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旧道倶樂部録"

nagajis不定記。
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1941-07-02 この日を編集

[陸幼日記]七月二日 水曜日 晴

校外訓育にて坪井川畔に植物採集に行き十八種の中九種とりたり。 〔nagajis:坪井川あってる?〕


1942-07-02 この日を編集

[陸幼日記]七月二日 木曜日 雨

今日亦朝から降ったり止んだりのいやな天気なりき。独乙語はちくおんきなりき。午後は工作。誕生日会なりき。


1943-07-02 この日を編集

[陸幼日記]七月二日 金 雨

今日は物理・幾何・独乙語なりき。幾何は難なる応用を二題とき、簡易なる教程の問題の題意を違えたり。之は一に早合点の証拠にして問題を充分読まざる故なり。前回も此の事あり。我は此の軽迫〔薄〕なるのみを怖る。梅雨の如く降ったり止んだりなるも夕方より晴る。体操考査なく自習なりき。随意運動には新集会所へ柔道場にある物品を運搬す(委員生徒なる故なり)図書室が前のに比し広し。又人口多きが特徴なり。一向に勉励中。良好。


2009-07-02 この日を編集

[奇妙なポテンシャル] #111

「カモメの水兵さん」が歌えない。

カモメの水兵さん 並んだ水兵さん

ここまではいい。次に出てくるべきものがわからない。白いナントカだったというのは出てくるのは覚えているのだが、とっさに出てくるのは何故かシャツだけだ。因って、

白いシャツ 白いシャツ 白いシャツ

と歌ってしまう。確かにそれは「並んだ」の描写としてあり得ないことはないだろうが、いくらなんでも、それはないだろう。このいただけなさは実際に口ずさんでいただくとよくわかる。テンションがおかしい。

じっくり考えて、思い出したつもりになり、もう一度歌ってみた。

白い帽子 白いシャツ 白い服

しかしこれも何だか違うような気がする。服を着ていたらシャツの色などわからないはずだ。

白い帽子 白いシャツ 白い靴

であるかも知れないとも思ったが、カモメの足は黄色だったような気がする。

結局、

白いシャツ 白いシャツ 白いシャツ

が最も無難だという結論に達せざるを得なかった。

大の大人がこれではいけないと思う。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ MK [白い帽子 白いシャツ 白い服 がデフォの様ですな。 これも「やぎさんゆうびん」化出来そうな予感…]

_ nagajis [なんかやってみましょう・・・]


2011-07-02 この日を編集

[橋梁] 新淀川新橋

解析に着手。

模型製作の請負請求書にある図はあれでAllであるらしい。なるほどそう来るか。4本あれば行けるのか。すると平野橋との関連を考えるべきだということになる。なるのではないか。ううむ。

ゲルバー桁部は発注をかけようとした痕跡があった。稟議中に鋼材支給制に突入してしまい取消されている。


2012-07-02 コンビニ決済でORJを買う with Vプリカ この日を編集

[ORJ][web] コンビニ決済で(ry

"コンビニ決済でORJを買えるようにしてほしい"という声は以前から何度も寄せられているのだけれども、決済手数料が高かったり月額利用料が馬鹿にならなかったりで、あまり旨くないものだから、ずっと見送ってきた。一度の取引きが数千円~数万円になるようなフツーのネットショップならまだしも、一部400えんとか200えんとかいうORJでは使い物にならないのだ。

という状況だったのだけど、昨年Vプリカというものができて、これを使えば擬似的にコンビニ決済ができそうな塩梅になった。VプリカはVISAが始めたプリペイド式のクレジットカードサービス。実カードは発行されないが、カード番号とセキュリティーコードが貰えるので、ネットでクレジットカード決済ができるようになる。仕組みとしてはデビットカードみたいなもん。

なにより便利なのが、本人確認の証明が必要なく、サイトでEメールアドレスとか名前とか住所とかを登録するだけで疑似クレジットカードが使えるようになるというところ。 プリペイドなので使い過ぎることもないだろう。 グレジットカードなんて持たないよ派とか、学生さんとかには便利なんじゃないだろうか。

んで、そのプリペイドの代金をコンビニで支払うことができる。だから、

Vプリカを購入→コンビニで代金支払い→ORJでpaypal経由で購入

という手順を踏めば(手数料を余計に払わないといけないが)誰でもすぐに買えるというわけだ。

実際にどんな感じなのか試してみた。

登録

まずはVプリカでユーザー登録をする。登録に必要なのは、メールアドレス、住所、氏名、電話番号、リマインダパスワードくらいだったかな。

画像の説明

ログインしたところ。カードの購入やカード番号の確認やら何やらはここですることになる。

購入

上の画面で「Vプリカの購入」を選ぶと購入画面に。

画像の説明

購入できるのは3000円、5000円、10000円、20000円、29000円の5種類。定額制かつORJを購入するだけの目的には中途半端な金額ばかりだが、我慢するしかない。とりあえず3000円のを選んでみた。

下のほうに支払い方法を選ぶ欄がある。ここでコンビニ決済を選択。ライフカードというクレジットカードで支払うと手数料が無料になるみたいだが、クレカあるんだったら直接ORJで買えばいいんだから、本末転倒だな。

あと、購入に際して200円の手数料が取られる。微妙な値段・・・。でもまあ普通のコンビニ決済でも手数料取られるんだから、似たようなものかも知れない。

画像の説明

「購入」を選択するとこんな画面になる。13桁の数字(スマートビット番号)が表示されるので、これをメモしてコンビニで支払って来いってさ。

ローソンやファミリーマートなら、この数字を控えて持っていくだけで支払いができる。他のコンビニでも、支払い用紙をプリントするか、他にいくつかメモをして持っていけば、レジで処理してくれるそうだ。私は近くのローソンを利用することにした。

支払い

ローソンではLoppiを使う。この手の機械で購入するのは初めてだったんだけど、イベントのチケットを買ったりするのと同じ流れなんだろうと思う。最初の画面で「番号をお持ちの方」を選んで、数字を入力して、「スマートビット支払い」を選んで。レシートが出てくるので、それをレジへ持っていく。ふーん。

確認

で、家に帰って再ログインしてみると、「購入済みカード」にカードが表示されてた。早っ。

画像の説明

クリックするとこんな画面になる。カード番号とセキュリティーコードの欄がマスクされてて、ここにポインタを合わせるとマスクが外れて数字が読めるという仕組み。あとはこの番号とセキュリティコードでお買い物をすればよい、と。

登録から10分もしないうちにREADYになるのは、今じゃ当たり前なことかも知れないけれど、知らないうちに世の中便利になってたのね~という感じだ。とはいえ、便利なぶん制約もいろいろある。

制約1:3ヶ月使わないと毎月125円引かれる

カード自体は1年間有効(利用するたびに延長される)けれども、3ヶ月間利用しなかったら維持手数料として毎月125円引かれるらしい。毎号欠かさず購入するとか、他のネットショッピングにも使うとかするんだったらいいのだけど、忘れてると悲しい目に遭うことになる。

制約2:残金の処理が面倒

例えば10円とか231円とか余ってしまった時、新しいカードを購入して、そのカードに残余を移すことはできるらしいんだけれども、それってずっと端数出たまんまじゃね? ずっとVプリカを使い続けないといけないってことだし(もちろん、一度購入したVプリカの払い戻しはできない)。

制約3:(ORJを買うと)Vプリカ購入に加えてpaypal手数料も支払わないといけない

これはウチの都合なんだけどな。Paypal利用のクレジット払いはPaypalの手数料を読者に負担してもらっている(例えば400円の号をPaypal経由で購入すると大体455円くらいになる)ので、ある意味手数料の二重取りになる。あんまり心地いいもんじゃないよね。お互いに。かといってVプリカの時だけ手数料を免除することもできないし(別フォームを作って処理することはできるだろうが、そこまでしてVプリカを優遇しなければならない恩も必要性もないからな。Don't you?)。

Paypalの手数料は一つの処理ごとに加算されるので、例えば購入したVプリカで一度に購読料を支払うような使い方をすれば、ちょっとはお得になる。シミュレーションしてみよう。

3000円のVプリカを購入し、毎号お試し購入で買うと

3000 ÷ 約455 ≒6.59・・・         6部購入可能、270円余り。古い 200円の 号が一部買えるな。

3000円を購読料にあてると、

2852円ぶんの購読料+手数料148円=3000円  7部購入可能、52円の余り。

うん、なんかお得な感じ。

5000円だと、毎号お試し購入で5000 ÷約455 ≒ 10.99・・・。10部買えて450円余る。購読料にあてると 220円の手数料が引かれて4780円に。11部購入でき、380円の余り。どちらもちょっと中途半端やね。

そもそも、すでにクレカで買われている方や、郵貯口座・振替口座・ネットバンクを利用してはる皆さんが乗り換えて得するような仕組みじゃない。クレカを持たない人には便利だが、今だってクレジットカード以外の入金方法を用意しているのだし、そっちのほうが手数料安いし(ゆうちょはまだ手数料無料だったよな?)。そういう支払いのために郵便局/銀行へ行く暇がないという方もいてはったけど、そこまで忙しかったらコンビニに行く暇すらないような気がする。

あ、Vプリカさえあればその場ですぐに読めるっていうのは利点かな。いちいち購読料反映を待たなくていい。nagajisが見落とすこともないだろうしね。

で、この買ったVプリカ、何に使おう・・・。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ あきら@大阪 [ORJ購読するのに使ったらええやん(ぁ]

_ nagajis [寄付でもしときますかね・・・あるいはpdfリーダー試し買いするとか,サーバー代に回すとかしてみます.]

_ ヨッキれん [詳しい解説ありがとうございました。ウチからもリンクさせていただきます~。買ったVプリカは売り上げから「経費」で処理して良いのでは? で、Vプリカの残高で鯖代なり、美味しいもので栄養を付けるなり…。]


2013-07-02 この日を編集

[煉瓦][煉瓦工場] 印南郡煉瓦工場Quest

画像の説明ワは和田煉瓦のワ♪

画像の説明イは伊藤窯業のイ♪

画像の説明これはモアイ。

他に吉名煉瓦と思われる○Y(たった一つだけ)、中播播州煉瓦合同のヲ、飽きるほど大量の大正煉瓦の大を見た。

先日掲げた「T」はやはり「T」でなく「山」かも知れない。山陽窯業のことをすっかり失念していた。そこそこ大きいと見られていた、と書かれているくらいだから刻印を持ってただろう。個人工場がワとかイとかを使ってたくらいなのだから。

Knシリーズにも大量遭遇した。やはり出処はこの辺りなのだろうか?

一番意外だったのは、岡町桜塚高校塀で見た松葉菱+イに遭遇したこと。これも伊藤窯業だったりするのだろうか? 一例のみだから現段階では断定できぬが、伊丹市大鹿>印南郡よりも印南郡>豊中市桜塚のほうがまだあり得るような気がする。しかし釉薬がけである。

耐火煉瓦も初見多し。「ITO」は伊藤窯業と思われ、「ニドガケ」は三石耐火煉瓦の鋳造用耐火煉瓦のグレード名としていまも使われている。無SKのMITSUISIもあった。異型の耐火煉瓦を多用した謎の壁ブロック崩しにも遭遇。

そうして大阪の煉瓦は……キシレンがたった一個。さすがは印南郡、別世界だぜ。

帰りに阪急夙川駅の車両故障ダイヤ乱れに引っかかった。電車のアナウンスは復旧したといい、駅のアナウンスは新開地ー三宮間電車なしというしでワメケワカ。結局新開地から阪急三宮まで歩くハメになった。花隈の山手を通って改つきの大阪窯業、小さなキシレンを発見。表通りからはすっかり復興したように見える神戸の街も、一歩裏通りに入ると更地にすらなっていない家跡があちこちにあることを知った。今からでも遅くはないのかも知れない。

そんなこんなで帰宅21時過ぎ。へとへとである。

[独言] 切窓峠の彼

画像の説明ご要望があったので(小さいのしか見つからん刈田・・・)。播州はこういうの好きなんですかね?>齏藤さん

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ 齏藤 [おぉ阿弥陀のモアイ。切窓峠の彼もぷりーず]


2014-07-02 この日を編集

[煉瓦] 愛知・三重

大日本商工録 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/956898/406

http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/956898/406

帝国商工信用録

http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/924260/418

大日本商工録. 昭和7年版

http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1136915/598

[煉瓦刻印] 琵琶湖疏水工事事務所「蹴23」

画像の説明

げっちゅ。遊歩道の脇の崖に数センチ露出していたのを発掘した。我ながらゴッドハンドだと思う。

琵琶湖疏水工事事務所「蹴23」煉瓦刻印疏水事務所の瓦工場の刻印は2種類あることが知られている。ひとつはねじりまんぽの笠石に露出している□いタイプ。蹴上の「蹴」に英数字を添えたものだ。もう一つは「煉瓦刻印集成」に紹介されている◯+第壱or第壱 。これらはたぶん第一工場・第二工場の区別を示したもので、「日本煉瓦史の研究」にある件の壁から採取されたものと思う(写真の場所は特定できたけれども壁は跡形もなくなっていた。マンションが建ったためか、あるいは御陵駅の建設かで取り壊されたようだ)。

今回発掘したやつはそれらと若干異なっている。形式は□と同じだ枠が小判形で、大きさもdekai。小写真のねじりまんぽの刻印と比べてもらえれば違いが分かると思う(いま気づいたがこれも23だ!)

刻印が妙に凸凹なので拓が取りにくいが・・・それは技を駆使すれば済むだけの話だ。

[煉瓦刻印] 琵琶湖疏水工事事務所「ソ四四」

難関の一個を採取した上、さらにこんなのまで発見してしまった。

琵琶湖疏水工事事務所「ソ四四」煉瓦刻印

琵琶湖疏水工事事務所「ソ四四」煉瓦刻印

安朱川橋のいっちばん見難いところにひっそり使われていた刻印。「ソ四四」とある。この並びに「ソ一六」もある。ついでにいうとあまりおおっぴらにはできない場所に使われている煉瓦にも「ソ一二」の刻印がある。いずれも第一疏水時代に築かれた構造物である。「ソ」は疏水事務所のことでFAだろう。

謎なのは、同じ並びに「カ二」っていうのもあったことだ。。。蟹って何だ(汗 と思ったがカナと漢数字の組み合わせらしい。書体が「ソ+漢数字」系とちょっと違い、他社の刻印である可能性がなきにしもあらずだ。

画像の説明しかもそのあと別の場所で「ソ二九」の断片を採取した。この写真じゃとてもわかりづらいが長手に押されている。写真左右の幅が小口の厚さで、実測で約80mm(2尺5、6分)だ。おおっぴらには言えない「ソ一二」の煉瓦と同じサイズおよび押印形態だし、写真右面に手整形煉瓦の裏面の筋がついているので、これが長手だと断言できる。

この断片は[禁則事項です]を作る時に現場で打ち欠かれたものらしい。採取場所には似たような屑煉瓦が散乱していた。いくら煉瓦積みだといっても、必ずしも煉瓦の整数倍になるとは限らないから、現場ではつって微調整していた模様。新和歌第一隧道のポータルの上なんかもそんな感じの欠けた煉瓦が使われていた。

[KINIAS] 見学会

何も煉瓦拾いに行ったわけじゃない。KINIAS見学会で浄水場見学があったのだ。お約束のとおり写真公開不可だったし、あんま歓迎されてなかったみたいなので、詳しくは書かない。じっくり見たい方はやはり5月の一般公開の時に参加したほうが精神衛生上宜しいようだ。

敷地内で江州煉瓦の機械整形煉瓦がよく見られたのは興味深かった。さすがは日ノ岡、煉瓦も滋賀から流入してる。あと高部配水池と[禁則事項です]の壁の煉瓦はすごくきれいな機械整形煉瓦。時期的にみて大阪窯業の上等品だろうと思う。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

Before...

_ nagajis [煉瓦を出荷する時は4個一組を荒縄で縛って運んだんだそうです。 それを両手に1つずつ。 実際に作業に従事されていた方からそう伺いました。 煉瓦一個が約2.5kgなので、一提約10kg。運ぶ距離は短..]

_ tyaffic [昔の人はタフですよね…。てか自分の腕がヘタレなだけですが(苦笑) で、とても馬鹿な事をお尋ねしますが、煉瓦には必ず刻印があるものなんですかね? 自分が拾って来たのは明治の中央線旧線隧道の煉瓦な..]

_ nagajis [私もヘタレですよ・・・ザックで4個半背負って帰ったのが最高記録です。 煉瓦の刻印は必ずあるとは限りません。一般的に、煉瓦に刻印を押していたのは大正から昭和の初め頃までと言われてますし、会社によっ..]


2018-07-02 この日を編集

[独言] すこしずれたもの

ふだん何気なく見ているもの・聞いているものが奇妙な変形をしたときに「おもしろさ」を感じる。済ましたお嬢さんが屁をこくとか威厳高々のおっさんのヅラは取れたとかいうときの意外性。「ふとんがふっとんだ」という、聞き慣れたことばの組み合わせの意外性。「ふとん」も「ふっとぶ」もそれ単体では面白くもないが二つ組み合わさった時に生じる第三の意味に意外性を感じ、笑うことができる。これ即ち、常識からわずかにズレたところに着眼することから生じる面白さである。

「面白い」という感情を煎じて煮詰めていけば「快」の刺激であるだろう。腹が立つムカムカすることを面白いとは思わない。そうして人間は原理的に「快」の感情を好む。「快」を感じること、「面白い」を追求した結果が、言語であり恊働であり技術であり現代社会であるんじゃないか。

その間の変化が決して一足飛びでないのは、「ちょっとずれた興味」を「面白いもの」として追求し続けた結果ではないか。δfの積み重ねによるものではないか。核融合炉が完成していない時点でそれ以上のエネルギー源を発現することはできないだろうし(想像することはできるにしても)携帯電話に金を払っているうちはテレパシーなど発達すまい。時おり突拍子もない発明があったりするとはいえ、やはり身近な何かから発生した「隣接する何か」であるだろう。前の例もあまり相応しくない。セロテープの代わりにウドバヘリンとか豆を挽かなくても飲めるホヌールとかいうようなものは出て来ない。そんな感じ。

「ちょっとしたずれ」に「快」を感じるのは神経回路網の開閉とそれによって生じる微弱電流と関係有るのかも知れない。「ちょっとずれたもの」のほうが脳の中でもなんとなく近いところにありそうで、そういうのだから繋がりやすく(開路を形成しやすく)、そうして繋がった回路にシグナルが周ることで「快」を感じるようにできているのかも知れない。思いもよらぬものが繋がった時のおかしさは脳内遠方の記憶領域同士が繋がった特殊な状態ゆえに[面白い」が深かったりゲラゲラ笑ったりするのかもしれない。ただそんな遠方との連絡は万人に同様に起こるわけではないだろうから「新しいものは理解されるのに時間が掛かる」とか「新しいものは醜いので理解されない」とかいったピカソの言葉のごとくな状況を生み出す。岡本太郎の絵だってリアルタイムで見ていた者にはわかりづらいところがあった。勢いがあるというばかりで「良さ」を感じなかった(子供だったのもあるだろうし)。けれどもいまそれを見てみた時には大きな「快」を感じてこういうのを芸術というのだろうなあと思う。しかしそれも岡本太郎の作品を自身の歴史の中に取り込んで捉えているから「すこしずれたもの」に見えるだけなのかも知れない。要は「見慣れたもの」との対比で捉えられるようになったからであるかも知れない(そうしてどんな「見慣れたもの」とも合致しない美がある故にuniqueなもものと理解されるようになったわけであるかも知れない)。そうして今度はそれを原点としてδfを求めるようになり、自分はまあ無理だとしても、そこからまた別の異なる新しいものを生み出す人が現れていくことだろう。そんなことの積み重ね。バロック音楽からいきなりヘヴィーメタルは生まれない。

「お約束」を少し傾けてみること。角を削ってそこに草を生やしてみること。「お約束」の周りだけでやっていれば多分ずっと世間に近くでいられる。削った角から生やした草の先に花を咲かせてその蜜を集めて蜂蜜を作ったりし始めると世間と乖離し始める。「お約束」に依存せずとも「快」を究めることはできるはずで、そうして周縁部へ周縁部へと向かっていき続ければnagajisになるわけだ。自分の「快」のみ追求していけば彼岸の彼方にだって宇宙にだって行ける。それを良しとしない人だけが人の域に留まって世の発展に尽くすことができるのだろう。他に誰も興味を抱かないでっかいΔfを踏んでいる私はただそれだけの存在である。

てな感じのことを昨晩寝ながら考えていたのだけれども、はて、本当にこんな感じだったかしらん。もっと根本原理っぽいことを気づいた気がするんだがな。それに自他不二の事事無礙法界が絡んできたごちぁる。異にして同、の中におけるnagajisの立ち位置と考えた時に、結局のところ同の方向へ進んだところで同は同であってなんもない。異の方向にδfを尖らせたほうが同の総体としてδf増える。そうしてどんなにがんばってもδfにしかならない。それで構わない。そういうもの。

世の中の他人を全くの他人と見れば生きづらい。それを自分のある面を反映する鏡だと見れば、結構冷静になれる。いきがっているヤンキーの兄ちゃんも、自分が抱く自尊心を拡大解釈濃縮還元したものと見ればなるほどなと思われる。子供っぽい言動で困らせる人、同じ話題を繰り返して飽きない人、常に怒りをぶちまけている人。自分が抱く同じ感情の延長線上のものと考えると別段苦にならないというかスルーできるというか。その延長を試みることが即ち事事無礙なりし法界なんではないかしらん。同情、ともちょっと違うな、そう理解すること。δfを測ること。無縁のものと突き放すから快くないわけだ。

[独言] 足が張っている

土曜日に歩き回ったのが日曜日を透過して今日まで続いている感じ。そんなに足を使ったかなあと首をかしげるような行程だったしむしろ運動量としては先週いっぱいの復旧活動のほうが体を使っていると思うのだけれども。まるで筋肉痛が翌々日に発生したような状況ではある。しかし傷みは筋肉痛らしくない。単にパンパンに張っているだけのよう。今まであまり感じたことのない類の疲労感。

荷もそんなに重くなかったし(後半は煉瓦1個積んでいたが)。等比級数的に廊下が進んでいるのだろうか。動く歩道的な。えっさほいさ駆け続けないと土間まで押し流されそうだ。

あ、あれ塗って毟っとかないと…そのために風呂入ったのにもう足が乾いてしまった。


2019-07-02 この日を編集

[独言] すっきり

こないだからいらっているノーパソがやっと落ち着いてきた。最新のWindowsUpdateが当たってくれないせいで四六時中ディスクを読みに行こうとする状態だったのを、chkdskとかDSIMとかあれこれ走らせてようやくアップデート完了し、その後はずいぶん素直に動いてくれている。ま、素直になったからといって、このノートで作業することはほとんどないだろうけど。直すだけ直して満足というパターン。

元凶はiフィルターだと思うんだ……。セーフモードで起動して虐殺したのがいかんかったんだと思う。しかし管理パスワードが不明な以上それ以外に何もしようがないんである。


2022-07-02 この日を編集

[納得がいかない]節電で死ぬのもよいかもしれない

コロナ禍の辺りから世の中がおかしくなっている気がしてならない。政府が節電を求める→節電に協力するのはいいことだが、この猛暑の中で節電してエアコンを停めて死にかけたとか「エアコン節電するなんて馬鹿か」という愚な声があがったりとかしている。政府はちゃんとエアコン使用でみを守るのを大前提として節電を呼びかけている。人の話をちゃんと聞いているのか聞いていないのかさっぱりわからない。

言われた通りのことしかできない、自分の判断で行動できない人が増えたように思われる。というよりもそういう人ばかりの世の中であったことがコロナ禍によって滑稽なまでに浮き彫りにされたのかも知れない。習え右は日本人の得意技だから。他人がやっているから自分も、で生きてきた人間ばかりの日本である。

感染症の専門家が屋外でのマスクは不要と判断してそう教えてくれている。それに納得したので最近はほとんどマスクをつけていない。コンビニの店内とか電車に乗る時とか。だって暑いじゃん、暑いを通り越して汗で湿ったマスクじゃ息ができないしマスクの意味もない。ただでさえ呼気を通しにくいマスクがよりいっそう気密になって鼻の脇とか顎の下から吹き出すんじゃマスクをしている意味がないではないか。結局のところ「他人がしているから」とか「してないと白い目で見られるから」でしているだけで、感染しないためにつけている人間は皆無なんじゃないだろうか。

でも最近感染者増加傾向じゃん、第七波来てるじゃんという人もいそうである。それが心配でマスクをつけるというその人の判断はよい。尊重しよう。それをあるはずもない「常識」とやらとみなして他人に強制するのはよせ。と思う。別にマスクしてなくて非難されたことは(今のところ)ないんだけどな。あっちこっちで聞く話を思い出すたびに暗澹たる気持ちになる。

自分の権利を守るために声を大にしていうのは構わないが、その主張が受け入れられたと勘違いしてエスカレートさせがちなところがある。あいや、違うな、エスカレートしていると感じることからして少しずれているのかも知れない。意見をディベートして着地点を見出す努力をしないまま、ただ自分の思い通りになればそれでいいとして声高に主張しているようなわけで。マスクをつけたいという意見は尊重する。だからこっちの外したい主張も吟味してほしい。そういうのでないと双方すり減るばかりだ。

話の流れでマスクの話ばかりになったが、日常で起こったささいな軋轢を自分の意見のみに拠って針小棒大に避難したり嫌味を言ったりしがちな日本人的思考日本人的指向が嫌いなだけで、他の何だって構いはしない。自分の事しか考えない……そう言われて耳が痛くならない人間はどこかおかしい。全部とは言わない、どこかがおかしい。

いつだって、自分がその立場だったらどう考えるだろう、と思うことのできるような心の余裕を持っていたいものだ。心の余裕なんていうと切羽詰まった人々から何か言われそうではあるけれど、そういう反論を恐れていては自分の主張を主張できない。「はいはい左様ですか」と交わして誤魔化すのは簡単。無視して我不関も楽ではある。


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