nagajisの日不定記。
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川辺なので風が止まないことが判明。ペットボトルで風よけを作るとかなんとかしないと無理。あとまだ紅葉してない。駅近くは見頃だったのに。なんでだろう。温泉のせいで水が温いのか。日が差さないから寒暖差が生じないのか。
18時を回ったころにすべてを終えてトップページも確認したところで503祭が始まった。そんなに慌てなくても廃隧道pdfは逃げやしないのに、といつも思う。転送量の約8割はアレだからなおさら勿体無いのだが痛くも痒くもないので放置している。そんな暇があったら落ちてるゴミを拾うか頭の上の蝿を追えばよいのにね。
隠し持っていた文庫本をごにょごにょして読み始めた。一時期こればかり繰り返し読んでいたことがあったから懐かしくてたまらない。ビッチバードのコンパス。 異常色欲の糊。ただ数を数えるだけの存在であるナンバリング。ナルシストな赤インク。大なり小なり自分の性癖と通じるところがあって、それを拡大して見せつけられているような感覚に囚われ、しかしそれをニヤニヤしながら読んでしまった自分をふと思い出して、おどりゃ今自分を嘲笑っただろと思う。読むことで自己を客観視し、要らない部分をそぎ落とし、切り捨てることができる。これほど身になった本は他にない。
第二章の鼬史にさしかかるとがくんとスピードが落ちる。やはり自分は生き物よりもモノのほうに感情移入しやすい質のようだ。
初めて読んだ文庫本は引っ越しの時に後輩が引き取ってくれた。その後古本屋で投げ売りされていた単行本を入手したよなあ。これで三冊目だ。アホだ。
と書いて思い出した。単行本はまだ手元にあったのだった。箱付き傷み汚れありだが初版第一刷な単行本が。ダボが。