nagajisの日不定記。
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他に吉名煉瓦と思われる○Y(たった一つだけ)、中播播州煉瓦合同のヲ、飽きるほど大量の大正煉瓦の大を見た。
先日掲げた「T」はやはり「T」でなく「山」かも知れない。山陽窯業のことをすっかり失念していた。そこそこ大きいと見られていた、と書かれているくらいだから刻印を持ってただろう。個人工場がワとかイとかを使ってたくらいなのだから。
Knシリーズにも大量遭遇した。やはり出処はこの辺りなのだろうか?
一番意外だったのは、岡町桜塚高校塀で見た松葉菱+イに遭遇したこと。これも伊藤窯業だったりするのだろうか? 一例のみだから現段階では断定できぬが、伊丹市大鹿>印南郡よりも印南郡>豊中市桜塚のほうがまだあり得るような気がする。しかし釉薬がけである。
耐火煉瓦も初見多し。「ITO」は伊藤窯業と思われ、「ニドガケ」は三石耐火煉瓦の鋳造用耐火煉瓦のグレード名としていまも使われている。無SKのMITSUISIもあった。異型の耐火煉瓦を多用した謎の壁ブロック崩しにも遭遇。
そうして大阪の煉瓦は……キシレンがたった一個。さすがは印南郡、別世界だぜ。
帰りに阪急夙川駅の車両故障ダイヤ乱れに引っかかった。電車のアナウンスは復旧したといい、駅のアナウンスは新開地ー三宮間電車なしというしでワメケワカ。結局新開地から阪急三宮まで歩くハメになった。花隈の山手を通って改つきの大阪窯業、小さなキシレンを発見。表通りからはすっかり復興したように見える神戸の街も、一歩裏通りに入ると更地にすらなっていない家跡があちこちにあることを知った。今からでも遅くはないのかも知れない。
そんなこんなで帰宅21時過ぎ。へとへとである。
ご要望があったので(小さいのしか見つからん刈田・・・)。播州はこういうの好きなんですかね?>齏藤さん
おぉ阿弥陀のモアイ。切窓峠の彼もぷりーず