉瓦の刻印=★と信じて疑っていなかったのだが、採取行を重ねるにつれてそれが疑わしくなってきた。少なからぬ数の★刻印煉瓦が府下に存在している。数個なら何かの荷物に紛れて持ち込まれた可能性もあるだろうが、それにしては数が多い。明治20年代初頭にはすでに多数の煉瓦製造者が操業していて、大阪窯業もホフマン窯で焼いていたらしいから、栃木の煉瓦が大阪の市場に入り込む隙なんてなかったんじゃなかろうか。だいいち鉄道だって通じ切っていなかった。
★刻印はシモレンのホフマン窯から見つかっていて、それでシモレン=★とされている。しかしよく考えてみると自社の窯に自社製造の煉瓦を使うことは稀なんじゃないか。特にシモレンの窯みたいに創業時に築いたやつなんかは。その煉瓦はどの窯で焼いた? 窯製造用に登り窯かダルマ窯でも築いてえっさえっさ焼いた? それよりもよそから煉瓦を買ってきたほうが早いじゃないか。事実シモレンのホフマン窯からはシモレン設立以前に地元にあった煉瓦製造会社・東輝煉瓦の「T」刻印が見つかっているそうだ。
要するに、大阪に★刻印を使っていた会社があって、その煉瓦がシモレンのホフマン窯に使われたんじゃないかという妄想をしている。その会社のアテもないではない。ただし現状では2、3の仮説に立脚する危うい論だ。シモレンとは無関係な大阪の会社がそれと知らずに★刻印を使ってたという可能性のほうが高いだろうし、栃木>大阪はなくて大阪>栃木はあり得る!と主張するのはずいぶん無茶な話だ。いくら大阪が煉瓦製造が盛んだったといってもな。
大阪にある★刻印は拓本を採ってあるから、これとシモレンの★刻印を突き合わせて比べてみたい。そうしたら同違がはっきりするはずだ。誰か手伝ってはくれないだろうか……。